＃きょうのコピー215日目
今回は社会性の高い問題提起型のコピーをご紹介します。広告主はP&Gのシャンプー・パンテーン。
就職活動に関するコピーです。この＃きょうのコピーでも、何度か就職活動に関するコピーをご紹介してきました。
伊勢半の「顔採用、はじめます。」や、
ユニリーバの「採用の履歴書から顔写真をなくします。」とか。それでは、ボディコピーも同時にご紹介します！
令和元年10月1日。
内定式に、自分らしい髪で来てください。
「ひっつめ髪をほどいた就職活動が、この国の当たり前になりますように。」
2018年にパンテーンが発信したこのメッセージに対して、企業側からもこんな声が聞こえてきました。
「個性を受け入れる就活を当たり前にしていきたいです。」
「自分らしい髪でいいと思います。」
「令和の就活を一緒に変えていきましょう。」
まずは、令和元年の内定式。
自分らしい髪で出席する皆さんを、
パンテーンと139社の賛同企業は待っています。
さあ、この髪でいこう。
PANTENE
#HairWeGo
パンテーンのメッセージに、139もの企業が賛同している一大広告キャンペーンです。改めて、広告の役割・コピーの役割を再認識させてくれる壮大なキャンペーンですね。
＃HairWeGoもなかなかユニーク。
就職活動だけでなく、自分らしくいられる社会であって欲しいです。
パンテーンのブランド戦略に関する貴重な記事。
— 西村マサヤ | ヘアテクト・メンズ美容 (@masayaquality) December 20, 2020
「さあ、この髪でいこう。」という上段のブランドメッセージと、就活ヘアや髪型校則に一石を投じる広告キャンペーンの設計が素晴らしすぎる。
就活への違和感から生まれた「#HairWeGo」パンテーンの広告が心に刺さる訳https://t.co/AUC5eoC3Qc
パンテーン自体がすごいブランドですね。
おしまい
書いた人：和田裕史