”私”の気持ちを話すスキル　～Iメッセージ～

【アサーティブの知識・情報】

お久しぶりです。

前回の投稿から2週間以上も経ってしまっていました( ;∀;)

ご存知の通り、この間、新型コロナウィルスの猛威は止まらず、日本国内でも感染者が急増。ついには一昨日、日本でも緊急事態宣言がなされました。
国内でも、すでにレジャー自粛に限らず、様々な人の生活自体が急激に変化していますよね。

我が家も、娘の幼稚園休園延長が5月ゴールデンウィーク明けまで決定。
夫も、ついには３月末ごろから基本在宅勤務に切り替わりました。
都心勤務で心配していたので”ほっとした”のと、子どもの相手で自分の時間が取れなくなり”疲れる”上に部屋にこもって取引先や会社の人と電話やテレビ会議をしている夫に対してなんとなく”気を遣う”、お昼をどうしようと正直ちょっと”めんどくさい”など、環境の変化は私にとっても様々な【気持ち】の変化をももたらしています。湧いてきた感情一つひとつは、自分自身を大切にするためにポジティブなものであってもネガティブなものであっても「そんなこと思ったらダメだ！」なんて思わず、ありのまま、否定せずにいようと思います。

さて、前置きというか近況のなかでもでてきた【感情】や【気持ち】。
本ブログは「自分も相手も尊重した自己表現」のアサーティブコミュニケーションについて執筆しておりますが、その中で　”自分の感情や気持ちに気づき、認め、そして表現していくか選択するという”ことが大切であるとすでに何度かお伝えしてきました。

それでは、どのように伝えればいいのか・・・
アサーティブスキルの一つである　【　Iメッセージ　】について、今日はご紹介していきたいと思います。

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ちなみに初めて読んでくださるかたなどで、お時間ある方はこちらを読んでいただくとよりイメージしやすくなるかと思います。

＊アサーティブってなんぞや？という方はこちら・・・
　↓↓↓
○アサーティブって何？　ー4つのコミュニケーションパターンー
https://note.com/luna_assertive/n/n16d4b789023c

○アサーティブトレーニングで学べる事
https://note.com/luna_assertive/n/n64258f1feac0


＊”感情”や”気持ち”について書いたものもありますので、よかったらこちらもご参考に・・・
　↓↓↓
○「感情」や「気持ち」を大切にする
https://note.com/luna_assertive/n/nad253b46d719

○感情の種類　～自分の気持ちに耳を澄ませてみよう～
https://note.com/luna_assertive/n/nb250f46e3a10

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さて、本日の本題の　【Iメッセージ】に戻ります。

子育て中の私。実は子どもに対してはアサーティブは通用しにくいなって思うことがあり結構あきらめたり他のスキルを意識して対応したり、あるいは我を忘れて怒ってしまうこともあるのですが（＾＾；、
それでもなるべく心がけようと思っている声掛けが　【Iメッセージ】でもあります。

Iメッセージ、なんぞや？
それでは、みなさん、次に書くことを子ども（受け手）の気持ちになってどう感じるか違いを感じ取ってみてください。

例）
外遊びから帰ってきた子ども。今は手を洗っておやつを食べています。
「ごちそうさまー」とおやつを食べ終わり、手を拭いたはよいけれど・・・
お菓子の包み紙やくずがテーブルにバラバラなまま遊びに・・・！！

そこであなたがこう言います・・・

１：「ほら、ちゃんとゴミ捨てて！！ごみ捨てもまだできないの？」
２：「あら、ゴミで机が汚いまま！お母さん、テーブル、きれな方がうれしいな。捨ててもらえるかな。」

さて、上はどちらも　ゴミだらけの机を見てそれを捨ててほしい　と感じているシチュエーションでのコミュニケーションですが、

Q１：受け手（子ども）の立場から、受ける印象にどのような差がありますか。

Q２：伝え手の立場からも、どちらが言いたいことを適切に表現しているでしょうか。

おそらくですが、　２　の方が、お母さんの言いたいことが伝わっているし、素直に聞きたくなる気持ちも湧くのではないでしょうか。


ここで、隠れている《主語》を含めて違いを見てみると・・・

１：「ほら、ちゃんと《あなたが》がゴミ捨てて！！《あなたは》ごみ捨てもまだできないの？」

　　・・・　主語が”あなた”　＝　Youメッセージ

２：「あら、ゴミで机が汚いまま！《お母さん》、テーブル、きれな方がうれしいな。捨ててもらえるかな。」
　　
　　　・・・主語が”私”　＝　Iメッセージ

という風に、あなたについて語っているか、私の気持ちから語っているかという違いがわかります。


ということで、Iメッセージ・Youメッセージについて、さらに詳しくまとめさせていただいたものを載せておきます。

いかがだったでしょうか。

私はこれを知った時に面食らったというか、衝撃的だったのを覚えています。

そして、日々心掛けていますが、もちろん、対大人のコミュニケーションでも無駄にお互いの責めあいすることが減った気がしています。


”私”の感情や気持ちを感じ取ったら、ぜひそれを自分を主語にして話すように意識してみてください♪


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