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人生を変えるようなアルバイト体験を。さらなる拡大フェーズを迎える「LINEバイト」、その舵取りを担う企画職とは

LINEヤフーのLINE HR事業本部では、アルバイト求人情報を提供する「LINEバイト」、スポットワークの求人情報を提供する「LINEスキマニ」のふたつのサービスを運営しています。今回は「LINEバイト」に焦点をあて、ビジネス企画を担当する友藤、プロダクト企画を担当する菅沼、松尾の3名に、LINEバイトの企画職の仕事内容や目指す未来について話を聞きました。

プロフィール

友藤 麻美(ともふじ あさみ)
IT企業でメディアアプリの企画・法人商品の企画やアライアンスを経て、2018年旧LINEに中途入社。転職情報サービス「LINEキャリア」(現在はサービス終了)に関わった後、「LINEバイト」のビジネス企画に従事。

菅沼 那菜(すがぬま なな)
2020年に企画職として旧LINEに新卒入社。入社以降、「LINEバイト」のプロダクト企画に従事。2023年10月からはプロダクトチームのリーダーを務める。

松尾 圭子(まつお けいこ)
2021年に企画職として旧LINEに新卒入社。入社以降、「LINEバイト」のプロダクト企画に従事。


メンバー間の目線合わせと相互理解で、右肩上がりの成長を続ける「LINEバイト」

ー 「LINEバイト」のサービス内容や、これまでのサービスの変遷について教えてください。

ビジネス企画 友藤のインタビューカット
ビジネス企画 友藤

友藤「LINEバイト」は、短期から長期までさまざまなアルバイト求人情報を「LINE」上で検索し、応募までできる求人情報サービスです。求人企業とアルバイト希望のユーザーをつなげるマッチングモデルのビジネスで、2015年のサービス開始以来、2024年現在9年目を迎えました。サービスとしては、やはり「LINE」上で求人情報を探し、応募まで完結できる点が大きな強みです。

菅沼「LINE公式アカウント」をハブとして、それぞれのユーザーにぴったりの求人情報を配信してプッシュできるので、ユーザーにとっては「探さなくても見つかる」のがポイントです。

サービスとしてはずっと右肩あがりで成長してきており、特に2022年後半から2024年にかけて実施しているAIを活用したマッチングやパーソナライズの強化が、大きな後押しになっています。これらの実施前は伸び悩んだり、施策を講じても結果がでない時期もありましたが、松尾さんを中心に機械学習チームと連携しながら施策を進めた成果が出はじめています。

松尾 ユーザーに対してマッチ度の高い情報を出せるようにすることで、UXと応募数の改善を目指しています。AIを取り入れることで精度をあげ、それが結果に結びついてきているように思います。

ー ビジネス企画とプロダクト企画、それぞれの業務内容について教えてください。

友藤 ビジネス企画の業務をおおまかにわけると、4つに分類できます。1つ目は事業戦略。中長期の戦略の策定や、それに紐づく施策の立案と実行などを担います。2つ目が予算管理。予算の策定と、計画に対するモニタリングやコストコントロールなどを行います。3つ目が事業PMO(Project Management Office)。KGI/KPIなどの目標の策定とその管理、そして事業の状況を可視化したうえでメンバー全員に対して目線合わせを行い、PDCAを回していきます。そして最後がアライアンス企画で、パートナーとのビジネス条件の折衝全般を担っています。このように業務領域は多岐に渡るため、関連部署と連携しながら推進していきます。

個人的には、特に肝になるのは事業PMOだと考えています。事業PMOは、目標達成に向けて施策の実行や組織の意思決定をサポートするもの。ファクトと自分の見解を整理してメンバーに論理的に説明し、判断しやすい状況をつくることや、それぞれの施策が事業に対して持っているインパクトをしっかり説明することなどを通じて、メンバー全員が共通認識を持って動いていくための目線合わせを行っています。

菅沼 プロダクト企画では、「LINEバイト」の改善施策や価値向上につながる機能の開発などを担っています。開発やビジネス、マーケティングなどの中心となって動くことが多いため、ビジネス企画と同じく業務内容は多岐に渡ります。「LINEバイト」を成長させる施策、売上を伸ばす施策を立案し推進するのはもちろんのこと、こぼれ落ちた業務はどんなものでも拾って対応しています。

松尾 成長のための戦略がベースにあり、それを実行するためのディレクションやプロジェクトマネジメントを担っているわけですが、そういったサービスの土台となる部分から関われるのがプロダクト企画の良いところです。

施策の立案に際しては、データドリブンであることを大切にしています。何を考えるにも、まずはユーザーの行動データを見るなどとことんデータに向き合い、課題がどこにあるのか可視化するよう意識しています。マッチングであれば、行動がないユーザーに対しても、似ているユーザーのデータをもとにどんな人か予測をたてて求人情報を提案するなど、データを活用してアクションを起こしています。使用するデータ量も増やすことで、精度の向上にもつなげています。

ー ビジネス企画とプロダクト企画はどのように関わっているのでしょうか?


