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読譜が遅い、苦手な場合のチェックポイント

『耳コピーは得意だけど、楽譜を読むのが遅い』
というお悩みは良く聞こえてきますが、
正直、耳コピーで弾けるならそれで十分だと思います☆
私の師匠は、素晴らしい才能のピアニストですが、
小学校3年生まで独学で耳コピーしていたそうです。
弾きたい曲を耳コピーして楽しんでいたのですが、
「幻想即興曲」を耳コピーしようとした時に細かい音が聴き取れないため、致し方なく楽譜を読み方を教わるためにピアノ教室に通い始めたそうです。

要するに、ご自身がどのレベルで満足するか?だと思います。
楽譜が読めないアーティストは多いです。
音楽をするのに読譜力が壁になる事はあまりありません。

ですが、楽譜は作曲家からの手紙。
音を聴いただけでは伝えられない事を正確に伝えるための大切なツールであると感じています。
特にクラシックなどは、作曲家の意図を読み取り、再現する音楽なので、
それらを良く知り、深く読み込むためにも
楽譜は読めた方が『楽しい』とは思いますし、
より作曲家が感じていた世界に近づき触れることになり
『芸術』に触れる至福の瞬間を堪能できる事になります♪

ただ、楽譜に囚われすぎて、
「音楽をする」ことから離れすぎてしまう事がないように、
耳コピーのような、五感を使った感覚も大事にしながら…

そこで、これから沢山の可能性のあるお子さん達で、
楽譜が上手に読めない…と感じている方で、
「どうして読めないのだろう…」とモヤモヤしている方の原因を探るためのチェックポイントをお伝えします♪(ピアノ演奏のためのものです)
※リズムの読譜は省きます。

①音列(音に並び)をどこからでも言える
②音符の上がり下がりがわかる
③音程(音と音の間の幅)で音を読めている
④楽譜の音と、ピアノの鍵盤の位置が一致している
⑤音符の動きや音程と、指の動きが一致している

上記の①〜⑤をよくチェックしみてくださいね☆
きっと、原因が見えてくるはずです。

☆mahina☆

(^^♪ピアノに関するカウンセリングもやってます☆
雅美ピアノ教室HP⇨https://www.masamipiano.jp
雅美ピアノ教室アメブロ⇨https://ameblo.jp/hisamina/

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