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大好きなライトノベル『お菓子探偵ハンナ』のレシピを日本で手に入る材料でアレンジしてみた

こんにちは。乳がん闘病中のまいです。

そろそろ、少しずつ食欲が戻り始めてきたん。ちゃんと食べたいって思えるようになってきたけん、作りたいもんを作ろうと思います。

まずは八百屋やスーパーに買い物に行くところから。東京は物価が高くて、なかなかこれという食べたい食材に出会えんの。

「これ食べたい」を探すんって、結構難しい。。


私の食欲を刺激してくれる本

そんな中で。


私の食欲を刺激してくれるもんの一つとして、「小説」があるん。

大体、好きな本って「おいしく食事をするシーン」が載ってるものが多い。ナルニア国シリーズとか、あと北方謙三の中国歴史モノシリーズ(特に水滸伝三部作)とか。

私が普段口にせんもんを主人公たちが何気なく、美味しそうに頬張るシーンを想像すると、食欲がわいてくる。


そんな私にピッタリの本があるんですゎ。


昔から大好きなアメリカン・ライト・ノベル

お菓子探偵ハンナの日本語翻訳バージョン新刊『バナナクリームパイが覚えている』

新刊は図書館でまず借りる。そのうち中古で買う。が私の流儀(笑)

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このシリーズ、最強なんですわぁ~~!その理由は3つ。


お菓子探偵ハンナシリーズが面白い理由

①料理のレシピが各章の間に載ってる(もちろん、その料理を食べるシーンも出てくる)

②登場人物がチャーミング

③毎回、殺人事件が起こるのに、(読み物として)めちゃくちゃライト


このシリーズ、どんな話かと言いますと。

アメリカのミネソタにある片田舎に住むハンナは町で唯一のベーカリーの経営者。なぜか必ず殺人事件の第一発見者になるというミステリアスな能力を持っており、自分が関わった殺人事件を一介のベーカリー経営者なのに解決してしまう、というお話が20冊以上続いとるんですね。日本での翻訳が追い付いてなくて(^^; 日本語翻訳ver.はちょうどこの新刊『バナナクリームパイが覚えている』で20冊目。


そう。この本のイチオシポイントは、物語の中で出てくるお菓子や料理の実際のレシピが各章の合間に載っていること!!

これは、料理好きにはたまりません♪

めちゃくちゃ簡単な朝ご飯から、とっても手のかかるウェディングケーキみたいなものまで、多岐にわたるレシピ。

この巻には大体20個近いレシピが載っとりました。物語の進行に料理をからめるんが上手なんよね、作者。作者本人も、食べるんや作るんが好きなんやと思う(*^-^*)


そして、出てくる登場人物がチャーミングで、彼らの関係性がどんな風に変わっていくのかが気になって、20冊も追いかけてしまった(笑)

主人公の恋愛模様、家族との付き合い方、アメリカのフランクな人付き合いの様子とかが見えてきて、とっても面白い。1作目の時は彼氏なし20代後半未婚のハンナが、20作目には既婚者になってます!その相手がだれか??って言うのも、ずーーーっと読者の注目の的で、、、私的には「え!?その人!!?」ってびっくり。堅実派のハンナが、まさか!?と読者の予想を裏切るところも巧妙。引き込まれます。たぶん、この後、何かある(笑)平和に平凡な幸せの中に落ち着くハンナではありません。


そしてそして。何と言っても、この小説の良いところは

「めちゃくちゃライト」

なところ。

乳がんになってから、ちょっと活字を読むんがきつくなって。文字を追ってても頭に内容が入ってこんの。それでせっかく時間はあるのに勉強できんくて。

ところが。この本はいけるんですよ。さすがの軽さが手伝って、ちゃんと読み進められます!

