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日頃のつぶやきな私

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筆者自身の生い立ちや日頃の生活上で振り返ってみた内容が多く出ています。 またグルメなど楽しい情報も配信できるようにしていきますね💦
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#手話

青年部活動との出会い

青年部活動との出会い

(※私が最初に取り掛かった青年部活動の原点は、ここからである。ちょうど10年前になる。当時の販売工夫は手作りの印象があった一枚である。)

私が、ろう運動に関わってきたのは全日本ろう学生懇談会が最初であることは(「情報収集の学びを得た場所」)で記述して伝えてきた。今回は、その続き青年部活動について最初のきっかけを振り返ってみたい。ちょうど10年目なのである。

青年部活動に参加する声があったのは当

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手話言語条例に想う②

手話言語条例に想う②

今日はちょうど北海道の手話言語条例が制定されて4年目になるのだ。しかも嬉しいことに2日前(18日)には、北広島市議会で手話言語条例が制定したため、道内では29番目となる。あと一つで30に達しようとしている。(道内→187市町村なのでまだまだ遠いが中枢都市の間では、少しずつ拡大しているわけである。)

 遡る4年前のある新聞記事を引用する。2016年に道政では史上初の記録を出した社会的な動きが報道さ

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手話を学ぶ大切さ②

手話を学ぶ大切さ②

先日の投稿(「手話を学ぶ大切さ①」)では、私が今取り組んでいるオンライン授業での前触れである心構えのことを述べてみた。ぜひいかがでしょうか。このような心構えで指導することは、間違いだろうか。一人でも多くそういう真面目な人間に教えを受けてもらうことが教育としての環境適応ではないだろうか。と日々、疑問を抱えている私である。(自画自賛ではないが、その努力が実るにはオンラインではなく対面指導である学校現場

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手話を学ぶ大切さ①

手話を学ぶ大切さ①

本当はろう学校現場でも教材研究しながら授業の理解の手立てとして活用したいテーマがあった。でも現場復帰の見通しは厳しいところだ。(詳細は、先日投稿した「免許法の裏に迫る」を読んでくれば幸いである。)

 とりあえず、今コロナ禍によって自宅にいる時間が長くなってしまった子どもたちのためにきちんとした学習時間を提供しようと立ち上げたある団体の紹介を友人から受けて登録し取り始めてから5ヶ月経つ。その一人の

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免許法の裏に迫る

免許法の裏に迫る

実は教職員を目指そうと思っている若い学生のエネルギーや、小さな子どもたちが先生になりたいと憧れることは職業として、素晴らしいことである。

 しかしながら、残念なことに大人の現実を知らないということを真っ先に申し上げるべきであろう。文部科学省は最近このように動いたことが報道されているようだか、事実上現場を把握しきれていない改善策であるということを苦渋に感じる私である。そのことは何か。

実は、免許

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手話通訳の未来は?②

手話通訳の未来は?②

前回①は、テレビ報道による手話通訳の在り方について書いてきた。今回は、もう一つコロナ禍によって目立つようになった新たな手話通訳の在り方について述べていきたい。それは、「遠隔手話サービス」である。

しかし、勘違いというが誤解しやすい2つの方式がる。遠隔手話サービスというのは一つの言葉で見受けていても方法が違うので、分かりやすくいうと「電話リレーサービス」と「遠隔手話通訳」である。

 実はどちらが

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手話通訳の未来は?①

手話通訳の未来は?①

ここでは、手話通訳について、私が想うことを書きたい。なぜ書かないといけないのか。それはやっぱり、今のコロナ禍がいつもの当たり前を危なくしてしまうことの危機を感じていることがあったわけである。

 まずコロナが起きる初期の背景を振り返ってみる。まだ緊急事態宣言もすら、政府が過剰的に対策を打つ動きが表面化する前の2月上旬までがいつも通りの日常的な過ごし方であった。もちろん、テーマである手話通訳の派遣も

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障がいは個性である

障がいは個性である

(※トップ画像は協会創立70周年を記念としたある式典で披露したある作品の一部である。本物は、群馬県に設置されている。)

私が耳が聞こえない障がいがあることを正直、伝えている。恥ずかしいことでもないと思って初めて出会う方には、必ず第一印象を素直に伝えるようにしている。このことが当たり前という社会になってきたことは感謝しなければならない。

 でも昔の先輩方の話を聞くと若い頃の時代背景は、堂々と自分

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特別支援教育の始まりと私

特別支援教育の始まりと私

 タイトルの通り、私が特別支援教育に触れるというのは大学3年になる。それ以前は、「特殊教育」でありろう学校という名称が一般的であった。しかし、「特別支援教育」という制度に改革するという文科省の動きによって障害別だった免許状の専門性も一つの大きなまとまりになってしまったのである。これに従い、私の目標も学びも多様に変化してしまったことは「まずはじめに自己紹介③」で短く触れているので読んで頂ければ幸いで

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