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理性と情緒の調和するところ

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自分の作品をカテゴリごとにまとめておきます。 こちらは随筆集です。ほんとうに好き勝手書いているだけであります。 ショートノート( https://www.shortnote.jp… もっと読む
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記事一覧

スイカの種について

遠く沸き立つ入道雲を見ながら青空の下でスイカを食べる風景は、 まさに日本の夏の風物詩と言…

泳ぐ鯉

池の中を自由に泳いでいる鯉を見ると、小学生のころを思い出す。 大人になっても池といえば鯉…

勉強も仕事も他人が興味のない分野なら一番になりやすい

学校という特殊な環境において、他者と自分をくらべてしまうのは仕方のないことだ。 学校の成…

自由を認めることが「ゆたかさ」を育む土壌となる

お気に入りのコーヒーカップのなかにコーヒーをゆっくりと注ぐ。 立つ湯気のなかには深くロー…

宇宙開発の歴史

ロマンのひとつに宇宙があります。 未知なる世界への興奮は、なぜこんなにも私達の興味をひき…

小さな勇気でも行動は変えられる

勇気は人が生きていくうえであったほうがいいものだ。 数多くの物語で勇気の大切さが語られて…

煙草の思い出

多くの愛煙家は煙草が身体に悪いと知りながらも、たいへん見事に正当化する理由をつけて煙草を吸い続けている。 それを心理学的には「認知的不協和の解消」というらしい。Wikipediaにも書いてある。 私の尊敬する寺田寅彦先生も愛煙家であった。 これを読んでいると、急に忘れかけていた昔の記憶がよみがえってきた。 そういえば、自分にも煙草を吸っていた時期があったのだ。 今でこそ嫌煙家の私も、煙草を吸っていた時期がほんの1,2年ほどある。 鬱屈とした20代前半の話である。 私にと

涙のわけは~感情と理性の関係および脳内感情の擬人化方法~

感動で涙があふれてくる。そういう経験をだれもが一度はしただろう。 映画を見たり、本を読ん…

閉鎖空間は古典的な恐怖体験の温床である

これは新婚旅行で私の身に起こった本当の話である。 フライトが朝早くだったため、前日から空…

幻の麦茶にまつわる長い勘違いの話

自分が幼稚園くらいの時だったと思う。夏休み中の課外学習か何かで、幼稚園ではなく、どこか地…

傷つきやすい人も手に入れることができる心の強さとは

タフな鋼の心。何があっても傷つかない、こわれない強い心。 繊細で弱いガラスの心を持ってい…

札幌の時計台から歴史的財産の価値を考える

数ある有名な北海道の観光スポットにおいて、札幌時計台はやや残念な評価をされがちである。 …

芸術作品の味わい方とその効用

他人のつくったものが自分の人格なり考えに影響を与えているというのは、不思議なことであり名…

未来に長く生きることを考えるのではなく、過去を取り込んで人生の質を上げようという提案

人生100年時代と言われているけれど、みんなそんなに長生きしたいと思っているのだろうか。 私なんかは100歳まで生きれると言われても、そんなに生きなきゃいけないのか、と少し気後れしてしまう。 というよりも将来が不安になる。どんなふうに生きていいのか、さっぱり見当がつかない。 もちろん、長寿でありたいと願う人もいるだろう。 100歳、120歳まで生きたいと思ってる人もいるのかな。 たしかにそれだけ生きられたらすごい。 それが当たり前になるってどんな世界なんだろう。 そんなこ