プロダクト企画 菅沼のインタビューカット
プロダクト企画 菅沼

菅沼 戦略のフェーズで連携することが多いですね。友藤さんがビジネス企画として全体戦略をつくり、プロダクト企画ではそれを見て何をどんな優先順位で進めるべきか、何を考慮しなければいけないかなどをすり合わせる流れをとっています。最近では、「LINEバイト」の利用者増加の施策や、求人数増加のために何ができるかなどについてよく議論しています。

松尾 この3人で週に1回定例ミーティングを行っていますが、驚くほど意見がぶつかることがないですよね。最終的に目指すものは同じで、そこに立ち返って話すことができているからこそ、立場は違えど意見がずれることがあまりないのかなと。

友藤 「LINEバイト」の目的や目標、どうすれば伸びていくかをそれぞれが真剣に考えているからこそだと思います。もちろんゴールに向かうプロセスで意見の相違があることはありますが、そこもすり合わせの中で解消できていますよね。

菅沼 友藤さんがそういった事業全体に対する情報共有や目線合わせを大切にしてくれているからこそ、私たちも友藤さんにしか見えていない景色を見ることができているので、本当に感謝しています。

松尾 プロダクト企画を担う私たちとしても、それぞれの職種ごとに知っていることや達成したいことが異なることを認識し、それぞれの立場の背景情報からしっかり共有するように意識していますね。プロダクト企画チームは開発チームと話す機会が多くありますが、開発チーム側の状況や意見を丁寧に共有してもらえるからこそ、さまざまな意思決定がしやすいチームになっていると思います。

プロダクト企画 松尾のインタビューカット
プロダクト企画 松尾

友藤 相手の役割や背景を理解しようという心がけに加え、チーム全員がポジティブなマインドでいてくれることも大きいです。お互いのやりたいこと、やり方などを理解しあいながら、良い形でコミュニケーションがとれているチームだと思います。

アルバイトは「好き」や「可能性」に出会える場所。その機会をさらに広げていくために

ー 「LINEバイトならでは」だと感じているエピソードがあれば教えてください。

インタビューカット(左から松尾・菅沼)

菅沼「LINEバイト」はほかの類似サービスと異なり、あまり積極的にアルバイトを探していない人やうまく探すことができていない人に対して機会を提供できる、つまり人の人生に関与できるサービスだと感じています。

プロダクト企画としても、ユーザーにぴったり合う求人情報を届けていくために、できる施策や活用できるデータがたくさんあるのが魅力ですね。

松尾 Webサービス自体が「人に可能性を与えるもの」だと思いますし、アルバイトは体験として非常に密度が濃いもの、そして人生を変えうるものだと思っています。私自身も学生時代の飲食店のアルバイトでは、お客さまとのコミュニケーションなどを通じて良い経験を積めました。お金を稼ぐ手段でもありますが、アルバイトを通して自分の好きなことを知れる側面もあり、多様な経験を積んで人生を豊かにする手段でもあるのではないかと考えています。

実際にユーザーインタビューで「LINEバイトで自分の世界が広がりました!」という言葉をいただくこともあり、良いサービスに携わっていることを実感しています。

菅沼 アルバイトだからこそ挑戦できることもあると思うので、その選択肢を増やしたいですよね。「LINEバイト」にあがっている求人情報には、私自身が「このアルバイトやってみたかった!」とわくわくするような求人がたくさんあります。アルバイトだからこそ、気負わずカジュアルに挑戦してみるという体験がつくれたらいいですね。

松尾 以前、新しいメンバーが入社した際に、オンボーディングとして何が好きかをいくつか質問し、得られた情報をもとに「最も合いそうなLINEバイトの求人情報を提案する」というワークショップを実施したことがあります。そういった場面でも、「おもしろい体験ができそうな求人が、LINEバイトにはたくさんあるな」と実感します。

友藤 アルバイトは、社会人になる前に社会とつながる初めての経験であり、そこで身につけたスキルは社会人になって年齢を重ねていくなかでも生きるはずです。だからこそ、「LINEバイト」を通じてそういった体験を提供していきたいですね。

ー 今、LINEヤフーでHRサービス事業に取り組むおもしろさはどのような点にありますか?

