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「障害児者の支援で子ども達が夢や希望がもてるフィールドづくり」教員の地域貢献活動の場紹介

 放課後等デイサービスや就労継続支援B型を運営し、愛知県を中心に障害児者の支援を行う一般社団法人One Life。
 「一度きりの人生を豊かにしよう」を理念に掲げ、企業、行政、地域と連携しながら障害のある児童、障がい者を支えています。

 地域での体験が充実するよう、週末には積極的に課外活動やイベントを企画。しかし、特性のある子ども達の課外活動には支援を必要とする場面も。
 教員の経験やスキルが活かされるとともに、社会人として、教員としての成長につながる活動を紹介します。


3つの事業

障害のある子どもの支援

 障害のある就学児向けの学童保育のようなサービスである放課後等デイサービス、障害のある未就学児向けのサービスである児童発達支援で、運動や療育、学習に特化した支援に取り組んでいるそうです。
 週末には、課外活動を実施することが多く、陸上や水泳などスポーツの大会への出場、科学館や公園などへのお出掛け、キャンプやBBQの開催、マルシェの開催など様々です。

就労支援事業所

 放課後等デイサービスの卒業後も、進路選択や働くことを実現できるよう障害者のための事業所もあります。
 イベントやマルシェの販売に向けてお菓子の包装や雑貨の作成といった作業、訓練などを行います。
 障害のあるの子どもが将来どのように仕事や社会と関わるのか、児童を支援するスタッフが見学やボランティアに来ることもあるそうです。

サッカークラブ

 運動やスポーツを通じて心身の成長を支えることに取り組んでいるOne Lifeは、守山区で幼児から中学生を対象にしたサッカークラブも運営しています。

人手が必要な課外活動

教員のスキルが活かされ、成長につながる場

 各事業所で企画するイベントやマルシェへの参加の際には、10人前後の児童と、4,5人の職員で課外活動に取り組むことが多いそうですが、発達障害、知的障害などの特性をもつ児童が安全に参加できるよう、一緒に参加や見守りをする方が必要です。
 特性に応じた支援は主に職員の方に任せることができるので、障害をもつ児童との関わりに慣れていなくても大丈夫。見守りのような形であっても、事前に情報共有するミーティングに参加したり、児童を支援する職員の補助をしたりすることで、それぞれの特性を理解することにつながります。
 特別支援学級を担当する教員でなくても、学ぶことが多い活動です。

マルシェの様子

個人の特技を生かすイベントも

 アートやものづくりなど、個々の特技を生かす場面があることも。もしそのようなスキルや趣味をもつ教員であれば、制作過程から一緒に楽しみながら参加できそうです。

国際交流

 岡崎市や西尾市の事業所では、海外にルーツをもつ児童や家族も多いそうで、英語やポルトガル語、スペイン語などの語学に関心のある教員であれば、そのスキル活かしたり、学んだりする国際的な機会もあります。

海外にルーツをもつ児童がいる事業所も

人とのつながりや情報交流の場に

 職員の中には、教員経験者であったり教員免許をもっている人がいたりするそうです。
 学校とは違う場所で子ども達を支えている方とのつながりや交流を通して得られることも多いのではないでしょうか。

イベントを通じてつながる

 たくさんの場所、幅広い活動で障害児者の支援をしている一般社団法人One lifeでの地域貢献活動。
 イベントへの参加を楽しみながら子ども達を支え、多くの学びを得られる体験になります。事業所ごとに取り組みが違うので、一度お近くの事業所の活動を見てみてください。

詳細情報

活動日時
課外活動は主に週末。事業所ごとの企画になります。
活動場所
名古屋市内、岡崎市、西尾市、岐阜県
活動にあたって
楽しむ気持ちがあるならウェルカム
1回でも継続でもOK
ボランティア保険加入だとなお良し
(法人として事業保険に入っていますが、カバー範囲を広げるため)
公式ホームページや事業所ごとのインスタグラムで活動について知ることができます。
一般社団法人One Life公式ホームページ
@onelife___official @onelife_smile2018 @onelife_makinosato @onelife_job


  まちまち公式noteでは、教員が参加できる地域貢献活動を紹介しています。おすすめの地域貢献活動がありますので、ぜひ見てみてください。 
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