会社員23年目の真実❗️頭ではわかっていてもなかなか気づけないこと

会社員23年というと結構なベテランです。40代は半ばを過ぎ、目前には「50」という数字が近づいているのですから。

ところが人間いつまでも若いと思いたい生き物なのでしょうか。都合の悪い事実にはフタをして気づかないフリをしているのです。

気づかない「フリ」というより、実際気づかないことも多くなっいます。年月のギャップを。

特にわたしの場合、23年の会社員生活のうち、二十数年は同じ会社、同じ職場にいます。

時代も周りも変わっているのですが、本質的なことってそう変わっていないものです。なので、自分自身も変わっていないという錯覚に簡単に陥る状況にあります。

多かれ少なかれ、長いこと会社員やってるとそういう状況の方は多いのではないかと思います。

周りの人たちは自分より若いし、あるいは経験も浅いのですが「自分の頃は」ってやっぱり思っちゃうんですね。

昔話をするのはNGとどこかで聞きましたのでなるべく言わないようにしていますが、その分思いはどんどん大きくなる。

でも現実は違うわけです。昔よりもいろいろ規制があったり面倒な手続きが増えたり複雑な知識を要するようになったり…。

その上で不慣れだったりということもあるわけです。

それが感覚としてわからないのです。

あるとき「あなたはこの仕事のことを良く知っているし解決策も肌でわかっているけど、今の人はそれはわからないのです」と言われて気づきました。

特に人間関係が最たるもの。

わたしと同じように同じ会社、同じ部署にいる人たちも一緒に歳を重ねています。ということは同じベテランです。

そのうちの一人が面倒なこと言っていたら「そんなこと言っちゃダメでしょ」って言えば済むこと。ベテラン同士ならですね。

ところが若い人は言えないじゃないですか、大ベテランに!

わたしが若いときだってそうです。ベテラン社員が変なこと言っていたら止められなかったわけです。

そんなことにも気づけないのです。

ある日新卒入社2〜3年目の女性社員がとなりの部署に異動してきました。

まだ異動2週目くらいなのに結構遅くまで仕事していたので、すれ違いざまに「遅くまで大変だね!飛ばし過ぎちゃってない?大丈夫?」って声かけたんです。

ま、ふつうのことですね。

そうしたら固まっちゃって言葉が返って来ないのです。「あっ………(沈黙)………、だ、大丈夫です」

内心「えっ!?」って思いました。

よく考えてみれば、わたしにとってはフレッシュな社員に声をかけただけ。

でも、彼女にとってみればやたらベテランの人に突然声をかけられてビックリしたのと同時に緊張したのかもしれません。

逆の立場になれば分かります。ふだんろくに会話したことのない大先輩に突然声をかけられたら…って。

「あなたは周りと違って歳とってるんですよ」

と天の声に耳を傾けなければなりません。

浦島太郎が戻ってきたとき、周りの風景は変わってないけど自分は老人になっている…。この感覚。

この気づきの先に「ベテランとして何ができるか?」という問いの答えがきっとあるのでしょう。

会社員23年目にしてはじめての「気づき」。これを一歩前進ととらえ、答えを見つけていきます!

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