Mahina

ピアノ教室を主宰。様々な学びから、可能性を開くレッスンにたどり着き、日々、生徒さんの真…

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ピアノ教室を主宰。様々な学びから、可能性を開くレッスンにたどり着き、日々、生徒さんの真実と向き合っています。感性を大切にするだけでなく、その先、生徒さん自身も見えていない可能性を見せていくことが大事だと考えてます☆  HP⇨ https://www.masamipiano.jp/

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私の先生歴。①

 私が生徒さんを教えるようになったのは、大学3年生の頃。突然、大学の就職課から連絡があって、栃木のとある町の小さな音楽教室で教えてくれる学生を探しているからどうですか?とのことでした。 まだ教えたこともなかったのですが、幼稚園の頃から「ピアノの先生になる」と決めていたのと、なぜか、「やれる」という自信という名の過信(笑)があったのでしょう。。。若いというのは素晴らしい事です。。 ちょうど単位取得に必要な大学の授業数も減り、自由な時間が増えたので、確か土曜と月曜の2日間で2

    • ピアノのレッスン人生にも季節がある。

      一般的に、ピアノのレッスンは 早いお子さんなら、3歳くらい~中学生に入るくらいまで。 年間約40回のレッスンが、約10年あるとして 単純計算で400回。 これを、1回=1日で計算すると、 400日。 暦で言うと、約1年分です。 もっと短いお子さんだと、 小学校1年生~6年生まで… 6年×40回=240回 要するに、暦を一回りしてないくらい。 人それぞれ、 レッスンの進度や目的、 適正などが違うので、 もちろんひとくくりには言えませんが 本当に短い期間… なので、その短い期間を

      • 私の先生歴⑤

         愛を持って受け入れ、相手の意に添いながらレッスンしていく…という感覚を得た私は、それに満足してレッスンを行っていました。そう、しばらくは…。でも、もともとがコントローラーでリーダータイプの私が、それだけを続けていく…はずもなく。。。(笑)というのも、個性や感性に沿って、その子の満足する事に重きを置いていると、私の得意な事(もっとできそう!という伸びしろを感じとる)を伝えるのにも遠慮が出てきてしまい、なんでも極端にやってしまう性格なので、自分の言いたいことまで封印する事が増え

        • 私の先生歴。④

           生徒さんのコンクールでの経験を経て、その子の個性や感性を音楽にのせていく…という生徒さん主体のレッスンをはじめ、カウンセリングやコーチングを必要な時に自然に使ってレッスンをすることで、その子らしく自然に育っていく。。。その事をサポートし、応援出来る事を改めて目指し始めた自分は、その子の意思や個性が「伝わる演奏」にこだわり始めました。そのためには「自主性」という事が問われてきます。それを育てるには?という事を考え、子供達自身が『音楽の存在意義』を実体験で経験できるよう、「レム

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        私の先生歴。①

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          私の先生歴。③

           様々な指導から深く気付いた私は、カウンセリングの勉強から、コーチングの学びへと移行していき、これをピアノのレッスンに活かせないか?と模索しはじめました。 それまで、私は色んな本を読み、色んな講座にも足を運んでいたのですが、その中でも、人の思いや精神状態をコントロールする事で、理想の結果を出していける、といった『成功法則』についての本も読み漁り、その法則に効率的に乗せていける『コーチング』なるものがある事にたどり着いていました。 コーチングは、結果を出したい相手をその人が

          私の先生歴。③

          私の先生歴。②

           大学卒業して2年ほどした頃に、とても勘の良いMちゃんが大手音楽教室から入会してきました。私は、初めて会った時に、姿を見ただけで「この子は上手になりそう」というのが判るのですが、そのMちゃんもそんな生徒さんの一人で、どんどん上手になっていったので、入会2年目、小学2年生で県でも難しいとされるコンクールに参加させました。 その時の課題曲に選んだのが、今でも忘れません(笑)チャイコフスキーの「新しいお人形」と、ブルグミュラーの「貴婦人の乗馬」の2曲。とても上手に弾けるようになっ

