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「お金を払ってでも行きたい」と思う社内イベントをつくる

会社の飲み会って面倒ですよね。準備する方も、参加する方も。私も会社員時代そう思ってました。

ただ経営者になってからというもの、「会社の飲み会」に全力を注ぐようになりました。立場って不思議なものです。

今回は、これまで弊社FUSION(現在4期目)で開催してきた社内イベントと、私なりの考え方についてです。少しでも何かのお役に立てれば嬉しいです。

これまで開催してきた社内イベント

これまでさまざまなイベントを開いてきました。一気にご紹介。

■ 寿司フュージョン(回転寿司)

24新卒内定者の歓迎会も兼ねた全社での飲み会。今までで1番気合いが入ってましたし、お金もかかりました。

お気に入りのロゴ
マグロ1匹解体ショー+回転寿司レーン
名札もマグロの握りモチーフ

マグロの解体ショーと回転レーンは、かっぱ寿司さんにご依頼させていただきました。当日は、盛り上げまでしていただき感謝です。


■ オフィスのアートを背景に出張寿司

こちらは2年前の忘年会。オフィス移転直後だったのと、経費削減観点と、年末でみんな疲れていることもあり、オフィスで開催できる座組みはないかと考えました。

弊社の応接室。荒 星輝さんのシェル美術賞2019入賞作品「Face and Lines」
とても絵力のある空間になりました

出張寿司は神田 江戸銀さんにご協力いただきました。1人前4貫〜などでご相談できるので、他の食べ物、飲み物を組み合わせることで、インパクトを作りつつも費用を調整しやすいです。


■ 社員が大将! いくらマグロ丼

寿司は場が華やかになるので、さまざまなパターン実施してきました。

マグロといくらは普段お世話になっている麹町「鈴政」さんにご協力いただきました
WAGYU MAFIA的なショット

素晴らしいネタ(マグロ、いくら)に費用一点集中。丼にすることで満腹。とてもコスパよく、満足度の高い会になりました。

■ スナックたかふみ

2年前の忘年会。中目黒のお店をお借りして開催。私や社員がキッチンに入り、お酒やご飯を振る舞いました。

開催前のお店の様子
たかふみ、は社員の名前です
スナックモチーフということで、オリジナルライター

スペースマーケットで会場予約しました。stoveさんは、テラスハウスのロケ地にもなった場所だそう。

これ、天野タケルさんの作品なのでは!?


■ 中庭で縁日モチーフ

オフィスの増床タイミングもあり、まだ家具を運ぶ前の9Fオフィス中庭で開催。縁日らしい音楽を流しながら楽しみました。

後ろを見るとまだオフィスはガラガラ
プールに水を張ってお酒を入れるだけでテンションあがる
たこ焼きやからあげ、焼きそばなど縁日らしいものを用意

他にも・・・

お店を貸し切っての締め会(YPSILON AOYAMA)

私の服が派手!

23新卒内定者歓迎バーベキュー

お肉を仕入れたり、築地で貝を買ってきたり、こだわりました

23新卒内定者式(IWAI OMOTESANDO)

素晴らしい会場とサービスでした

直近(2023年)の忘年会

大画面・忘年会のスマブラは最高


「飲み会実施すること」が目的になると逆効果

全社での飲み会やイベントは、会社の勢いをつけるうえでものすごく大事で外せない施策です。いい飲み会の翌日は明らかに組織の熱量や、連帯感がグッとあがります。特にベンチャーはこの勢いが重要。

ただ社内の担当変更などがあると、いつの間にか「飲み会を実施することが目的」になってしまうことがあるため要注意です。

このような実施することを目的とした飲み会を複数回開催すると、社員側にとって全社飲み会はめんどくさいものになります。なぜならば、恐らくその時間に、社員にとっての驚きや、発見、楽しみが少ないからです。

驚きがなく経験済みの体験。会話相手も普段と同じ。全社飲み会は組織の勢いをつけるどころか、「この時間なんなんだろうな」「早く帰りたいな」と、社員にとってネガティブな会になってしまいます。

人によってこれまでの体験の総量が異なる

社員にとって、驚きや、発見、楽しみがある飲み会をつくる。次はどんな会なんだろう?と思わず期待してしまう状況をつくる。大袈裟に聞こえる言葉ですが、大切なポイントだと思います。

ただ、なかなか「驚きや、発見、楽しみがある飲み会をつくろう」と社内に伝えても、伝わりきりません。人によって、これまでの体験の総量が異なるので、クオリティがズレてしまうことがあります。

なので私は最近「自分が5,000円払ってでも、1万円払ってでも参加させて欲しい、と思わず言ってしまうような会をつくろう」と伝えるようにしています。

みんなが楽しそうにしているのを、少し遠めから見るのが私の幸せな時間

会社の業績状況によって、予算の変動はかなりあるし、リソース問題で思わずラクしたくなる時もありますが、これからも社員みんなが楽しみ、全社が勢いづくイベントを、頭をひねりながら考えていきたいな、と。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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