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#きょうのコピー161日目

私が学生の頃は就職活動といえば、大学3年の10月からスタートしていました。
今はだいぶ事情が違うようで、4年の6月から選考が開始されるようです。

今の学生さんは、大変だな〜と思います。

今回ご紹介するのは、就職活動に関するコピーです。

以前にも就活にに関するコピー「顔採用、はじめます。」をご紹介したことがあります。

SNS界隈でも話題になっていましたね。

今回はユニリーバ・ジャパンのコピーとボディーコピーです!

採用の履歴書から顔写真をなくします。

もっと早く、こうすべきでした。

女性のいたみは、きっと髪だけではない。
生き方のすべてにダメージの可能性は存在している。

だからこそ、私たちは踏みだします。
LUX Social Damage Care Project。

はじめのアクションは、採用において
あなたを「性別」から解放すること。
ユニリーバ・ジャパンへの就職を希望する方に関して、
ジェンダーや容姿ではなく個人の意欲と能力のみに
焦点を当てていくことを約束します。

そのためにまず、履歴書から顔写真をなくすことに踏みきりました。
写真を見れば、意識せずとも「容姿」の印象が
こころに刷りこまれる。
そして、能力をもつ人を選ぶフィルターを
くもらせてしまうおそれすらある。
「見ため」にとらわれずあなた自身を知ることが、
女性が社会で輝くために必要だと
私たちは判断したのです。

さらに、性別につながるおそれのある情報は、ファーストネームにいたるまで
すべて採用担当者の目からシャットアウトすることを目指します。

この取り組みは、LUXだけでなく選考に携わるすべての方々に
ご協力いただき、新卒でも中途でも、いかなる採用ルートでも
徹底していくことを誓います。

あなたが、じぶんの選んだ場所で
じぶんらしい光を放てるように。

私たちはいちばん近くで
女性の輝きをサポートしていきます。

#性別知ってどうするの

ユニリーバ・シャパンのLUXといえばシャンプーなどのヘアケア用品ですが、そこから派生させて「女性の痛みは髪の毛だけじゃない」という始まりから、ジェンダーフリーの問題へとつながるように設計されているキャンペーンですね。

以前ご紹介した「顔採用、はじめます。」も同様ですが、単にキャンペーンを走らせるのではなく、その企業のブランドにしっかりと連携させながら社会問題につながていくのが企業のキャンペーンの特徴ですね。

これ、めっちゃブランディングです。

こちらもSNSで話題になています。


詳細はぜひLUXのページをご覧ください!

おしまい
書いた人:和田裕史

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