マガジンのカバー画像

そのほかの原稿

23
運営しているクリエイター

記事一覧

EDPS/BLUE SPHINX(1983)

EATERファンページHP「極私的80年代ディスク・レヴュー」第四回、2000年 *EATERとは、1995年…

「アンケート 私の好きな〈日本の〉一曲」 「ウルトラQ」メインテーマ/宮内國郎

『STUDIO VOICE』302号(2001年2月) 特集「日本の作曲家——伊福部昭からコーネリアスまで」…

タウン・アンド・カントリー インタヴュー

『STUDIO VOICE』365号(2006年5月) タウン・アンド・カントリーの新作『アップ・アバーヴ』…

「現代への扉 実験工房展 戦後芸術を切り拓く」

メディア芸術カレントコンテンツ 2013年03月29日更新 実験工房は、終戦後1940年代後半からそ…

HIDDEN MASTERPIECE(埋もれた名作500選)           Walter Steding(Red…

『STUDIO VOICE』 2009年8月号 *STUDIO VOICE誌の企画、埋もれた名作500選で、私も、これは埋…

オノ・ヨーコのアート

『サウンド&レコーディング・マガジン』2009年11月号 ショーン・レノンの母、ジョン・レノン…

音楽(体験)と美術(鑑賞)のあいだ

『大友良英 音楽と美術のあいだ』展 会場テキスト 2014年11月 *2014年にICCで行なわれた『大友良英 音楽と美術のあいだ』展は、2008年に山口情報芸術センター(YCAM)で行なわれた展覧会「大友良英 / ENSEMBLES」において委嘱制作された《quartets》の再展示と、新作の《guitar solos 1》によって構成された。タイトルは、前年に逝去された後々田寿徳さん(多摩美の先輩であり、ICCでの先輩でもあった)の書いたエッセイ「美術(展示)と音楽(公

イーノ・ハイドのめざす「ライクティ」の世界——スティーヴ・ライヒとフェラ・クティ…

High Life/Eno・Hyde (BEATINK) 宣材冊子 2014年6月 イーノ・ハイドの二作目が早くもリリー…

カールステン・ニコライ オラフ・ベンダー  ラスターノートン インタヴュー

『STUDIO VOICE』 2009年3月号 フランク・ブレットシュナイダー、オラフ・ベンダー、カールス…

HOSONO DISCS

『STUDIO VOICE』2008年9月号 特集「細野晴臣の楽しみ方!」 INFAS はっぴいえんど『はっぴ…

ニック・ドレイク『ブライター・レイター』

200ロック人名事典(立風書房200音楽書シリーズ) 執筆者あとがき 2001年7月 *2000年代の前…

リアルタイムであることとはなにか——放送および通信テクノロジーが媒介するイヴェン…

『Technology×Media Event』 2018年10月13日発行 日本電信電話株式会社 2018年にICCで開催…

「Dark Room filled with Light」screening by 生西康典+掛川康典+永戸鉄也 soundt…

『FADER』11号(2005年)、HEADZ  この企画の話を最初に聞いた時に真っ先に想像したのは「退…

ポル・マロ「Sketchy Pop-Ups」

『FADER』10号(2004年)、HEADZ  ポル・マロに《Found Installation》という写真作品がある。そこには淡路島の海岸に捨てられ、放置されたゴミがただ写っているだけである。しかし、「見出されたインスタレーション」というそのタイトルの通り、この日常の端にあるような風景の一部である無作為に投げ出されたに違いないゴミは、ポルの視線によって切り出されてインスタレーションのようにどこか意図的に作られたもののような佇まいを見せている。つまり、積極的に「見出す」