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30分のオンラインでつくってもらった個人理念が驚くほどしっくりきた話。

こんにちは、アニメーションダンサーのmaekonです。

突然ですが、みなさんは「あなたの軸や理念はなんですか?」と聞かれたときにぱっと答えられるでしょうか・・・。


人生の軸や理念ってなんだろう

私はというと、それらしいものは自分の中にあるけれど、その時々でニュアンスが毎回変わってくるような...掴みきれない感じでずっと存在していました。


4月上旬、bosyuという様々なジャンルの“募集”が掲載されたサイトをみていたときに、ふと目に止まったのがこの募集。


1日1組、オンラインで、個人理念をつくる、無料で・・・・・・・?

これは一体・・・?

投稿主の(株)サインコサイン代表取締役CEOである加来幸樹さんTwitter企業HPを拝見させていただいたところ、

“ネーミングや企業理念・個人理念など覚悟の象徴となる言葉を共につくる仕事”をされている方だと知りました。

覚悟の象徴。強いワードですが、妙に納得しました。


就活のときに誰しもが直面したであろう“自分の軸”探し。

私も自己分析を繰り返して書き出したりしていましたが、当時考えていたものと今ではかなり異なります。

転機のタイミングや、何かに迷った時は自分に問い直し、長いこと軸について考え続けてきました。
自分が株式会社maekonだったとしたときの、経営理念にあたるものは一体何か。




誰かと一緒に個人理念について考える

今までこういうものは自分一人で向き合って絞り出すものだと思っていたので、誰かと一緒につくる、という発想自体全くなかったです。だって"個人"理念だもの。

けれど、逆に誰かと一緒につくるってどうやってやるんだろう?自分はなにをどうやって話すのだろう?と考えれば考えるほど興味を持ちました。



そして運良く1日1組の中の予定に入ることができ、ついに昨日加来さんとオンラインでお話させていただきました。


オンラインの会話を通して生まれた理念


結論から言いますと、タイトルの通りですが いまの自分にとって本当にしっくりくるような個人理念に出会うことができました。

加来さんが提案してくださった、私の個人理念はこちらです。


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30分足らずの会話を通じ、一発でこんな風にすっと腑に落ちる言葉が生まれ出てくることに本当にびっくりし、感動しました。

「(3回繰り返しているので)くどくどしいパターンですが...」とおっしゃっていましたが、わたしは「自分」が「好き」なものに対しての執着心がかなり強い自覚はあったので、逆にこの重複がしっくりきたのだと思います。


どんな会話から生まれたのか

30分弱での会話の内容はざっとこんな感じでした。

【会話内容】
・個人理念の必要性を感じていた理由
・曖昧でも、理念のようなものとしていま思っていること
・自分らしさを感じるのはどんなときか
・好きな言葉「暮らし」はなぜ好きなのか
・自分が好きな表現によってみている人にどうなってほしいか
・実際に人から言われてうれしかったこと


質問にどんどん答えていくというよりも、会話の中で芋づる式に引き出していただくような形でした。

つらつら自分のことを話していたので、「例えばですが・・・」と加来さんが先ほどの画像を画面に映し出されたときは、「いつの間に!?!?!?」とシンプルに驚きました。プロフェッショナルの方すごい・・・


個人理念をみたときの印象


元々、わたしは自分が「好き」と思えるものに出会った時は「きっとあの人も好きだろうな」と思うセンサーが常に働いているし、プレゼントを贈ったり、喜んでもらえることを考えるのが好きな性格です。
そのための労力は労力とも感じません。

一度「好き」になったものものはずっと好きだし、誰かに知ってもらいたい(共有したい)思いもすごく強い。

自分こんなものも知ってるよ!こんなお洒落なの知ってるよ!と受け取られることもあるかもしれませんが、(だとしたら自分の力不足です)
できるだけ良いものは良いと思ってもらいたいがために写真を頑張ったり、文章をいっぱい書いたり、更新したり、あれこれやってきました。

(ダンスアカウントとは別のinstagram。2年前の長野旅の投稿なんてまさにそうですね)

自分が好きなものを
自分の好きなように表現して
自分の好きな人と共有する


なのでこの個人理念をみたときは、なんでわかるんだろう!!こ、これです!と驚きました。


ダンスに限らず、生きる上でこれを大事にしてきたと思えるものがはじめて言語化され、これまでの28年の人生でモヤモヤっとしていた塔のてっぺんの霧が晴れたような感覚でした。

もちろん年月が経つうちにまた変わりゆくかもしれないですが、根底は変わらない気がしています。

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思いがけない発見


そして、いま振り返りのnoteを書いて気付いたことがあります。

私が加来さんにお話しした内容のベースになっていたのは、
(特に自分の好きな表現によってみる人にどうなってもらいたいか、言われて嬉しかったことはなにか)


もうすぐ丸11ヶ月となる
毎日続けているInstagramの投稿の中で感じたこと】 でした。

毎日投稿することによって、少しずつ私の好きなもの・世界観がよりくっきりと出来上がってきて、さらにいろんな繋がりやリアクションをいただくようになり、自分がどういうときに嬉しいと感じるのかが分かってきました。

もちろんダンスはもっと上手くなりたいです。それはもちろん。

でも、スキルの上達について褒められることよりも、「癒された」「毎日楽しみにしている」「感動した」「元気をもらった」そんな言葉たちのほうが、何倍も嬉しいと感じていました。


ダンスが上手な人からも認められるスキルを身につけ、人を驚愕させるようなパフォーマンスをすることが、私のなりたい姿かと言われたら、ちょっと違う気がします。

今は自分の好きな人、自分のお世話になっている人、投稿をみてくれている人、まだまだ数は少なくとも、その人たちにもっとなにか喜んでもらえることをしていきたい。そんな風に思っています。



個人理念の話からちょっと脱線してしまいましたが・・・・

個人理念があるからこそ、それを土台として自分の行動について考え、みえてくること・判断できる場面が沢山あると思いました。

迷ったときの道しるべ。

御守りのような存在とも感じています。


人生にとってこんなに大きなものをいただいたのに、これが無料で本当にいいのでしょうか。。。
今後なにかしらの形で、また加来さんと繋がり直接お礼をお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございました。


最後まで読んでくださった方もありがとうございます。
少しでもなにかの発見のきっかけになったら嬉しいです。



maekon


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▼余談

株式会社サインコサイン様の信念、

“自分の言葉で語るとき人はいい声で話す”

を自分でも検証してみたいと思い、実は会話を録音していました。
(加来さん申し訳ありません。データは自分が個人的に聞く他には一切使用いたしません)

私は自分の声は籠っていてあまり好きではありませんでしたが、録音されていた声は明瞭で、自分でも聞いたときの違和感がなかったことに驚きました。


今後stand.fmでラジオでもしようかしら、なんて思うようになったくらいです。笑



これもひとつの貴重な体験と発見でした。



※このnoteは私が今回の体験に感動し、書きたいと思ったために綴ったものです。リターン等を求められることは一切なく、加来さんは完全無償の100%ボランティアでやってくださいました。すごい方です。。

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