まい

徳島生まれの阿波っ子、現在東京在住。34歳11ヵ月で乳がんの告知を受け、右胸全摘出後、…

まい

徳島生まれの阿波っ子、現在東京在住。34歳11ヵ月で乳がんの告知を受け、右胸全摘出後、現在ホルモン療法を受けながら闘病中。乳がんとどうやって生きていくか、リアルタイムで生活を綴ります。スキナコトは料理・裁縫・ダンスに花の写真を撮ること。

マガジン

  • 乳がんになって思うこと

    乳がんになって思うことを書きました。ステージ1、ホルモン療法なのでがん患者の中ではかなり軽度に部類されると思います。それでも、しんどい。本音。

  • 乳がん体験談

    2020年4月7日、34歳11ヵ月で乳がん告知され、手術・治療に至る経緯を体験談としてまとめました。「私の場合」ですので、他の方のケースには当てはまらないことも多々あると思いますが、参考までに。

  • 花便り

    季節の花を送ります

  • 空の写真

    晴れの日の空、夕焼け空、朝焼け空、初日の出。太陽とともにある空の風景。

  • 分かりやすい、乳がんのお話

    体験していない人にも分かりやすく、乳がんの解説をしています。全部の事例を網羅することはできないけれど、基本的な知識を簡単な言葉でまとめました。

最近の記事

  • 固定された記事

乳がん告知から2ヶ月 -これからどないして生きてこ~か?-

こんにちは。はじめまして。 まいです。 徳島生まれ徳島育ち、現在35歳東京在住。 ちょうど今から2か月前の2020年4月7日、34歳11ヵ月で乳がんの告知を受けました。 30過ぎて社会人辞めて大学院に入り直し、こっから人生再構築!のはずやったんやけど、 まさかのがん告知。。 趣味は献血、年に一度も医者にかからんくらい健康には自信があったのに。 青天の霹靂とはまさにこのこと。 正直、今でも自分が「がん患者」であることに実感は湧いとりません。 その理由についても追々話し

    • 誰にでも訪れる、その時

      noteを書くんは久しぶり、ずっと、書こうと思いながらなかなか時間がつくれんかったん。 私の乳ガンとのお付き合いは、比較的穏便に、手術から2年半後の検診でも以上なしでした。 1年前に報告した、痔は一度悪化したので、また内科で診てもらって薬を使ったらあっという間によくなりました。 でも油断したらまた再発しそうやから、酸化マグネシウムは手放せません。 今日、書こうと思ったのは、10年くらい前に劇団員として活動してた時に共演した友人が、ガンで亡くなったからです。 私とほぼ同世代

      • 切れ痔になりました。私は元気です。

        こんばんは。年の瀬です。2021年はあっという間に過ぎました。 1年半ぶりに帰省しとります。 乳がんの手術のために徳島に帰って来てから、1年半。その時以来の地元、徳島。 しばらくnoteから遠ざかっとりましたが、何となく、やっぱり今の状況を記録しとくことって意味あるんやろなと思って、ちゃんと文字に残しておこうと思いました。 2020年4月に35歳で乳がん発見、5月に右胸全摘出、6月よりホルモン療法を開始し、現在も薬での治療中です。 あっという間に手術から1年半が過ぎ、病院で

        • +23

          バラ 花菜ガーデン

        • 固定された記事

        乳がん告知から2ヶ月 -これからどないして生きてこ~か?-

        マガジン

        • 乳がんになって思うこと
          21本
        • 乳がん体験談
          43本
        • 花便り
          15本
        • 空の写真
          12本
        • 分かりやすい、乳がんのお話
          6本
        • 料理のお話
          3本

        記事

          リスク

          こんにちは。乳がん闘病中のまいです。 先日、区役所から子宮がん検診のお知らせが来たん。 行ってこようと思っとります。 私が今、服薬している薬は若干だけど子宮頚がんのリスクが上がる。 定期検診は残った左胸の乳がん検診と血液検査で、子宮頚がんの検査は、ないん。 だから、子宮頚がんは自分で気を付けて検診に行かなあかん。 まだ子宮、大事にしときたいからさ。 こういうご時世で、検診を控えとる人がようけおるんやってね。 日本人の2人に1人が生涯のうち、何らかのがんに罹患す

