仲良く暮らすために、知っておきたいこと
日本人であれば日本語は「お手の物」です。
でも、
こういうこと、よくありませんか?
私と旦那の会話を例にあげます。
私「もっと楽しいことしたい!」
旦那「もう、じゅうぶん楽しいけど」
私の言いたい「楽しい」と
旦那の「楽しい」が違っています。
私は
「楽しくてワクワクする」ようなこと
をイメージしているのに対して
旦那は、
何にも縛られずお菓子を食べてまったりしていること
が楽しいと感じています。
同じ言語の同じ単語を使っているのに、
人によって「イメージすること」が
違っているということです。
「優しい」はどういうイメージですか?
・困っている人がいたらすぐに手を差し伸べる
・辛いときに一緒になって泣く
・表情が優しい
・花や木を丁寧に扱う
・相手が求めることをしてあげる
私にとっての「優しい」はこれらとは少し違います。
「その人のためになるかどうかを考える」ことです。
それがその人に対する「優しい行動」の基準になります。
行動に決まりがあるわけではないので、
「手を差し伸べる」時もあれば
「深入りしない」時もあります。
でもこれも、
「私の考える」
「その人のためになるかどうか」なので、
見当違いのこともあります。
実際に、
私からすると
一生懸命相手を思った「優しい」行動だったのですが、
「寄り添ってほしい」と思っている相手は
深入りしてこない私を見て「冷たい人」だと思ったそうです。
私は「優しい」思いで
行動しているにもかかわらず、
真逆のイメージを与えることになってしまいました。
このように、
「優しい」と言っても
人によってその表現方法は様々ですし、
「楽しい=ワクワク」だけではないのです。
気持ちのすれ違いは
こういったとこから起きるのかもしれません。
言葉だけに頼るのは「ケンカのもと」です。
最近は、言葉を短く伝える傾向にありますが、
それは、誤解しか生まない可能性があります。
言葉を使う時はなるべく長く
相手に伝わるように
コミュニケーションを取りましょう。
そして何よりも、
相手のことをよく知ろうとすることが大切です。
「旦那の楽しい」はこういうこと
「あの人の寂しい」はこういうこと
「この人の頑張る」はこういうこと
言葉だけに頼って、
勝手に怒ったり悲しんだりしないでください。
たいていが「思い違い」ですから。
そして、
「そもそも私たちは思い違いの中で生きている」
ということを知っておきましょう。
私たちが仲良く生きていくために必要なことですから。