差別や、誹謗中傷している人は自分自身の特性や障害化について無自覚・困り感のズレが生じている人が多い話
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特性から障害へ
「全ての人には特性がある」
「自分にも特性がある」
「特性は障害化することがある」
というのが私の根底の考え方にあります
分かりやすく言うなら、
味覚の過敏さで「野菜がたべられない」 という人がいたとします
これだけでは「障害」ではありません
・野菜を食べれないことで、体調を崩してしまった
・職場に行くのに野菜の匂いをする道があり、通れなくなってしまった
・身近に「野菜を無理やり食べさせようとする人」がいて心が休まらない
といった個人の困り感や、環境からの要因での困り感を持った際に
その特性は「障害化」するのです
そして、そういった「障害化」は小さいものから大きいものまで、低い者から、高いものまで身近で毎日、数多く起こっています
私たちも毎日、自分の特性と向き合っているのではないでしょうか
一人の力では解決が難しく、そこに人の助けが必要になるのであれば、
それは「障害者」、つまり
「環境に障害が多い人」
「自分の特性が障害化した人」
「自分の障害と付き合う人」
という意味で私はこの言葉を用いています
差別や、誹謗中傷をしている人の裏には「自分自身の特性や障害化に無自覚」である
SNSを始めて実感したことは
多くの差別や、誹謗中傷をしている人の裏には
「自分自身の特性や障害化に無自覚・ズレが生じている」ことがほとんどであると思っています
過激な主張をしている人を例としてあげてみましょう
特性としては
・他者の気持ちや意見、背景を理解できない
・他者に気持ちをぶつけることで、自身のストレスを発散する
・「勝ち」や「負け」といった白か黒、分かりやすい形を好む
等といったものが考えられます。味覚過敏で「野菜が食べられない」というものと同じ土俵なのです
ここで実際に起こっている特性の「障害化」として
・他者から反論され受け入れてもらえない
・他者に気持ちをぶつけてストレスを発散するルーティンから抜けられない
・本人が勝ち負けにこだわるので、相手を負かしたと実感するまで情緒を収められない
が挙げられます
そして、多くの場合はこの特性の大きな特徴として「本人が自分の特性やその障害化に無自覚」なのです
無自覚ゆえに困り感を持てず、誰も頼れない、他者が関わりたくない状況に陥ります
困り感を持てたとしても、
「正しいことをしているのに、相手がおかしいのに自分ばかり批判されるのはおかしい」
といった自身の特性や障害ではなく、「相手側」に責任を求める問題意識のズレも起こってきます
今回は差別や誹謗中傷を行う人の枠組みで記事を書いていますが、こういった無自覚・困り感のズレで人間関係が上手くいかない人が様々な場面で見受けられます
上記のような状態の人は自身の特性や障害に振り回されてしまいます。解決方法も誤学習したものばかりで負のループに入っていることがほとんどです
これは私の見てきた経験からではあるのですが、こういった「特性」、「障害化」の無自覚・困り感のズレは
大人になってから起こっているのではなく、子どもの頃から起こっています 小学校に入る前の時期からです
そういったループに入ったお子さんや大人への関わり方や支援の考え方は今度記事にしたいと思います
これは余談ではあるのですが、こういった話をした際に
「私を障害者にするつもりか」と怒り出す方もいます
実際そうなんだと思っています。しかしそれは私もそうだし、あなたもそうだという話で
上記で書いたように我々すべての人間は「特性・障害と付き合う人」なのです
私自身も「障害者」という認識がありますし、そういう認識だと出る言葉も、出してはいけない言葉も分かるのです
ゆめゆめ、「自分だけは違う」と思わないように…
以上になります
これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。
質問等あれば、書き込んでいただければ
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