武蔵大学学芸員課程2021

2021年度武蔵大学学芸員課程生による展覧会「遊びとしての食〜江戸時代の料理〜」の情報…

武蔵大学学芸員課程2021

2021年度武蔵大学学芸員課程生による展覧会「遊びとしての食〜江戸時代の料理〜」の情報を発信していきます🍣/会期:2022年1月21日(金)〜28日(金)/場所:武蔵大学8号館3階ラウンジ

最近の記事

「遊びとしての食〜江戸時代の料理〜」終了しました!

みなさまこんにちは!武蔵大学学芸員課程です。 先日1月28日(金)をもちまして、無事「遊びとしての食〜江戸時代の料理〜」が終了いたしました!ご来場いただいたみなさまありがとうございました!行きたかったけど行けなかった…という方も、興味をもってくださり本当にありがとうございます!武蔵大学学芸員課程では毎年修了展を開いておりますので、ご都合がよろしければ、来年度の修了展にお越しくださいませ。 今年度は様々な要因で現地での開催が危ぶまれていました。本当に、どうにか開催できたのが

    • 「遊びとしての食〜江戸時代の料理〜」開催中です!

      寒い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか? 武蔵大学8号館3階学生ラウンジでは、1月21日より「遊びとしての食〜江戸時代の料理」を開催しています! これまでの展覧会の様子を、少しのぞいてみましょう〜 1月24日に行われたギャラリートークでは、江戸の名物料理の解説や江戸の食にまつわる豆知識、再現料理を作ってみての感想などを話しました。お昼の時間帯にもかかわらず、学生や職員の方が来てくれました。レシピもたくさん持ち帰っていただき、大盛況のうちに終了しました。参加

      • 展覧会が始まりました

         みなさんこんばんは! いよいよ本日から8号館3階学生ラウンジにて、"遊びとしての食〜江戸時代の料理〜"展が始まりました!  百珍物や初物食いなど、江戸時代に入ると食は"お腹を満たすためのもの"から、"人々の愉しみ"へと変化していきました。本展覧会では、そんな江戸時代後期の"遊び"としての食について取り上げます。  パネルやキャプション、全て自信作なのでここでお見せしたいところですが、残念ながらそれはできないので、皆さんの目でぜひ見てもらえればと思います!  さてここから

        • 【展示補足】一両二分の茶漬け 現代語訳

          享和の頃浅草三谷橋の向かいに、八百善という料理茶屋が流行した。深川土橋の平清(ひらせい)や大音寺の田川屋、これらは文化の頃から流行していた料理屋である。ある人の話では、酒も飲み飽きたところで、「八百善に行き、極上の茶を煎じさせ、香の物の茶漬けがほしい」と言って、何人かを連れて八百善へ行った。茶漬けを頼んだところ「しばらくお待ちください」と言って、半日がたっても料理が出てこない。ようやく香の物と煎茶の土瓶が出された。香の物は春の頃にしては珍しく、瓜と茄子の粕漬を切りまぜにしたも

        「遊びとしての食〜江戸時代の料理〜」終了しました!

          【展示補足】年表解説

          ①…町人の多くは長屋住まいであり、食べ物を作る土地を持っていないため、商品を担いで売り歩く「振売」や一定の場所で販売をおこなう「立売」から食材を購入していました。 ②…外食文化の発展には「振売」のような流通を担う人々や、魚や野菜の煮物を売る「煮売屋」や移動可能な店である「屋台」をおこなう人々の登場が影響しています。また、明暦の大火以降、復興のため江戸への単身男性が多く流入したのもその一因です。 ③…明暦の大火直後、浅草・金龍山で茶飯・豆腐汁・煮染・煮豆などを提供する奈良茶

          【展示補足】年表解説

          きっと驚く!?新感覚・豆腐のデザート!

          皆様こんにちは!いかがお過ごしでしょうか。 冬は美味しい料理が多く、ついつい食べすぎてしまいますよね。気がついたら、体重が増えていた…なんてこともしばしば。 でも大丈夫!今回ご紹介するのは、豆腐を使ったとってもヘルシーで美味しいデザート、その名も”こおり豆腐”です! 豆腐を使ったデザート!?現代では豆腐はご飯のおかずやお酒のおつまみなど、しょっぱい味付けで食べることが多いので、意外に感じられた方も多いのではないでしょうか。しかしそんな方にこそ本記事を読んでいただきたい!今回

          きっと驚く!?新感覚・豆腐のデザート!

          寒い今こそ食べたい!ほっこり揚げ出し大根

           こんばんは!首都圏では数年ぶりに雪が積もったりと、とても寒い日が続いていますね。私は久々の雪に思わずはしゃいでしまい、素手で雪だるまを作った結果、右手の小指がしもやけになってしまいました。  さて個人的な話はここまでにして、江戸時代の料理紹介第二弾となる今回は、寒い今の季節にぴったりな一品、"揚げ出し大根"をご紹介します! 日本人に愛されし野菜"大根"  揚げ出し大根とはその名の通り、半分に切った大根を揚げただけのシンプルな料理です。現代ではこのようにただ揚げるだけ

          寒い今こそ食べたい!ほっこり揚げ出し大根

          展覧会の準備〜ワークショップ編〜

          あけましておめでとうございます! 正月気分が抜けきれない今日このごろですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 私たちは1月下旬に開催する「遊びとしての食〜江戸時代の料理〜」に向けて着々と準備を進めています! 実は、12月上旬の卒業論文提出後はかなり大忙しでした… 修了展の運営にあたって、学芸員課程の4年生は広報班、キャプション班、ワークショップ班の3つに分かれて活動しています。 今回はワークショップ班が行っていた準備について、少し紹介していきます! ===========

          展覧会の準備〜ワークショップ編〜

          ~定家卵のレシピと江戸の卵料理~

          みなさま、いかがお過ごしですか?クリスマスも終わり、大掃除や正月の準備で大忙し…といった所でしょうか。 私たち武蔵大学学芸員課程は、12月20日から「遊びとしての食~江戸時代の料理~」の情報を発信し始めました! レシピ動画とレシピブックを配布するだけでは何か物足りない…。 そう思い、展示内で取り上げる3つの料理について、コラムのような記事を書くことにしました。 記念すべき第1弾は、ふわふわ卵の食感が楽しい「定家卵」の紹介です! そもそも、定家卵って何? 突然、「定家卵」

          ~定家卵のレシピと江戸の卵料理~

          情報解禁!

           みなさんこんにちは!本アカウントでは、2021年度武蔵大学学芸員課程生による修了展「遊びとしての食~江戸時代の料理~」(会期:2022年1月21日(金)~28日(金)/場所:武蔵大学8号館3階ラウンジ)についての情報を発信していきます。  私たちは、江戸後期に盛んとなった“遊び”としての食について取り上げようと考えています。果たして江戸時代の食文化はどのようなものだったのか?味は?見た目は?……そんな気になるあれこれについて展示予定です!  記事の投稿予定は、  12月2