i_am_14_forever

東京の小さなアパートに住む女のひとりごとです あんまり関係ないですが、めちゃ食べます…

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東京の小さなアパートに住む女のひとりごとです あんまり関係ないですが、めちゃ食べます ロックンロール・カレー・古着 I am fourteen forever !!!!!

最近の記事

無味

どうしようもなく 全てを投げ出したくなることがある 今日やること 明日やること ぜーんぶ放り出して 追いかけている夢も そのための時間も もう、いいやって思うことがある 自分で言うけど、たぶん私は順調だ このままのペースで努力をしていけば 今のモチベーションを保てていたら けっこう成功する そのビジョンが見えた時は心の底から震えた できるじゃん、って 夢って叶うんじゃん、って でもそんな充実してるように見える人間だって あーあ、やんなっちゃうな

    • スター

      夕べ 星を見てた 坂本慎太郎は私が言葉に出来ないものを 容易く言葉にしてしまっていた いやあ、このアルバムは全曲素晴らしい と思ってはいるが そこまでさかしんが好きな訳でもないし このアルバムしか通して聴いたことはない (めちゃくちゃニワカ) でも素晴らしい アルバムって、どうしてもこの曲は なくてもいい、みたいな曲がある だからひとつとばしたり 好きな曲だけかける でもこのアルバムは聴いちゃうよね〜 通しちゃう なんといってもこのスターという曲は 度肝をぬか

      • 仮面の下

        やっぱりあなたは 私のヒーローだった 夢にまでみたあなたの姿 近づきすぎると目線に困るから 夢の中でさえ遠くから眺めていた アラームを消したとき あなたからのメッセージが光っていた 心の影のすき間に 手を差し伸べられた気がした いつでも飛んできてよヒーロー でもあなたは私に優しいだけ あなたが飛ぶのはいつもそう あの子が求めた時にだけ あなたは私のヒーローだけど 仮面の下は秘密のまま それでもいいのヒーロー 私のために歌ってよ

        • いいこ

          いい子が嫌いだ 嫌いな人がいないと言う いい子が嫌いだ どうでもいい人と 長話のできる いい子が嫌いだ 話題なんて特にないのに 頑張って話そうとする いい子が嫌いだ 見た目を武器にせず あくまでも中身を見せてくる いい子が嫌いだ 私の好きな人たちを 全員虜にするいい子が嫌いだ なんとでも言えばいい 性格が悪いとでも だから友達ができないとでも あの子っていい子だね と私に言わないでほしい 私からしたら別に いい子じゃない あの子は誰よりも我慢して あの子は

          季節は変わる

          季節は変わる ツヤツヤとした若い緑が いつのまにか黄金色に輝いている 金木犀の香りも遠く これからの寒さを予感するような キリリとした風が頬をなでる 季節は変わる 大切な彼を想う夜に いつかの誰かの夢をみる 戸棚の右奥 対のマグカップに 浮かべた顔を思い出せない 季節は変わる 今だけ、と思うほど ずっと続くこともある 今だけ、と思っていても 瞬きほどで人は恋する 季節は変わる また季節が変わっていく 夜が明け、朝を迎える 陽の温もりに身

          季節は変わる

          ヒーロー

          ヒーローはすぐ目の前に現れた この人こそがヒーローだ ヒーローは私に目もくれず 壁の向こう、天井の向こうに 声を飛ばした ヒーローの指は ピンと張った弦の上を跳ねた ねえ、ヒーロー あなたに触れたいと思うのは 間違っているかな 私はヒーローと話せない ヒーローが私に話しかけても ヒーローの声は届かない ヒーローの隣に立っても 2人の間にはゆらゆらと 何かが流れている ヒーローの名前を呼べるのは ヒーローがステージに立つ時だけ ねえ、ヒーロー

          信念

          信念、とは 信念とはなんだろうか 「信念だけは揺るがず持っていてね」 別れた彼女にそう伝えたと どこか得意気な彼を見てふと思う 信念とはなんだろうか 譲れないもの、だろうか 揺るぎないもの、だろうか 決めてしまったこと、とか 気にしてしまうこと、だろうか "信念とは" で検索をかけると 面白い記事があった "信念で大切なのは自覚である" 信念がない、ということはなく 信念を自覚していることで それに基づいて行動することができる 思考は頭で扱われるが

          選択の真ん中で

          試されている まぎれもなく、人生の分岐点にいる 今の生活が好きだ フリーターになって給料が減っても 会社員だった時よりずっと幸せを感じている 好きな時に休んで 好きな時にライブに行く 好きな時に好きな人と会う 好きな時に仕事をして 生きれる分だけ稼ぐ 夢のために小さく1歩ずつ進んでいる 社員だった時の苦しみはどこへやら この生活が続けば 私はストレスを感じることなく 1~2年は笑って過ごせるだろう なのに 人生には必ず波があるという噂は 本当かもしれない

