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生きることについて、少し考えを深めた今朝のこと

2023年6月1日 晴れ

久しぶりの晴れ間。気分は上がる。長女も気分がいいからか、「パパー、先生ねー、ハリネズミと、ヒョウモントカゲ飼ってるんだよー」と、食パンを頬張りながら教えてくれた。

「ヒョウモントカゲ?先生は、生き物が好きなんだね。◯◯(長女)も何か飼ってみたいと思うんだっけ?」と聞くと、少し悩んでから、「死んだ姿を見るのが不安だから、いい」とある。

ふーん。

確か以前に、実家で飼っていた猫の死姿を見たときの話を、子どもたちにしたことがあったと思う。2匹飼っていたうち、1匹が絶命しているのを発見したのは大学生の頃の私で、死んでいると一瞬でわかるその死姿は、今も脳裏に焼き付いている。

「前に、パパが飼っていた猫が死んだときの話をしたから?」と聞くと、「違う。◯◯(長女)もいつか死ぬけど、その不安が心のなかに広がりそうだから」と言った。

深いなぁ…と、長女の言葉を噛み締めていると、次女が「死んでもいいことあるよ!保育園行かなくてもいいから!」って、笑った。「そんなに保育園が嫌かね?」と、笑って返したけど、死を軽んじるのは違うだろう。

「前もこんな話したけど、生き物は必ず死ぬけど、でもいつ死ぬかは誰にもわからなくて、もしかしたら、明日死ぬかもしれない。で、死んだらどうなるかも誰にもわからない。死んだ人は言葉を話して教えてくれないからね。となるとさ、わからないことを不安に思って生きるより、生きている今を楽しんだ方がいいよね?」と、何かわかったようなフリをして伝えてみる。

すると長女が、「毎日楽しんでるよ。月曜は、◯◯ちゃんと遊ぶでしょ。火曜は、◯◯ちゃん。水曜は、◯◯ちゃんで、木曜は◯◯ちゃん。金曜は、◯◯ちゃんと遊んで、土曜はプール。で、日曜は家でマイクラ〜」と言った。

続けて、「パパは?」と、長女から鋭い質問が飛んできた。

かなり言葉に詰まりつつ、「君たちといるときは楽しいよねぇ。あと、日々の仕事は楽しもうと心がけている感じかなぁ。楽しもうとする気持ちは、大切だよね。それと、日記を残すのは、生きている証を残しているようで楽しいかなぁ」と、苦しみながらもなんとか返事をした。

「で、なにか飼ってみたい?」と、改めて問うと、「猫は?」と、長女。「このマンションで、猫はダメなんだよなぁ」と返すと、「ハムスターは?」とある。

「ハムスターね。それはいいんじゃない?そうする?」と聞くと、「考えとく」と、返ってきた。

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