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貸借対照表は大切

スパルナ会計は8月開業なので、8月から1年が始まります。

8月から10月までが閑散期
11月から繁忙期
繁忙期は5月まで続きます(長い!)
6・7月はまた閑散期

閑散期は何をしているか、と言いますと
ルーティンワークです・・・だらだらしているわけではありません。

ルーティンワークは主に、
記帳代行のお客様の会計データ入力や、お客様が入力した会計データを確認しています。
閑散期もお客様のところへお伺いしていますので、打合せに使う試算表を作るための確認をしています。

会計データの確認は、まず貸借対照表の確認をします。
マイナス残高になっていないか、補助科目の動きは適正か、滞留している負債や債権がないかを確認します。これが一番大事な作業です。

貸借対照表とは、試算表(ひらたくいうと決算書のようなものです)のうち、会社や事業の資産や負債の状況を表した書類です。
お手元にある方はちらっと見ていただきたいのですが、資産(預金や売掛金、固定資産などなど)、負債(未払金や借入金)・純資産の部に分かれています。(個人の場合は元入金と書いています。)

なぜ、これが大切なのか
経費の支払い、売上金の回収、資産の購入、借金の返済などなど事業が様々に動いた結果が記録されているからです。
そのため、これらの資産負債がマイナス残高や異常に膨らんでいるということは、損益計算書は見るまでもなく絶対間違っています。

事業をされている経営者様は損益計算書を重視しがちですが、貸借対照表にはこのように大事な役割があります。これは会計入力を正しくしている、という技術的な部分でもそうですし、またこの貸借対照表は借入をするときの審査では大変重要視されます

所説もろもろございますが、
私はお客様に貸借対照表を説明するとき

財産債務の状況がわかる書類です
資産の取得原因がわかる書類です
③損益計算書と合わせてみれば将来どうなっていくのか予想がつく書類です。

などと説明します。

もちろん、その理由もきちんと説明します。
貸借対照表はわかりにくい書類ではありますが、この書類が会計入力においては最も重要な書類です。

え、そんなのあんまり見てないわ・・という経営者及び経理の皆様
ぜひ貸借対照表をご覧ください。

スパルナ会計では、初めてのお客様には試算表をしっかりご覧いただけるように勉強会を行います。1回で理解できなくても大丈夫です。お打合せの都度これらの書類の見方をご説明します

スパルナ会計の理念「経営者の事業の繁栄と永続、夢の実現を支援する」を実現するには、経営者が決算書を読めるようになり活用できるようになることが必要である、と考えています。

試算表の数字を使いこなして、数字に強い経営者・経理担当者になりましょう!


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