【第3回】母屋の片づけ
前回はこちら↓↓
島根県東出雲町、古民家&畑の再生PJ、前回11月は畑と母屋の草刈りをして、畑も開けた感じになってきました。
続いて12月から1月にかけては、ごみ屋敷化していた母屋の片づけに着手。
まずは外から…と、これまで見ぬふりをしてきた母屋内。座敷はゴミの山。台所に至っては壁と屋根が崩落してかなりワイルドな状態。
ま、やらなきゃ始まらない。やれば終わる。
というわけで12月1週目に着手。
手前の座敷はこんな感じ。奥の座敷と、次の間にも延々と廃棄物の山が。
ゴミを奥の座敷に寄せ、納屋の下に出して
それにしてもコタツが多い。コタツ、また違うコタツ。何台出てくるかと思ったら結局7台。
山の中で寒いのはわかるけど、7つもあっても使わないでしょ。
ごみ屋敷を片付けるテレビ番組あるな…と思いながら黙々と続けてると、手前の座敷は畳が見えてきた。意外ときれいだ。
1日かけて何とか座敷のごみの山を片付けて。
日を改めて12月2週目、今度は奥の部屋と台所の片付け。
開始早々、奥の部屋からナゾの扇風機が。
持ち上げるとばかっと首が外れ、よく見ると変なリモコンが付いてる。
虫の声、高原、川辺、木かげ…
何なんだコレ…
どうやら音が出るらしい(笑!)
扇風機から音を出さなくても、ここ山の中だし、そこらじゅう虫がいるし、風が吹く。
ひとしきり腹がよじれたところで台所へ
古民家って聞いてノスタルジックな幻想抱いてる人もいるかもしれないけど、現実は甘くない。まあデフォルトこんな感じですよ。
壁が落ちて、屋根が落ちて、獣のにおいがして毛が落ちている。
どうやら先住の動物がいる。
ここからスタートですわ。
こんどは座敷の奥からはビニールに包まれた漬物桶を発見。
見つけた仲間が「重さから絶対に何か入ってる」「液体化してる」「臭う…かも」と
息を止めて恐るおそる開けてみると…新品の桶と漬物石だった。
2日がかりで座敷と台所を片付け、年が明けたら市の処分場に持ち込もうと思います。
仲間のひと言…
私、仲間番号1です。
本格的に作業をすることになり、意気込んで始めたものの…なかなか手ごわいのです。
主さんはごみを種類別に分けて置くという。これは奥の座敷、これは前の納屋へ…
「じゃ、これ運ぶからあなたはそこ持って」
と指示されたのは、なんと家庭用の冷蔵庫!!
私、上部。主さんは下部。短い距離だけど、重量物だから慎重に段差を降りて…
「ちょっと休憩しよう」
と、主さんは冷蔵庫を地面に置き。・・・えっと、あの、私が置けないじゃん!!ずっと冷蔵庫持たせる気ですか?!
涼しい顔をして休憩しようとしていた主さんに文句をつけたのでした。
名付けて『冷蔵庫事件』(そのままだ)
何かにつけてネタにします。
古民家&柿畑再生、まだまだ続きます。
See you next