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接続詞で論理構造がつくれる話

論理的

憧れる響きですよね。

国語の問題を解く時に、「接続詞」に注目しなさい!なんて言われることもある。

接続詞は文と文の関係を繋ぐ役割がある。
文と文の関係≒文の構造≒論理構造って感じだと勝手に認識している。

接続詞って感覚的に選びがち。
この文とその文をどの接続詞で繋ぐべきか?って考えない…

つまり、論理構造を意識して文章を書いてない。

山口 拓朗さんの『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』には、接続詞1つ1つの意味・使い方が明文化されている。

いわば、「接続詞」のトリセツ!

このトリセツを見ながら、接続詞を使いわけると論理的でわかりやすい文章を書ける。
文章を見直した事例ともに紹介します!

この記事はこんな方を対象にしています。
 ✅文章を書くのが苦手な方
 ✅文章を書く時に接続詞を意識したことがない方
  →
とりあえず「が」で文章をつなぐとか


「接続詞」を使いこなした方がいい理由

読み手を道案内する

接続詞の役割は、ずばり「クルマのウインカー」です。適切なタイミングで正しくウインカーを出すことによって、読む人に文章の行く先をさり気なく教えてあげることができます。

山口 拓朗さんの『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』より

次にどんな内容がくるかを示す役割。
教科書では習ったけど、文章を書く時には意識できてなかった…

書く時に文章の構成を理解しやすくなる

原因と結果、対比、並列など。
文章を並べる方法それぞれに、その役割を担う「接続詞」がある。

恥ずかしい話、原因と結果って意識してなかった(笑)
感覚でテキトーに文を書いて、「接続詞」を使っていた。

反対に、「接続詞」の意味を理解すると、自分の伝えたいことや意図に併せて適切なものを選ぼうとする。

これが、文章の構成を考えるのに役立つ!

構成を考えるって、伝えたいことを適切に表現するための文の流れを考えることだと思ってる。
自分の頭の中にある内容と、書いた内容の誤差を最小化する作業はとても楽しい。

接続詞の活用事例

接続詞の使い方が正しい自信はありません(笑)

『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』を使って、どうやって文章をブラッシュアップしたかを具体的にイメージしてもらうために紹介します。
「接続詞」をえらぶ時に意識したことや考えたことも書いているので、参考にしてください。

↓の記事を例にして、「変化」をイメージしやすいように、Before/Afterで比較。


なぜなら

Before
プロジェクト型の仕事が好きだ。
理由は、チームにおいて最も大事な目的が明確だからだ。

After
プロジェクト型の仕事が好きだ。
なぜなら、チームにおいて最も大事な目的が明確だからだ。


理由は~の場合は名詞で受けるのが正しいことに気づいた。
↑の例だと、
理由は、チームにおいて最も大事な目的が明確な点。

「から」で締めるなら、なぜならスタートが定石のようなので修正。

なぜなら
理由を表す接続詞「なぜなら~」は、「~(だ)から」で受ける必要があります。
「結果+理由(原因)」の文章です。

山口 拓朗さんの『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』より

逆に

Before
なぜなら、チームにおいて最も大事な目的が明確だからだ。
反対に、会社の中の部やグループは、目的がおざなり、もしくは後付けになりがちな印象がある。

After
なぜなら、チームにおいて最も大事な目的が明確だからだ。
逆に、会社の中の部やグループは、目的がおざなり、もしくは後付けになりがちな印象がある。

書籍には、↓のように書かれていた。

逆に
【本来の(正しい)順序や方向に逆らっている状態】を指す表現です(逆風、逆走など)。
反対に
【ふたつのものが対立している状態(正しい方向や順序はとくにない)】を指す表現です

山口 拓朗さんの『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』より

めちゃくちゃ迷った。
説明を読むと、「反対に」でいい気がする。

文章全体はチームの目的が明確であることを説明していたので、思い切って「逆に」を使ってみた。
間違ってたらごめんなさい。

そればかりか

Before
多くのプロジェクトでは、意義・成果・行動が定められている。
 ・意義(なぜプロジェクトができたのか?)
 ・成果(プロジェクトで達成したいことは何か?) 
 ・行動(何をすべきか?)
それどころか、自分でプロジェクトを企画する場合、思うがままに意義・成果・行動を設定することができる。

After
多くのプロジェクトでは、意義・成果・行動が定められている。
 ・意義(なぜプロジェクトができたのか?)
 ・成果(プロジェクトで達成したいことは何か?)
 ・行動(何をすべきか?)
そればかりか、自分でプロジェクトを企画する場合、思うがままに意義・成果・行動を設定することができる。

書籍には、↓のように書かれていた。

それどころか
【そんなことで済むどころか】の意味で、【それまで述べた内容に比べてはるかに「重大な(意外な)」内容をつけ加える】ときに使います。

そればかりか
【そのことだけでなく/すでに相当の程度であるが、そのうえさらに】の意味で、それまで述べた内容に情報をつけ足して、全体的に強調したいときに使います

「それどころか」やと、前の文章の重要性が下がってまうやん!

伝えたいのは、前の文章に加えてさらに!ってニュアンスだったので、すぐに「そればかりか」に変更。

「感覚で接続詞をえらぶとよろしくない」を実感できた、いい経験。

まとめ

「接続詞」を使いこなした方がいい理由
✅読み手を道案内する
 →次にどんな内容がくるかを読者に示す
✅書く時に文章の構成を理解しやすくなる
 →自分の伝えたいことや意図に併せた構成と接続を選ぼう

「接続詞」を使いこなした方がいい理由と、文章をブラッシュアップした事例を紹介しました。

文章を書くのが苦手な方は、「接続詞」を意識してみるといいかもしれません。

おまけ

電子書籍の場合は、iPadなどタブレット推奨。
画面が小さいと目次で全文を読めず、接続詞の検索性が著しく低下する。

紙の本で手元に置いて、辞書として使うのがいいかも。



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