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レシピ

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2020年6月の記事一覧

ミントのジュレと料理の組み立て

ミントのジュレと料理の組み立て

ジョエル・ロブションの名作「Le caviar」は底にオマールのコンソメジュレを敷き、そこにカリフラワーのクリームとキャビアを組み合わせ、パセリの色素でドットを描き、爽やかな香りを添えたもの。

(動画では他の料理も2つ紹介されてますが)

この構成要素のカリフラワーのクリームをアーモンドのカスタードに

キャビアをチョコレートのキャビアに置き換えたのがこちらのデザートです。オリジナルはChefs

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梅雨の昼下がりにスコーンを焼く。

梅雨の昼下がりにスコーンを焼く。

無性に焼き菓子を作りたい時がある。
まさに今日はそんな日だ。

家で焼くお菓子は簡単で美味しいものがいい。
洗い物が少なくって、手間暇かからなくて、材料がシンプルなのがいい。

俺がよく焼くのは、ビスコッティ。
ナッツとチョコの入ったザクザクした焼き菓子。

前にビスコッティのnote書いたこともある。
でも、たまには違う物を焼こうかなと思い。

『そうだ、スコーン焼こう。』

となった訳だ。

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ふかしなす(蒸し茄子)の作り方

ふかしなす(蒸し茄子)の作り方

そろそろなすがおいしい季節。茄子の消費量、日本一の県である新潟県には「ふかしなす」という郷土料理があります。消費量二位の京都ではまるごと炊いて食べたりしますが、この料理は「蒸す」という調理法を採用している点に特徴があります。

新潟はなす王国で(枝豆王国でもあるんですが)種類がやたらと豊富で、しかもどれもアクの強い品種。(在来の品種も多いので)そのため皮を剥いて調理する習慣が生まれ、炊くよりも蒸す

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食事の締めの香港風湯麺の作り方

食事の締めの香港風湯麺の作り方

香港風と言ってますが『なんちゃって』です。なにせ、鰹節と昆布の出汁がベースですから。中国料理店で食事の締めに出てくる小さな麺料理をイメージしています。

香港スタイルの麺は日本とは違い、キシキシっとした歯ごたえとのどごしの良さが特徴。ぼくの好物です。しかし、日本で食べられる店は少なく、入手が比較的簡単な乾麺を使うことになります。

細いストレート麺は自作の麺料理に最適。

鰹節と昆布の出汁
昆布 

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ラムの生姜焼き

ラムの生姜焼き

最近、都内のスーパーでもラム肉が普通に並ぶようになりました。ラム肉は不飽和脂肪酸が多く、脂肪燃焼を促すカルニチンというアミノ酸を含むなど、健康面からも評価されています。

ところでラム肉、どんな風に料理していますか。洋風や中国風の食べ方は結構、浮かぶと思いますが和風の食べ方といえばジンギスカンくらい。今回はラムの生姜焼きの作り方です。ご飯にあうので、普段の食事にぴったり。生姜焼きは豚肉の臭みを消す

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ズッキーニの60分焼き

ズッキーニの60分焼き

夏野菜のズッキーニ。皮をよく焼くとおいしい、という記事を前回書きました。

今回は久しぶりにまったく参考にならない調理法紹介。1時間焼くことで、ズッキーニの持ち味を引き出します。アルページュのアラン・パッサールの火入れ方法に習いました。

走りの時期のズッキーニはやわらかいので、輪切りにするよりも縦に切るのが美味。

縦に半分に切ります。

オリーブオイルを少量敷いたフライパンで加熱を開始。火加減

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