そう。殺人事件が起こる「ミステリー」なのに、、、めちゃくちゃライト。

現実でこんなこと(アメリカの片田舎で年に何度もの殺人事件)起こってたらかなり深刻な事態やと思うんやけど。登場人物たちの明るさ、前向きさ、楽観的なところが物語を深刻にさせない。

「読み物」としてすごく気軽に読めるん。

ラスト、必ず主人公がピンチになってハラハラさせられる、というお決まりもあります(笑)


レシピを作りたい!けど…

物語の中で主人公たちが食べるお菓子や料理が美味しそうで。

でも。でも。でも。。。


日本で作るんは、難しい~~(ToT)

理由は2つ。

・材料の表記が「カップ」、そして大量にできあがってしまう

・そもそも材料が日本じゃ手に入らない


まぁ一つ目の問題はね、何とか解決するんですよ。翻訳者が「1カップって何グラム」って書いてくれてるから。

アメリカンサイズだとお菓子も料理も大振りで、そのままのサイズで作ったら大変なことになりそう!って時は材料を半分にしてみたりとか工夫はできる。ちょっと、いやかなり、めんどくさい行程やけど。

材料が手に入らんくても代用できるもんがあればいいんやけど、例えば「ライトクリーム」とか「レモンゼスト」とかこれ何?って材料もある。商品名よね。アメリカでは一般的なんやろなぁ~。


ってわけで、えぇなぁと思っとってもなかなかレシピを実際に作るとこまではいかんのですよ。


それでも作ってみた!チーズとソーセージのブレックファスト・ベイク

なんとなーく、レシピを眺めて、いろいろ省いても形になりそうなレシピやったから、作ってみた!

どんなレシピかと言いますと。

簡単に言うと「食パンで作るキッシュ」。

キッシュ、好きなんですよねぇ。

甘いものより塩気のあるものの方が好き。お酒のつまみになるから(笑)甘いパンより、おかずパンの方が好き。

キッシュは作ると結構めんどいし、気軽に手を出せるもんじゃないから簡単に作れるんやったら持ち寄り食事会の時とかも作っていけるかも!?

と思って挑戦してみましたん♪


作り方:チーズとソーセージのブレックファスト・ベイク

日本で手に入るもの、そして特別なものは使わず家にあるもので作れるようにアレンジしました。

材料

・ソーセージ 2本(ウインナーでも可。おそらく他の肉でも加熱調理しておけば代用可)

・食パン 1~2枚(型の底を埋めるだけのサイズあれば良い)

・マーガリンかバター 適量

・きのこ 適当(マッシュルームとかエリンギとか何でもいいと思う)

・チーズ 適当(とろけるやつのが食べやすい)

・卵 3個

・牛乳 130ml (適当です。生クリームの方がキッシュぽくなるけど、常備してないから)

・塩、こしょう・粉チーズ 適量(粉チーズはなくてもよい)

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必要な道具として、「パウンドケーキ型」。使い捨てのでもえぇし、私は100均で小さいのを買ってきたん。


①ケーキ型にマーガリンもしくはバターを塗る

②食パンをケーキ型の底に敷き詰め、上面にバターを塗る

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③ソーセージときのこをフライパンで焼く

④③を②の上に載せる

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⑤チーズを④の上に載せる

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⑥卵、牛乳を混ぜて、塩・こしょう・粉チーズを加える

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⑦⑤に⑥を入れる

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⑧180度のオーブンで40分~60分ほど焼く

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詰めて、焼くだけ。私はトースターで焼いたん。うちの寮のトースター、ハイスペックでケーキも焼けるからww


出来上がりはこんな感じ!

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キッシュと比べると、切り分けるのが難しい。。。もう少し型が大きくて、食パンをしっかり敷き詰められたら、切り分け可能かも。

結局自分が食べるだけなんで、切ったものをお皿にインしてスプーンで食べました(笑)さすがに手で持って気軽に食べられるようにはならんかったけど、食パンと卵と牛乳を消費するいいレシピやと思う!!

食パン余った時なんかに、えぇかもなぁ。


THE 卵料理


って感じ(笑)私は卵好きやから、結構ツボかもw

炒めたホウレンソウとか加えてもおいしそう。中に入れる具は普通のキッシュの感覚でいけそうやね。


ちなみに、元レシピでは、「パプリカパウダー」「ホットソース」を入れて、辛目の味付けにしてます。そういうものがおうちにある人は入れてみるとよいのではないでしょうか。

普段、私はほとんどパンを食べんのやけど。

これを作るためにパンをたまに買ってもえぇかも♪と思ったん。

見た目はいまいちやけど、味には満足!また作ろうや~~(^^)b


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