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「役に立つ」は「助ける」ことから始めよう

「人様の役に立つ人間になりなさい」

子どもの頃よく言われました。

しかしこの「役立つ」ってなんだろう?簡単なようで意外と難しいです。

たとえばお医者さんや弁護士さんならわかります。

世の中に貢献している職業ですから、明らかに「役に立つ」職業です。

警察官や消防官もそうですね。

ただ「役に立つ」と言えるかどうかわからない職業もある。きっと何かの役に立っているんだろうけど貢献感がないというか、役に立っている実感がない。

もしかしたらお医者さんや弁護士さんだって「役に立っている」実感はないのかもしれません。

ところで「プロ」の語源となるプロフェッションの動詞"profess"には「信仰を告白する」という意味があります。

古くはプロというのは神に誓って行う職業でもあるのですね。つまりは役に立っているという貢献感より使命感の方が強いのかもしれません。

どんな職業でも使命感を持って仕事をするのはとっても大切ですし、むしろなくてはならないものでもあります。

その上で「役に立つ」のかな、と思うのです。

そもそも役に立つのはその人というよりその行為、成果だったりします。「私は役に立つ人間です」っていうのはちょっと違和感を覚えます。

ではどうしたら役に立つことができるのか?ということになりますが、それは職業や使命感に関係なく、まず「助ける」という気持ちがあるかどうかにかかっています。

私にとって大切な人とはどんな人なのか?と考えたとき、

・その人がピンチの時に真っ先に助けたい人
・わたしがピンチの時に助けてくれる人

となります。これがもっとも根源的な人間関係。

「役に立つ」ということは人を助けたい、助けることができる、ということですね。

助けることができたら役に立てたという貢献感が芽生え、助けようという気持ちは使命感にもつながります。

助けることができる人数や助けた内容の大小はあまり関係ありません。もちろん人数が多くて重い案件であればあるほど貢献感は高まるでしょう。

でも数や大きさにこだわるのは目的を見失うリスクがありますね。身の丈にあった、できる範囲の貢献で十分な気がします。

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