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自分に嘘なんかこれっぽっちもついてないから、夢中になれるんだろうな
2023年12月20日 晴れ
昨夜、なんとなく録画されている番組一覧を眺める。
たいてい、そのほとんどが興味をそそらず、そのまま閉じるんだけど、昨日は違った。
『ジブリと宮﨑駿の2399日』と、『壁が、壁でなくなるように 〜研究者 落合陽一〜』とあり、一気見。
どちらもNHKの番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』。
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ジブリと宮﨑駿の2399日
「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「紅の豚」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」「風立ちぬ」などを世に送り出してきたスタジオジブリの映画監督・宮﨑駿(82)はいかにして新作「君たちはどう生きるか」を作り上げたのか。創作の舞台裏で繰り広げられていた物語。2399日にわたる記録。
映画『君たちはどう生きるか』といえば、この夏、友達関係に悩んでいるらしい甥っ子(小6)と、二人で鑑賞した。
そのときの日記では、<濃密な2時間は、宮崎駿さんの頭の中が、そのまま描かれているようだった。描かれている影の部分に苦しくもなるけど、いつも最後には、光を描いてくれてありがたい。>とかある。
その創作の舞台裏に興味がないわけはない。
しかし、NHKの取材力も、ものすごいものがありますね。ドキュメント72時間も大好きな番組だけど、2399日の密着は、尋常じゃない。
そんな膨大な記録を、ぎゅっと凝縮して、およそ1時間?の番組にしたって。
正気の沙汰と思なくて、その点においてもシンプルに感動した。
宮崎さんが、めんどくせーめんどくせーって言いながら創作する舞台裏はめちゃくちゃリアル。
すごいなんて言葉じゃ表現できないけど、もうただすんごい。
それぐらいのことやれるから、宮崎さん、及び、ジブリの今があるんですよねぇ。なんか妙に納得。
そして、高畑 勲さんの存在は、宮崎さんにとってすごく大きかったんですね。
すんごいもの観させてもらって、大感動。
私も頑張らなければ、と思わせてくれてありがとうございます。
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壁が、壁でなくなるように 〜研究者 落合陽一〜
耳の不自由な人が音楽を体感できる装置や自動運転の車いす。障害や差別、あらゆる社会課題をテクノロジーで克服し、「壁を、壁でなくそう」と挑み続ける研究者、落合陽一。“現代の魔法使い”と呼ばれる男が見据える未来。「人に興味がなかった」という少年が、我が子の障害をきっかけに見つけた新たな生き方。人工知能・AIの進化がめまぐるしい今、人とテクノロジーの間に立ち、架橋しようと疾走する若きパイオニアの素顔。
落合陽一さんは、コロナ禍真っ只中2020年、『WEEKLY OCHIAI』ってnewspicksの番組で、コロナのこと始め、いろんなことを勉強させていただき、その存在を知る。
まさに天才なんだろうなぁって感じで、ちゃんと仰ってること理解できるように努めないとなーって、いまもずっと思っている。理解できないんだけど。
でも2020年からの3年間で、私なりにいろんな経験して、ようやく自分の無知を知って(長かったなぁ。バカだなぁ)、恥じて、2022年の秋から哲学書を始めとした書物に答えを求め始めてからは、少しだけ、今まで見えてこなかったというか、見てこなかった何かが見えてきたような感じがして、すると、落合さんを始めとした知識人の言葉も、これまでよりは、解像度高く頭に入ってくるようになってきた気がして。
勉強ってこういうことだよな、というところで、子どもたちにも恥じないように、いまからでも遅くないから勉強しないとなって思っている中での、昨夜の落合さんのドキュメンタリーの報だったから、こちらも一気見。
そういえばよくわかっていなかった、落合さんの活動の目的みたいなものを少し垣間見たような気がして、これまたすごいって言葉じゃ表現できないんだけど、すんごいなと思う。
最前線で活躍している人って、本質的なんだよなぁ。
自分に嘘なんかこれっぽっちもついてないから、夢中になれるんだろうな。
俺は嘘ばっかりだ。
※写真は、記事と全く関係ない、今朝、たまたま撮れた、壁に頭をぶつけた瞬間の次女。
![](https://assets.st-note.com/img/1703061311632-ZyCKNGQF78.jpg?width=800)
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