          私の先生歴。②

          可能性が見える先生。

          可能性が見える…というのはどういう事か? というと、 直観的に 「この子ならここまで行ける」 という、 そのお子さんの伸びしろが見えている…という事かと思うのですが、 実は、 このことが見えている先生とそうではない先生がいて どちらも同じようにレッスンしているように見えて 実は、全く向かっている方向が違う事が多々あります。 これがはっきりと解るようになったのは 娘がピアノのレッスンを受けるようになってからなのですが、 それは、最初にお世話になった先生と今お世話になっている先

          可能性が見える先生。

          片手ずつ弾けている⇒両手だと弾けない ☆耳が良い☆感覚でとらえたいタイプ☆ ☆ちょっと不器用☆こだわりがある☆自由にするのが好き アドバイス⇒何も考えずにボーっと弾いてみて 弾けた。 mahina

          片手ずつ弾けている⇒両手だと弾けない ☆耳が良い☆感覚でとらえたいタイプ☆ ☆ちょっと不器用☆こだわりがある☆自由にするのが好き アドバイス⇒何も考えずにボーっと弾いてみて 弾けた。 mahina

          読譜が遅い、苦手な場合のチェックポイント

          『耳コピーは得意だけど、楽譜を読むのが遅い』 というお悩みは良く聞こえてきますが、 正直、耳コピーで弾けるならそれで十分だと思います☆ 私の師匠は、素晴らしい才能のピアニストですが、 小学校3年生まで独学で耳コピーしていたそうです。 弾きたい曲を耳コピーして楽しんでいたのですが、 「幻想即興曲」を耳コピーしようとした時に細かい音が聴き取れないため、致し方なく楽譜を読み方を教わるためにピアノ教室に通い始めたそうです。 要するに、ご自身がどのレベルで満足するか?だと思います。

          読譜が遅い、苦手な場合のチェックポイント

          可能性を開くためのサポート

          最近、お子さんのサポートで悩んでいる・・・ というお話を耳にする事が多く、 それについてじっくりお話しできれば良いのですが 限られたレッスン時間の中ではなかなか難しい・・ ので、こちらで軽く書いておこうと思います☆ 幼児期は、 先生から直接・・・ の話よりも、 お母さんや家族、お友達との関わりからの言葉の方が お子さんの心に届きやすいので 親御さんと一緒、お友達と一緒のレッスンが有効です。 比較的、お家でどんな関わりをもってもらうか? が重要となってくるため、 ご家族の力を

          可能性を開くためのサポート

          教材研究の日々

          私は、20年前に アメリカのペース博士が創られた 「ペースメソッド」に感銘を受け しばらく勉強していましたが、 内容は素晴らしい!!のですが なかなかレッスンに落とし込めない・・・ と悩んでいた時に出会ったのが バスティンメソッドでした。 バスティン先生は、ペース先生と机を並べて学ばれた仲なだけあり 本筋の考え方は全く一緒なのです。 そのバスティン 先生が創られた バスティン教材は、 ペースメソッドの、とても詳しく深く専門的な内容だったものを省いて ピアノ演奏に必要な事を

          教材研究の日々

          ピアノレッスンで未来へつなげるために…

          最近、新しい生徒さんが他のお教室から小学四年生のお子さんが編入してきました。 理由は、 いくらやっていても、何も自分の中に残らないから、もうつまらない… という事でした。 いざレッスンして驚愕しました。。 ・読譜力は、数えれば読める程度 ・手はグニャグニャ、手首カチカチ ・スケール、カデンツ、アルペジオを知らない ・もちろん、調性も知らない ・音程も知らない ・習った曲は弾けるけど、初見がほとんどできない(初級程度の初見) 習った曲しか弾けないなら、 独学で好きなよ

          ピアノレッスンで未来へつなげるために…