これからの働き方で大切な3つのこと
1 お金のためだけに働かない
働いてお金を稼ぐことは大切です。働き方にはライスワークとライフワークという2つの考え方があります。
※ライスワークとライフワークにさらにライクワークとライトワークを加えた4つの考え方もありますが、今回はわかりやすいように2つにしぼって解説します。
ライスワーク(Rice work)とは文字通り生活のために働くことです。ライフワーク(Life work)とは使命感や責任感を持って働くことです。天職と言えるようなこと、仕事とプライベートの区別をつけずに働くことなどがライフワークと言えます。
自分が今どちらの働き方なのかを考えてみましょう。
ライスワークが必ずしも良くないというわけではありません。最初はライスワークだったとしても続けていくうちにやりがいを見つけ、ライフワークになる可能性もあります。
また、ライスワークで安定した収入を得つつ、それ以外の時間でライフワークをするというような働き方もあります。
これからの時代、AIが人間にかわって今までの仕事をすることが増えてきます。
だからこそ、私たちのこれからの働き方はライスワークとライフワークの2つの軸で考えていく必要があります。それを無視してお金のためだけに働いていると、自分の身体や気持ちにいつか限界が来てしまいます。
2 今までの当り前を変えていく
今までは朝、会社に出勤して定時まで働く、またはその後残業する…会社員の方はそれが当たり前だったのではないでしょうか?
コロナの影響からテレワークを導入する企業やオンライン授業をする学校が多くなりました。それまでは会社や学校に行かないとできないと考えられていたことが、自宅でできるようになりました。
また、ビジネスのオンライン化が進み、今までだったら考えられなかったような新しいビジネスがどんどん増えています。
今までの当たり前が変わっていくと同時に新しい可能性が出てきたのです。
また、お金を稼ぐという考え方では、私は起業するまで「お金は働かないともらえない」「仕事は頑張るもの、つらいこともある」と思っていました。
しかし、いろいろな起業家の方や投資家の方とお話する中で「お金を得るには働く以外の方法もあること」や「好きなことで仕事をしているから楽しい」という考えの方に多く会うことができました。
自分の当り前が必ずしもそうではないことに気がつき、どんな考えも柔軟に受け止めることが大切だと感じました。
3 複数の収入の柱を持つ
私は1年半ほど前までは公務員でした。公務員は安定的にお給料がもらえるのですが、副業禁止です。その状態で満足していた時はよかったのですが、ふとこのままでいいのかなと思い、起業を始めました。
現在は非常勤講師、ピアノ講師、ピアニストとして活動したり、演奏会のサポートや執筆活動などもしていて複数の収入源があります。
また、お金に働いてもらうという視点から少額ではありますが、投資もしています。
ひとつの収入源しかないと、それが何かの時になくなってしまった場合、生活ができなくなってしまいます。
特にこのコロナ禍で複数の収入源を持つことの大切さに気がついた人も多いのではないでしょうか。
本業のほかに副業を持つ人が増えたり、最近は複業やパラレルワークといった本業と副業の区別をつけない働き方もあります。
ひとつの仕事、収入源にこだわらずに様々な働き方に目を向けていきましょう。
いかがでしたか?今は昔と違い、個人が活躍できるようになり、いろいろな新しい可能性がたくさんあります。
自分の理想の働き方、ぜひ見つけてくださいね。
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