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書くの哲学

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書くことについて、ぼくなりの考え方や感じていること。
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#エッセイ

特別な体験と、いつもの日常を行ったり来たり。

特別な体験と、いつもの日常を行ったり来たり。

父方の祖父の13回忌で、福岡に帰省。
本当の命日は1月末だけど、集まれる時期にということで、4月に。

今から12年前、中学3年生の冬、まさに受験前でした。
すべり止めだったけど、私立高校の試験数日前か、模試の直前だったかなぁ。

雪も降ったりして大変だった記憶がある。

おじいちゃんは小学校の校長先生でした。
バレーの選手もしていたらしい。

そして、認知症だった。

寝たきりとかじゃないんだけ

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自分を変える魔法

自分を変える魔法

そんなもの、あるわけない。
自分を変えてくれるのは、きっかけと気の持ちよう。それだけだろう。

ぼくはちょうど2年前、自分の生き方を変えるために勇気を振り絞り、現状を抜け出すための小さくて大きな一歩を踏み出した。

その時、頭の中や胸の内で何が起こったのかを綴る。それは決して魔法なんかではないけれど、臆病であればあるほど、ドラマティックな戦況のどんでん返しが現実になるんだ。まあ、ちょっと大袈裟に言

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別に、文章じゃなくてもいい。

別に、文章じゃなくてもいい。

別に文章じゃなくてもいい。

ライターが言うか?と思われるかもしれないけれど、
何かを伝えるためには、別に文字にしなくたっていい。

なんならぼくはラジオも好きだし、ラジオは手を止めておく必要がない。何かをしながら聴けるし、作り手側もBGMやジングル、音声のエフェクトなど幅は広がる。

なにより、話し手の声色まで感じ取れるのがよい。

同じ言葉でも、明るく言っているのか、驚いているのか、優しく言っ

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からっぽな君へ

からっぽな君へ

「あなたを色に例えると、何色ですか?」

就職活動の面接でこう訊かれた時、あなたは何色だと答えるだろうか。
最近の若者は、「無色透明です」と答える人が多いのだとか。

奇をてらう切り返しのように聞こえるが、仮に5人中3人が「無色透明」だと答えると、かえってありふれた没個性を主張してしまっていることになる。

なんとも小っ恥ずかしい。
これなら、他の有色で答えて被ったとしても、個性がぶつかり合ったよ

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書けるとき、書けないとき

書けるとき、書けないとき

書けるときは書ける。書けないときは書けない。

書けないときの要因は、眠いか、まだ筋道が見えていないか。

闇雲に書いたってだめなんだ。「とりあえず書き始める」と、なんだかんだと文章になっていくけど、それは録音した音声を言葉に書き起こしているだけかもしれない。

途中でよくわかんなくなっても、結末がいい感じになれば、なんか書けたような気がする。気がするのだ。

いや、それでもいいかもしれないな。

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