見出し画像

殻を破るとき…

人はどこかで自分の殻を破らなければならないときがやってきます。

こんな人がいます。

なんでも自分でやらないと気が済まない人。しかも優秀だから、なんでも吸収して身につけてしまう。

「それはやらなくていいよ」と言ってもムキになって手を止めない。

どんどん自分のスキルを上げていくのですが、あるとき「もう限界です」の一言。

この「限界」は、これ以上一人で抱えきれないという意味。でも限界は停滞、そして減退の始まりでもあります。

どうするか?

今まで一人でやってきたことを明け渡すしかありません。

なぜ今まで明け渡すことができなかったかというと、自分でやった方が早いから、なんですね。

誰かに説明する必要もなく、思い通りにできるわけです。楽なんです。

でもここで限界を迎えたら、自分にとっても、その仕事にとってもマイナスにしかなりません。

その人の限界は「人に明け渡さない」こと。その限界を突破して、明け渡し、一つ一つその仕事について説明していく必要があります。

もちろん思い通りにはいきません。自分がやった方が早いしうまくいく。

ただ自分は一人しかいないから、分身の術は使えないから、我慢して明け渡すしかありません。

そうすることでその人は「マネジメント」を覚えることができます。これが新たな武器。殻を破った姿です。

自分のやっていたことをどのように伝えるとうまくいくのか、人のモチベーションをどうしたら高めることができるのか、というのがその人の次のステップになるのです。

それがうまくいけば、今までよりも大きな仕事の成果が得られるし、その人自身もパワーアップする。会社も人も成長するのですね。

うまくいかないこともあるけどそれも経験。明日の糧になるでしょう。

そしていちばん大事なのは、その人にとっての「殻を破るとき」を周りが見逃さないこと!諸先輩や上司がちゃんと気づくこと、これに尽きます。

本人はちゃんと「もう限界です」とサイン出しているんだから。周りはそのサインを見落とさないことですね。

たまごの殻を破ろうとしているひなに、外側から「もう出てきていいよ」って合図をする、おやどりとひなの連携が大切です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

最後までお読みいただきありがとうございます‼️

もしよかったら「スキ」「フォロー」をおねがいします😉

✨毎日note更新中❗️この投稿は215日目です✨

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?