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「Dark Room filled with Light」screening by 生西康典+掛川康典+永戸鉄也 soundtrack by Filament(Sachiko M、大友良英)
『FADER』11号(2005年)、HEADZ この企画の話を最初に聞いた時に真っ先に想像したのは「退屈さ」だった。もちろん否定的な意味ではない。「光で満たされた暗室」というタイトルから、微弱音と真白に反射する(だけの)スクリーンによる最小限の、非常にミニマムな表現を想像していたのかもしれない。当日は各回三〇名限定の二回公演で、その二回目を体験したのだが、最大の心配は睡魔との戦いになるのでは、ということだった。もちろんそれは杞憂に終わったが、実際に、開演前の主催者による前