          リスク

          右胸全摘手術から一年が経ちました。私は元気です。

          こんにちは。乳がん闘病中のまいです。 と言っても、普段は自分が乳がんだということを忘れるくらい、普通の生活を送れとります。 昨年4月頭、右胸側面1.5cmほどのしこりが悪性腫瘍だと分かり、 5月14日に摘出手術したん。 6月に卵子の冷凍保存を行い、6月末から服薬+注射のホルモン療法を続けとります。 ホルモン療法は服薬+注射を5年、さらにその後服薬だけを5年、合計10年の治療がスタンダード。 閉経前と閉経後で使用する薬が違い、投薬中は妊娠できんの。 今の主治医は最

          右胸全摘手術から一年が経ちました。私は元気です。

          病気になるということ

          こんにちは。 乳がん闘病中のまいです。 と言っても、ホルモン療法で緩やかに治療中、ほぼ術前と同じ生活を送っています。 今日は術後1年の定期検査の日。 エコーとマンモグラフィと採血をしました。 結果を聞く診察は来週。 ただいま、3つの検査の会計待ちで一時間以上待ってます。 来週はクレジット後払いですぐ帰れるシステムに登録したから、早く帰れるはず……… 乳がんになるまで、大人になってからほとんど病気らしい病気をせんかったんで、病院通いは未だに慣れんの。 検査する

          病気になるということ

          +4

          山中湖の桜

          山中湖の桜

          +4
          +6

          富士山と桜

          富士山と桜

          +6
          +10

          八重桜

          八重桜

          +10

          乳がん告知から丸一年、私は元気に生活しています。

          こんにちは。乳がん闘病中のまいです。 一昨日で、私が乳がん告知を受けて丸一年になるんよな。 2020年3月、世の中がコロナ禍に陥っていく最中、個人的にはそれどころではなく。 右胸にできたしこりの正体を知るべく、単身、病院で乳がんの検査を受けよりました。 1週間後、その結果を聞きに行った私に対して、お医者さんはあっさりと、「悪性腫瘍でした」と告げたん。 あまりにもあっさりしとって、え?病気?私が? え?がんですか?? そんな感じ。 この時はまだ腫瘍の範囲もはっき

          乳がん告知から丸一年、私は元気に生活しています。

          +5

          どこかへの道

          どこかへの道

          +5
          +9

          桜2021年 その1

          桜2021年 その1

          +9

          ①「時分の花」で終わるなかれ・・・『風姿花伝』世阿弥より

          こんばんは。乳がん闘病中のまいです。 人が書いたもので心に残った言葉を覚えておきたい。 それについて考えたことを言語化したい。 ということをやっておこうと思っとります。 今日は、「能」を大成した世阿弥が後継者のために執筆した有名な『風姿花伝』より。 『風姿花伝』には、子どもの頃から老いるまで、実践者が能にどうやって向き合っていけばよいか、教師はどのような心持ちで彼らに向き合えばよいのかが書かれている。 今日、私が気になった一説は、十二三の頃について書かれた部分。

          ①「時分の花」で終わるなかれ・・・『風姿花伝』世阿弥より

          もう一年、まだ一年、やっと一年。 -乳がん発見からちょうど一年が経ちました-

          こんばんは。大変お久しぶりです。 乳がん闘病中のまいです。 手術も無事に終え、抗がん剤治療をすることもなく、この先の長い服薬だけを地道にこなしてるだけの毎日。 ぼちぼち、生活リズムも気持ちも平常に戻ってきとります。 ふとした瞬間に、「あ、ほうか。あたしって、そういや病気なんじゃった」とかって思い出すくらい、日々の忙しさに追われとると乳がんのことを忘れてしまうくらい。 ちょうど一年前やったんね。 ブラジャーを着けようとした時に右胸の外側のしこりに気付いたんが。 家

          もう一年、まだ一年、やっと一年。 -乳がん発見からちょうど一年が経ちました-