ビジネス企画 友藤のインタビューカット

友藤 まず、「LINE」に紐づくサービスのため、ユーザー数も非常に多く、規模感の大きな仕事ができる魅力があります。加えて、HR事業部は各部署の距離感だけでなく上下の役職間の距離も近くフラットな組織なので、一人ひとりが裁量を持ってボトムアップ型で提案し、施策を実現させることができる点も魅力です。

さらに旧LINEのアセットに加え、2023年10月にLINEヤフーになってからは旧ヤフーのアセットも使えるようになったことで、実現できる施策の幅が広がりました。それらの活用に向けた検討も進んでおり、より一層広がりが生まれると考えています。

今後は、現在のサービスを磨き込んでいくことに加え、新しい価値提供を考える方向でもさまざまなアクションを予定しています。規模感の大きなプロジェクトもいくつか控えており、さまざまなチャンスがあるところも仕事としての魅力だと思います。掲載求人を増やしていくことと、グループ内のアセット活用や新規の流入チャネルでユーザー接点を増やしていくこと、このふたつが戦略上重要になるので、ビジネス企画では両軸を考えていけるというおもしろさがありますね。

松尾 LINEヤフーは、とても裁量を与えてくれる組織です。年齢に関係なく仕事を任せてもらえますし、いろいろな職種の方と連携しながら、自分がやりたいと手を挙げればどんどん進めていくこともできるので、とても働きやすい環境だと思います。

旧ヤフーとの合併によって、「LINEバイト」と「LINEスキマニ」以外のメディア事業が同じ組織となったことで、さまざまな情報連携がなされたり、役に立ちそうな事例や取り組みをシェアする動きも進んできているので、今後そういった動きもより大きくなっていくはずです。

菅沼 ユーザー数やサービスの規模感、またビジネス企画との距離の近さもあり、プロダクト企画でも戦略から関わりながら一緒につくっていけるフェーズだと思います。9年間右肩あがりで伸びてきているサービスに対して、自分の意見を交えながら舵を取っていけるので、きっとおもしろいはずです。

唯一無二のサービスを目指して、企画者は打席に立ち続けよう

ー 企画職として取り組んでいる事業課題があれば教えてください。また、それをどんな方と一緒に乗り越えていきたいですか?

インタビューカット(左から友藤、松尾、菅沼)

友藤 マッチング数を増やしてより多くの就業機会につなげていく目標を達成するために、ユーザー数を増やしていくことと、一人ひとりにあった提案をできるよう豊富な求人情報を取り揃えていくことが、今後の主な課題だと考えています。目標に対するコミットメントや主体性がある方、チームとスムーズに連携できる方と一緒に働けると嬉しいです。

菅沼 現状ではサービスへの導線が「LINE公式アカウント」上にしかない点が課題だと考えています。今後はよりユーザーとの接点を増やし、さらなるユーザー数増加への貢献にも挑戦していきたいですね。決まっていないことに対して自分なりに仮説を立てて決断しながら進めていける方、主体性を持ってチャレンジできる方にぜひ来ていただけたら嬉しいです。

松尾 新規のユーザー獲得はもちろん、「LINEバイトでなければいけない人」がどれほどいるのかにはまだまだ課題意識を持っています。今後は「LINEバイト」ならではの提供価値を磨き込んでいって、「LINEバイト」がお気に入りのサービスになり、ずっと愛してもらえるものになるような施策も進めていきたいです。

プロダクト企画においては、やはり主体性が何より大切です。サービスの成功を担う存在なので、必要なことであれば何でもやるし、大切だと思うことは自ら拾いにいくし、曖昧な状態なら自ら整理して、必要な相手にパスをする。そういう動き方ができる方に仲間になっていただけたら嬉しいです。

ー 最後に、「LINEバイト」の企画職に興味を持っていただいた方にメッセージをお願いします。

菅沼「LINEバイト」は今後新しいフェーズに入る重要なタイミングにあるので、前例がない場面もどんどん多くなっていくはずです。それさえも楽しみながら挑戦し、前に進めることができる方とぜひ一緒に働いていけたらと思います。

松尾 短期的な売上改善はもちろん、長期的な戦略まで、企画者として打席に立てる機会が非常に多い環境だと感じています。自分が考えたことがサービスのためになることであれば、どんどん手を上げて実行に移すことができます。チームで楽しく働きながら、その成果として良いサービスを世に出していきたいと思っている方にはとてもおすすめできる環境だと思います。

友藤 自分がやりたいと思ったことは手をあげれば機会を与えてもらえる環境ですし、成長機会も非常に多いです。事業部には、環境の変化にも前向きに楽しみながら、自発的に行動できる方が多いと感じています。成長意欲のある方、新しいチャレンジをしたい方にはとても良い環境だと思いますし、年齢や出身業界に関わらずさまざまな方が活躍しているので、興味を持ってくださった方は、ぜひ応募していただければと思います。

3名が立ち並んでいるカット(左から松尾、菅沼、友藤)

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