過去と共に生きる私は幸せ

今回の投稿は【過去】について。これまでも何度も触れてきているが、お盆休み中の友達との会話をきっかけに、私は再び思考を巡らせた。そんな友達から見た私は、『過去の自分に対して、過度に否定的に話す』印象らしい。その場で話せる範囲では、自分なりの気持ちを彼女に伝えた。けれど、なんとなく納得いかない自分がいた。その為、より深く私自身の過去に対する思考を紐解いた。結果、新たに辿り着いた自分の思考を発信する。

前提として、漠然とだけど、【過去】に対する私のイメージを2つ、先に発信する。
①過去は決して変わらない、今更その事実は変えられない
②過去に見た景色も変わることは無い。当時の経験や感情も決して消えることはない。

前提の2つの思考を、意識して常に持ちつつ、そんな私が自分の過去を振り返った。振り返ったものの、大きな変化は特にない。正直なところ『過去がなんだ?』『だからどうなんだ?』っていう疑問ばかり、私の頭に浮かぶ。
その疑問から抜け出す私の思考回路は、【今】に『視点を変えて自分と本気で向き合うこと』だった。具体的には【今、自分が変えられること】について。まずは、『当時の自分はこうだったんだよね』っと【自分を客観視】すること。その上で、【当時出来なかったかったこと】を『自分で認める、納得する』こと。

ぶっちゃけ【当時出来なかった自分】に焦点を当てたところで、『だからなんだ?』って【今の私】はストレートに思ってしまう。【当時出来なかったこと】は【過去の事実】として一生残るし、その経験から得た【自分の感情】も『消えないのは当たり前』だ。【当時の経験と感情】を『活かすも殺すも自分次第じゃん?』ってことが私は言いたい。そもそも別に、『殺さなくても(ネガティブにならなくても)そんな必要なくない?』って私は思う。

【過去の自分】に対して、『そんな時もあったよね』『あの時は出来なかったんだよね』って気持ちになるだけの話。【過去だけでなく、現在の日常生活でも同じこと】を私は主張する。例えば、『昨日の私はネガティブだったから上手くいかなかった』とか『さっきの私は何かしら足りないことがあっただけ。だから、それを見つけたら次は上手くいくよね!』みたいな。こんな思考回路こそが、1番身近な【自己肯定】だと私は思う。正しく、数年前までの私が【出来なかった】こと。だけど今は自分で意識【出来る】ようになった。

【上手くいくばかりの人生じゃない】ってことは、【上手くいかないこと】を『繰り返し経験して生きていくからなのかな?』と、私は思う。

上記のように【今に繋がる自分の変化】が、私にとっては、『過去の自分への向き合い方なのかな』と、個人的に強く思う。
否定するように聞こえるかもしれないけれど、別に否定はしない。【当時出来なかった理由】を【自己分析】するからこそ、【同じことを繰り返さない生き方】を【見つけて挑戦する道】が生まれる。
過去の話をする時は、どうしても肯定的に発言するのは難しい。その理由は、当時は【本当に、とにかく生きるのが必死】&【自分を守って生きるために毎日一生懸命】だったから。【自分を守る】=【自分が原因で、周りの人達が感情的にならないこと】だった。そのために、『当時の私は必死に頑張ってた』訳だから、そりゃ【自分の幸せを考えたこと】なんてなかったよ。

私が、『今が1番幸せだ!』と胸を張って生きられるようになったのは、本当につい最近だ。でも、そう思えるようになった【根本】は『過去の自分以外に何物でもない!』と強く自負している。
だからこそ、【自分の過去、過去に経験した全ての当時の景色】は、【切っても切れないもの】だと、強く実感した。つまり私は、【自分の過去=固定概念】の思考は、【どうしても切っても切れない過去】だと強く認識していることを実感したっていう話。

そして、【当時の自分が出来なかった】=【本当はこうしたかった、なりたかった】みたいな『理想があった』ってことを、私は主張したい。【当時は無意識】だったけれど、その正体を【意識的に見つけていくこと】が、【今の自分にできる】こと。【見つけたことを1つ実現する】ために『努力を重ねること』で、【今の自分】が『生きやすくなれば、それで良いじゃん?』って私は思う。

【自分の過去】なんてのは、『生きてきた分だけ増え続けるもの』だと、個人的に思う。
その中で、【私の20数年間の人生】は、【常に共に生きてきたもの】がある。それが、【固定概念】であり、親・家族・親戚だった。そして、『それ以外を知るようになったからこそ』の、【新たな見方】が、初めて私に生まれた訳だ。

20数年間の【過去の自分】から、直近5年間で、1つ1つ【新しい見方・価値観】を生み出した。『自他ともに驚く程のスピード』で、変化を重ねている。しかしながら、まだまだ到底未熟な私だ。きっと、それなりの【年月が必要】だと私の実体験から学んでいる。そして、【過去は、決して消えない】からこそ、私は、【過去の自分との対比発言】が多いのかもしれない。

【今の自分】を主張するために、『決して欠かせない』のが【過去の自分】な訳だ。我ながら皮肉なもので、おもしろい。ただ、【どちらの自分】とでも、『もう少し上手く付き合って生きること』を覚えたい。
具体的に言えば、それこそブログでの発信。友達に向けての発言。特に気になるのは、【過去の自分に似た人】や【今も同じ環境で生きている人達】に向けた、私目線の自己主張。

【切っても切り離せない】とはいえ、【私自身の付き合い方次第】では、きっと改善出来るはず。『今はまだ出来ない』と【自己肯定的に認める】だけでなく、『今の壁を超えるため』の【更なる努力】を重ねていきたい気持ちになった。

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