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全身全霊で青空を舞う〜金メダル・わずか4時間の出来事〜

夢実現応援グラレコーチ®︎の八川まどかです。

TOKYO2020。直前まで色々なことがあったけれど、いざ始まってみると、オリンピック選手の活躍に、モヤモヤがすっ飛んでしまうような場面に沢山遭遇しませんか?!

今回は、ある一つの競技をテレビで観戦した時に感じた、「わずか4時間の出来事」を振り返りながら、綴ってみたいと思います。

***

それは、7月25日の日曜日の遅い朝。たまたまリモコンをポチッと押したチャンネルで耳にした第一声が…

「やばいっすねぇ〜」

新種目スケートボード・ストリート男子。

カジュアルな解説者と称されていたのは、スケートボードの第一人者の瀬尻氏。そして、彼と懸命に掛け合いをしている男性アナウンサーは、なんと大学の後輩だった。

こんな大舞台で活躍しているのは嬉しいなあ…なんて些細な喜びを噛み締めていたのも束の間!

気づいてみると、予選を勝ち上がって決勝に進んでいる“世界ランキング2位“の日本人選手がいるという情報が入ってくる。

それは、15歳で渡米し、3日で靴を履き替えないとダメになってしまうほど程、練習を積んできたという堀米雄斗選手の勇姿だった。

タトゥーの入った元気溢れる決勝進出選手の中でも、落ち着いたプレーを見せる爽やかな青年は、東京都江東区出身なのだとか…

これは、もしかすると地元で金メダルをとってしまうのだろうか!?

高鳴る胸を押さえながら始まった決勝戦。

ルールをスマホで検索しつつ、、、

「トリック?!」
(え?何か仕掛けがあるの?)
いやいや「技」の総称はそう呼ぶのか。

「メイク?!」
(何をつくるの?)
いやいやトリックが「成功する」ことをそう言うらしい。

ボケボケしているうちに、世界王者がベストトリックでミスを連発。

そんな中でも、淡々と大技を決めて高得点を連発する堀米選手に目が釘付けに!

私の手のひらは乾燥気味で、普段は汗をかかない体質。にも関わらず、じわわと手に汗を握りながら、祈るような気持ちで彼の最終滑走を見守る!

「成功!」

これまた高得点が掲示される。全身全霊で懸命に青空を舞う姿に、今度は心の汗…いや涙が溢れてきた。

同じく金メダルを争っていた選手の最終滑走を待たずして、「堀米選手の金メダルが確定」という情報が入ってくる。

「おめでとう!!」

そして、最後まで、お互いの勇姿を讃えあうようにプレーを見守る選手達。拍手、グータッチ、、ハグし合う姿にも何度も心を打たれる。

朝起きて、わずか4時間でこんなにもドラマチックな出来事を体感できるなんて。選手達に、「心からありがとう」そう伝えたい気持ちで胸がいっぱいになった

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表彰式。お馴染みのレインボーブリッジを背に、国旗が掲げられる様子には、やはり見ているだけで胸が熱くなる。

たとえ「にわか」と言われても、これは性分だから仕方がないのだと思った。

「シンプルに嬉しいです」

試合後のインタビューでそう答える堀米選手の言葉を、額面通り受け取る事にした。

オリンピックを素直な気持ちで楽しみ、選手を応援し、感動すること。そして、その感動を自分自身の次の行動へと繋げていくことができたら、どんなに良いだろう…

八月八日末広がりなその日まで。応援家®︎魂を燃やしながら、選手達を応援し続けよう!そんな風に思えた夏の日の午後でした。

***

今回は、オリンピック競技の新種目“スケートボード・ストリート“をテレビで観戦した時に感じた、「わずか4時間の出来事」を振り返りながら、綴ってみました。

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
皆様の夢の実現を心より応援しております!!

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