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可能性を開くためのサポート

最近、お子さんのサポートで悩んでいる・・・
というお話を耳にする事が多く、
それについてじっくりお話しできれば良いのですが
限られたレッスン時間の中ではなかなか難しい・・
ので、こちらで軽く書いておこうと思います☆

幼児期は、
先生から直接・・・
の話よりも、
お母さんや家族、お友達との関わりからの言葉の方が
お子さんの心に届きやすいので
親御さんと一緒、お友達と一緒のレッスンが有効です。
比較的、お家でどんな関わりをもってもらうか?
が重要となってくるため、
ご家族の力を借りる事が多いですが、
年長さんあたりから、
中間反抗期という事もあり

「自分の足で歩きたい」

という自立心が育ってきますので
一人でレッスンを受ける生徒さんも増えてきます。

そこでお母さん方が悩まれるのが

『どこまで手を貸せばよいか?』

だと思います。
当教室は、『自立』を目標としていますので
少しずつ、自分で行うためのサポートをお願いするのですが、
ちょっと勘違いしてしまうと
「何もしてはいけない」
と捉えがちになってしまいますが
そうではなくて、
一人であるけるようになるように
少しずつ、手を離していく・・・

すぐ横にいた立ち位置を
少しずつ、後ろにしていく・・・

なのです。

子供達が成長していく過程には
①すでに出来る事 
②誰かの補助があればできる事。(大人やお友達と一緒だと出来る事)
③明らかにできない事

があります。
放っておいてもできる事は、
①です。
ここだけやっていれば、
子供達は楽しいですが、いずれ飽きてきます・・
また、ここを目指す先生方も多いです。
(感性を大切に。。というレッスン)

しかし、可能性を開くためには
②の段階が重要です。
これは、
子供達が自分で求めてくれる場合は楽なのですが
大概が、そうではなくて
よくレッスンでも聞かれるのが
「これ、難しい??」
という質問(笑)
お子さんの資質や、
それまでの経験値にもよりますが
暗に、(出来る事しかやりたくない)
と言われているように聞こえます。。

ですが、
私は、
人は成長する生き物
だし、
そうは言いながらも、
心の底では、成長する事を願っている・・・(期待している)
と信じているので、
私は、その子の資質を見極めて
チャレンジをさせます。

そのために、
親御さんの応援と具体的なサポートをして頂きたいのですが
「成長したがっている」
という点を、親御さん自身が信じられるか?否か?
にもかかっていると思います。

きっとこの子ならできる!

と乗り越える力を発揮する事を信じて
(期待とはちがうのですが・・・ここはちょっと難しい?)
すぐに結果が出ないからと諦める事をせず、
長いスパンで見届ける。。。

鳥の目(広い視野)では大きな結果(人としての成長)を見てあげて
日々の事は、虫の目(狭い視野)でみてあげて
ちょっとした変化でも

「出来たね!!」

とちょっとでも出来た事を認識させてあげて
それに喜んでいるお子さんに共感してあげる。
「できてよかったね!」と。
そうすると、
「私は成長している!」と実感でき
すこしずつではありますが、
「私なら出来る!」が育っていきます☆

そうやって、日々の小さな積み重ねを経て
一人でできる範囲を広げていく事で
自信もつき、本当に誰の手も借りずに歩いていけるようになるのです。


自立させるために・・・
小さなころは一緒になって喜んだり落ち込んだり・・・
いつも側にいるよ!あなたの味方だよ!と態度とエネルギーで伝え、
そこから親離れをはじめたな・・と感じるようになったら、
お子さんが難しい壁を乗り越えるためのヒントを少しだけあげて
『自分でできた!』を実感できるように
一気にサポート役にシフトチェンジし、
ひたすら応援団に徹する!(困った時は助けるよ!と)
最後は、
ただの観客となり、
成果をいっしょに喜んであげる。。。。


当教室のモットーでもある
「可能性を広げるレッスン」は、
その子の資質を見極めて
②の部分をどれだけ的確にサポートしていけるか?
にかかっています。
ともすると、
①の部分だけで終わってしまう習い事もあると思うのです。
それならまだ良くて、
教え方次第では、
出来る事さえ出来ずに終わる事もあるようです・・・
①にもならなかった・・・みたいな・・・

そうならないのは当たり前として
②の部分を見極め
引き出し、育ててまいりたいと思っているので
そのようなサポートを
親御さん達にお願いしたいなぁ〜と思っています☆

☆mahina☆

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