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#109 中山コーヒー農園体験④ コーヒーの出来上がり!

いよいよ中山コーヒー農園体験物語も最終回となりました。
ながながとマニアックなお話にお付き合いいただきありがとうございます。
もう一話だけお付き合いください。
まだの方は、ぜひこちらも覗いてみてください!

昨日のお話では収穫したチェリーが生豆(きまめ)になるまでの過程をお話しさせていただきました。本日はその生豆を焙煎して、一杯のコーヒーにしていきたいと思います。

生豆の重さは31gでしたが、どこまで減るかも楽しみですね。では焙煎していきましょう。

今回は手網の焙煎器具で焙煎をしていきます。(実は、私がコーヒーにのめり込んだのは手網の器具で焙煎をしてからなんです。)

作業は単純で、生豆を焙煎器に入れて、ひたすら横にふりふりするだけです。ただ、水分量が多いので、普通の生豆よりも2倍くらい時間がかかりました。おそらく20~30分くらい振り続けていたと思います。

20分くらい振り続けていると、少しずつ豆がきつね色に変わってきて、甘くて香ばしい香りが立ってきます。5分後くらいには、皆さんも見たことのある茶色く焙煎されたコーヒー豆の出来上がりです!
中深煎りくらいに焙煎したつもりです。

気になる重さはというと14gでした。
ぎりぎり一杯分のコーヒーが淹れられそうです!

あとは豆を挽いて、ドリップしてようやく1杯のコーヒーが出来上がり!

肝心のコーヒーの味はというと、少し苦みとコクがあり、雑味は少なく美味しかったです。また、山の中で飲むとよりおいしさが増します。なんといっても自分で収穫から行ったコーヒーは格別です。

農園の方が、ケーキとカスカラティーを持ってきてくださり、コーヒーと一緒にいただきました。ケーキはカスカラのパウダーが練りこまれているそうです。正直、カスカラの風味を感じることはできなかったですが、美味しくいただきました。カスカラの活用は難しいんですよね。私も前職のカフェで試したことがありますが、カスカラパウダーは風味が弱いので、どれだけ使っても分かりづらいんですよね。しかも値段が高いから、原価が上がるだけで、商品にすることはできませんでした。

ということで、コーヒー農園の体験はこれでおしまいです。
いかがでしたでしょうか?
コーヒーのことを知りたいと思っている方は絶対に行ってください。

私は、このために沖縄に移住したといっても過言ではないので、これからもコーヒー農園には通いたいと思います。

それではまた!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さん素敵な一日をお過ごしください。2月からホテルの運営もなんとかSTARTすることができました。ぜひ、私が運営している沖縄のホテルも覗いてみてください。




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