          選択の真ん中で

          流しそうめん

          風が髪をするりと撫でる夕暮れ 相棒の自転車はお留守番 ゆっくりと流れる雲と歩く このままでいいかと思えるのは カッコ悪いだろうか 君のことを誰に話すか迷っているんだ もっと遠い場所から見れば ここがどこかってことは知ってるんだけどね 海も山も近くで見て触れていた方が心地良くて ライブに行けばステージに向かうでしょう そう考えると、ここから離れられないのは 当たり前だと思うんだ でもそれって同じように海や山を見た人にしか わからないでしょう そこが難

          流しそうめん

          愛が愛とは限らない

          君がそれを言うのか 私を性格の悪い人間にしないでくれ どうなるかわからないよ なんて その相手が誰であって欲しかったのか 君は知らずに簡単に言う 私が君の虜になった日を 君は知っているだろうか 知り合いに「絶対このバンド好きだよ」 と下北沢のライブハウスに連れられ その時受けた衝撃を今でも忘れない 上裸に革ジャン、 スキニーとコンバース まっすぐで少ししゃがれた声は ロックンロール以外の何物でもなかった 知り合いも含め 私の周りは君に向かって拳を掲げ 君

          愛が愛とは限らない

          ステージの上で

          好きなバンドの解散が決定した そのバンド、というより ボーカルのAさんが好きだった 解散してもうしばらく経っているが Aさん自身は活動を続けていて 決まっていたライブは全て Aさんの弾き語りに変更になった それももう今日で終わる ライブ活動自体を辞めると宣言し 今日のラストライブはワンマンで行う 先日のライブでのこと 今までに出したアルバムの中から 何曲か演奏し 「最後に、まだサブスクでしか出てない シングルの曲をやります」 私の1番好きな曲、「恋をしようよ」

          ステージの上で

          あの子とレモンスカッシュ

          黒いタンクトップに黒スキニー とがったピンヒール 揺れ動く金髪の隙間から覗いた 鋭い目とキュッとしまった唇 ガレージロックバンドのドラムを叩く彼女に 私の視線は釘付けだった 彼女と話す時はいつも呼吸をひとつ置く 私より10歳も上なのに 彼女の言葉は 少女のようなあどけなさを持っている しかしその可愛らしい笑顔を見る度に 自分の存在が小さくなっていく感覚に陥る それはやはり10年という差なのか それとも私よりずっと上を向いているからか 彼女は結婚してい

          あの子とレモンスカッシュ

          THE INTERRUPTERSとパンク精神

          恵比寿リキッドルームでの THE INTERRUPTERSワンマンライブ 油断していた 完璧に油断していた 300番台なんてすぐには呼ばれないだろう と思ってギリギリに向かったことから すでに油断していた 着いた時間ちょうどに 私の番号が呼ばれ急いでチケットを用意 コインロッカーを使えばいいと思っていたが 100円玉が足りず 両替もできないと言うので Dance Hall Crashersのパーカーは 着たままフロアに向かった 大勢のパンクスの服装を見て 「これは間

          THE INTERRUPTERSとパンク精神

          ツインテールとセーラー服

          ツインテールとセーラー服 この世で最も愛しい装い 初々しい10代の わずかな期間しか許されず その尊さに気づく頃には 柔らかくなったスーツを身にまとい 懐かしんでいる 暖かくなってきたなあ 煙をなびかせながら 春がすぐそこまで来ているのを ぼんやり感じていたある日 目の前を女子高生が通った 2つに結んだ真っ黒の艶やかな髪が 大きな紺色の襟にかかり 膝下まであるプリーツスカートから 白のソックスを履いた細い脚が スラリとのびていた ツインテールとセーラー服

          ツインテールとセーラー服

          好きはどこにあるのだろう

          好きはどこにあるのだろう 好きが頭にあるなら 順番を間違うことなどない 好きが喉にあるなら 思ってもない言葉で傷つけることはない 好きが鼻にあるなら 頬の匂いを思い出してしまう 好きが目にあるなら 顔のホクロのひとつさえ 焼きつけておけるのに 好きが手にあるなら なぜ私は別の手を握っているのか 好きがお腹にあるなら 吸収し栄養にしてくれるだろう 好きが足にあるなら 迷わず向かえるはずなのに 好きが夢にあるなら 窮屈な想いも 切ない願いも消し去り 甘い記憶だ

          好きはどこにあるのだろう

          フレンチトーストのうた

          フレンチトーストがたべたい ふわふわしていて甘いやつ 四角いのにカドがまるくて 真ん中がちょっぴりへこんでるやつ バニラアイスをのせる派ですか わたしはメープルシロップだけ いつもはブラックコーヒーだけど フレンチトーストは紅茶かな 特に理由はありません はやくたべたいフレンチトースト ふわふわしていて甘いやつ 糖質制限カロリー計算 ぜんぶ無視して頬張りたい

          フレンチトーストのうた