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11.イライラしてます。(Judas Priest/Breaking the law)今さら和訳。自宅日記。

率直に。イラッとすることがあります。

何に対してと言われると、自粛々々と何かにつけて理不尽な出来事に関してです...といった冗談もこれまでにしまして、何かの流れで、時には腹が立って自暴自棄になることもありますよね。

暴れてやりたいと思う時もたまにはありますが、当然そんなことをしてはなりません。そんな時にオススメなのは、とりあえずこう叫ぶことです。

「Breaking the law!」と。

(Judas Priest/Breaking the Law)

今回、ご紹介するのは、こちらでは2回目の登場となる大御所メタルバンドのJudas Priestから「Breaking the Law」という曲です。

シンプルなフレーズが淡々と続き、曲調もPVも、なんだか古き良きの匂いがするので、聞く人によっては退屈に思えてしまうかもしれません。

しかし、この曲の収録されたBritish Steelというアルバムは、イギリスにおいて初のトップ10入りをした実績もあり、タイトルの通り、PVはBritish Stealという言葉になぞった映像になっていると思います。

そして、この曲は歌詞をのぞいても面白いのです。

〈歌詞

There I was completely wasting, out of work and down
All inside it’s so frustrating as I drift from town to town
Feel as though nobody cares if I live or die
So I might as well begin to put some action in my life

Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law

So much for the golden future, I can’t even start
I’ve had every promise broken, there’s anger in my heart
You don’t know what it’s like, you don’t have a clue
If you did you’d find yourselves doing the same thing too

Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law

You don’t know what it’s like

Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law, breaking the law
Breaking the law〉

(和訳:

仕事がなくなって完全にチャラになったぜ

街から街へとふらつくが、全てにイライラする

俺が死のうが生きようが誰も気に留めないだろう

よって、俺はこの人生に何らかアクションを起こすかもしれないな

(※繰り返し)
法を破れ!法を破るんだ!
サツを潰せ!サツを潰すんだ!
常識を破れ!常識を破るんだ!
法を壊せ!法をぶっ壊すんだ!

俺は輝く未来の為に何も始めることもできない

俺は全ての約束を破られて怒りしかないんだ

お前には、それがどのようなものか知らなければ、手がかりすらも知らないだろう

もしお前もしでかしたら、同じことをしてると気がつくだろうな

(※繰り返し)

お前はそれがどんなものか知らないだろう

(※繰り返し)

法をぶっ壊せ!)

いかがでしょうか?

曲中の「the law」は辞典曰く、口語で(集団の)警察という意味があるみたいでして、単体の「law」にも規律や慣習という意味が含まれるそうですが、日本では一般的に、このBreaking the lawのlawは法律を壊せという意味で理解されているみたいです。

まぁ、よく見ればこの曲のPVには警察も出てきますし、ひたすら「法を壊せ!」と訳すことも退屈なので、Breaking the lawはこのように訳してみました。

今なら私もこの曲を書いたロブや、曲中の主人公である彼のように、大声でBreaking the law!と叫びたい気持ちもなんとなくわかります。

まぁ、もっともMarilyn Mansonのマンソン氏が自身の暴力的な歌詞が悪影響を及ぼしている件について、悪影響を受ける人たちを「バカ」と称してるように、私も本気で警察や法律を壊そうなんては思いませんが、作品の中だからこそ何か大きなことをしでかした様な気分に浸ってみることは、ストレスの解消にはとても良いと思います。

さて、この「Breaking the law」はさまざまなアーティストにカバーされ、ライブでも演奏を重ねられ、まるで別の曲のように仕上がります。

(Arch Enemy/Breaking the law)

(Motör head/Breaking the law)

(Ensiferum/Breaking the law)

もはや、何としてもでも、法を壊したがる何かの宗教のようですね…個々から、ジューダス愛が伝わります。

さて、こんなご時世だからこそ、改めて、もう一度Judas Priestを聴いて叫んでみませんか?

Breaking the law!

気が向きましたら好評価とフォローお願いします。

ではでは。



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