主人公気分でアンビリーバーズを聴く

夜ってテンション上がる
大人になった今もとってもワクワクする

この前車で星を観に行った日
山道を走っていたんだけど辺りが霧に包まれていた
街灯は少なくて優しい月明かりがちょっぴり恐ろしい
神秘的な光景だったな

こんなにも綺麗だなと思うのになんだか不安

「異世界の入り口みたいだね」

トンネルの少し前で友人が言った

それだわ

「そうそうこの不安な気持ちってそういう感じ」

きっと一人だったらちびっていたかもしれない
いやそもそも一人で深夜のトンネルなんか絶対に通らないけどね
そしてちびったことなんて人生で一度もないからね

助手席にいる友人と米津玄師の歌声が私を安心させてくれていた

この神秘的な景色と私の大好きな「アンビリーバーズ」という米津玄師の曲がよく合っていた
MVも夜で霧は出てこないけどなんだか似たような景色に思えた

めちゃくちゃかっこいいじゃないか

私たちはまるでなにかの主人公にでもなったような気分で曲を聴きながらドライブを楽しんだ

そうなると物語は異世界にいってしまうようなものになりそうだね
それは嫌

印象的なドライブになりました

もうこの子が目の前に出てきても良いんじゃないかって感じだったよ
（※MVにこんな子が出てくる）