知っている数ほど選べる数があるといいのだけど

こないだキャンプの夜、夫婦でワインを呑みながら他愛ない話をしていました。

ふと、自分たちの子どもの頃の話になり
お互いの育った環境が全然違うこと
(夫の家は自営業、我が家はサラリーマンの父。
夫は一軒家・大家族で育ち、私は社宅で核家族。
夫の両親は基本穏やかで、私の両親は喜怒哀楽が年中やかましい感じw)

その違いがおもしろかったこと。
そしてそれぞれに育った環境で
良かったことや実はイヤだったことを
お互い共有しながら笑いあえていること。
唯一の共通点である長子の世知辛い点に共感し合えていること。

そして、今
こうやって同じ場所で同じ二人の娘を育てていること。

夫とは小さな頃から家族だったような、でも他人であり、
どこでどうなってこうやって肩を並べてテントにいるんだろうって
ちょっと不思議な感覚になりました。

そして娘たちの将来の話になり
「まあ基本何をしてもいいけれど、今のうちにあれだね
選択肢が広がるように経験を増やしてあげたいね」という話になりました。

私が好きなものは、娘は好きじゃないかもしれない。
私が知らないことを、娘はもっと知りたいかもしれない。

だから娘たちが何かすることに対して親ができるだけ選り好みせず、
楽しい、面白いを増やすことがいつかの選択肢につながればいいのかな。
それを活かすか活かさないかは自由に選んでもらえればと考えています。

習い事という形でもいいだろうし
(昔は習い事をたくさんさせることに否定的だった私も、
今はメリットも多くあるかもって素直に思ってる)

我が家の場合は経験って特別なことじゃなく日常での経験が大事な気がするので
料理を一緒にやったり
図書館に行ったり
本をたくさん読んだり
休みの日にはキャンプだったり、アートを観に行ったり
普段私たちがあまり興味がないことも食べず嫌いしないで行ってみたり
幸い交友関係は日本人だけに限らないので
私たちの友達と一緒に娘たちも交えてご飯食べたり
(いろんな人がいろんな目の色をしていていろんな考えを持っていることがいいんだよを言葉じゃなくて伝えたい
それぞれがそれぞれの個性を持っていてそれが素晴らしいんだよ、が伝わるように・・
うまく文章にできないのがもどかしいのですが)

今住んでいる場所を大事にしつつも
県内でも県外でも、いいなと思ったらどこへでもささっと出かけて行けるようなフットワークの軽さを教えたい。

これから大きくなって
彼女たちが一人でいろんなこと選んで決めないといけなくなったときに
知らないことを選ぶのは多くの勇気がいるんじゃないかなと。
だから

・知っていることの数だけ選べることが広がるといいな
知っていることが多いと、
あれとこれを足せばこうなるんじゃないか
これはあれに似ているからこうしたらいいんじゃないか
って想像しやすく、結果的に選択肢が増えていくんじゃないかな

なので今のうちに多くの引き出しを作ってあげたい。と私たちは思っています。これも勝手な親の想いなのですけどね!

キャンプ1日目は雨が降ったり止んだりだったので
メンマとドンタコスをおつまみに、雨の音を聞きながら夫とのんびり話ができたのでした。毎回だとちょっとやだけどこんなキャンプもたまになら悪くない。


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