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体も思考も食べてるものでなっている ーyou are what you eat

このPODCASTはこちらからhttps://open.spotify.com/episode/1F4ferd7s11DUdoI8xDtEf?si=cf43e99854894812
今日は食について話したいと思います。この話題になると長くなるのでちょこちょここれからPODCASTで話をしていきたいと思います。皆さん、体も思考も食べているものでなっている。ってフレーズを聞いたことがありますか?私はこの言葉をすごく大事にしている生活を20年くらい続けています。
アメリカという国は食文化のレベルが低く、日本に比べたら国民の持つ食へのこだわりやお料理をすることなどの意識がとても低いと思います。日本でも本がたくさん出ているのでご存知の人も多いと思うのですがシェフでレストラン経営者で食の活動家アリス・ウォーターがカリフォルニアのバークレー出身なので彼女がカリフォルニアの食文化を変えたと言っても過言ではないくらい食へのこれが普通という概念を覆すパラダイムシフトを起こしたことで有名なのですが、その影響でヘルシー食文化とアメリカの根強いジャンクフードの文化が混じった食文化があると思います。
私は日本ではほとんどお料理好きな母と父もアウトドア派で男!って感じのお料理を作る人だったので外食はほぼしない家庭で育ちました。アメリカに来てからはいろんなホストファミリーを転々としたことからいろんな食生活を送る家族で育ち、ティーンということもあってジャンクなものもかなり食べました。
結果高校留学生活で私はびっくりするくらい太りました。
海外留学あるあるだと思うのですが(笑)
食に特に意識することがなく、食べることについて考えたことがない生活をしていました。ただおいしいから食べる。それだけでした。パッケージに入っているものを見たことも無かったし、この食べ物がどうやってここまで来たかなんて知ったことないという生活でした。それからワイン業界に就職し、ワインは食との繋がりが密にあるので一流のシェフと会う機会が仕事を通して多くなりました。ランチミーティングで出されるワインとペアリングのお料理は大きなお皿にちょこっとすごく綺麗に飾られていて、ソースが何ですかこれ!と言ったものが多く少ない量でもものすごく丁寧に作られたものが多く感動しました。ワインとどのように合うかという会議でも私はただ聞くだけなことが多く、皆どのお料理も味わってワインの味と比較し、シェフも使った材料が地元産ということを誇りにしていたり、お肉もこの畜産家から提携してきちんと育てられた肉を使っています、などを発表していてそれの何がいいのかも全くわかっていない20代でした。でも自慢してるってことはいいことなんやろうな・・・的な。(汗)
その頃、風邪を引くことが多くなり、体調が悪く仕事を休むことも多くなって、休むと迷惑がかかるし、しんどい状態で仕事に行ってもパフォーマンスも悪いし、風邪も移したくないしとこれは考えないと・・と思ってました。でも体調が悪いことと食がまだ結びついてませんでした。その頃、大好きな吉本ばななさんの「体は全て知っている」という本を読んで感動したり、その頃サンフランシスコに遊びに来ていた日本からのカップルがとあるイベントで私がワインを注いでいたのですがそこで会ったお友達が日本でオーガニックのベジカフェをしている方で、私達は意気投合し、その後、ホテルなんかで泊まってないでうちにおいでと招待しました。そこで彼らに私は食生活が180度変わる食育をしていただきました。まず玄米の炊き方から教わってなぜ玄米が体にいいのか。玄米は3日食べるだけで体内の血が入れ替わることを教えていただきました。
玄米の話をすると熱くなってこれだけでPODCASTとれるのでまたそのお話は次のエピソードでしようと思います。
この鯛をエビで釣る??的な彼らに家においでとお世話する予定が完全に私は何にも変えられない人生を変える食の知識を彼らから教えてもらったのです。
それから体調も良くなり、食べることと体ってすごく繋がっているんだと実感しました。今まで見たことの無かったパッケージに入っている細かい部分も読むようになり、ワインのお仕事でもシェフの言っている言葉がすっと入るようになり、ありがたくいただけるようになりました。
そういういろんなことが重なって私は食と体のことを考える食生活をするようになりました。そして面白いことに付き合う人も変わってきて、食をよく考えて生きている人と話すことが楽しく思うようになりました。
そういう人にはベジタリアンやビーガンが多く、彼らの思想も知る機会が多くなりました。皆なぜそういう選択をしているかという思想をきちんと持っていて私はとても興味深く、自分も考えて、きちんと選択して食べるという重要さを感じました。
私はビーガンやベジタリアンというレッテル(?)を自分で貼るのが苦手です。確かにそう名乗っていた時期もありました。そしてそれを名乗ることで仲良くなる人もいました。しかし、そういう風にカテゴリー化すると肉を食べている人は・・・とジャッジしたり、野菜しか食べてない奴は・・・という意見をどちらからも聞くことになって私は絶えずなんか違う・・・。と思っていました。カリフォルニアでは普通にベジタリアン、やビーガンがいるのでなぜ?と聞かれることはないのですが日本ではアレルギー?わがまま?めんどくさい人??っと思われている感もすごく嫌だったし。自分の立ち位置がわからずでいました。
子供が生まれてからの食についても長くなるのでまた別のエピソードでお話しすることになりますが今は食に関しても「色々いてよし」だと思っています。でも大事なのは食べ物はどうやってできているか、食べるとどうなるか、そして私たちの食の選択によって体や思考だけでなく、社会が変わること、地球の環境が変わっていくことをきちんと知るべきだと思います。
その上で実施しているのがミートレスマンデー。これは月曜日だけでもお肉を食べないでいようといういう世界的に行われている食の活動日です。実際お肉を食べない日はもっと多いのですが、この活動を知っていただきたく、ソーシャルメディアで毎週月曜日は私のお勧めするおいしくて栄養価の高いベジタリアン、またはビーガン食の写真を載せています。これをきっかけに食について考える人が多くなったらいいなと思います。
私のお友達でカリフォルニアに住むアメリカの小学校の先生をしているMEIちゃんがビーガンのPODCASTをされています。とてもわかりやすく、ベジタリアンのことやビーガンについて詳しくお話しされています。よかったら概要欄に彼女のPODCASTを載せていますので聞いてみてください。まずは知る、と言うことから・・・が大事だと思います。

そんな私はおいしい日本の手打ちそばが食べたくて食べたくてたまらない日を送っております。日本食料品店があるといえどもやはり日本でしか食べれないものが多く、海外在住あるあるで無ければ頑張って手作りすることもあるのですが流石に手打ちそばは・・・日本で蕎麦造りの体験をしたことがあってもハードルが高く、さっとどこでもおいしいお蕎麦が食べれる環境はとても羨ましいです。私の分までお蕎麦食べてください。そして決して画像は送ってこないでください。(笑)

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