妻はうつ病じゃなく認知症だった(5)

こんにちは。

試合結果

 昨日日曜日の高校バレーの試合(予選)は無事勝てましたが、正直全国出場レベルではないので来週の予選は難しそうです。前回の上位と対戦らしいし。
 先日泊まらせてもらった友達にお菓子の差し入れをして、お互いにお礼を言い合ったりしました。いい子そうなので安心安心。
 監督には、勉強とクラブの両立の話でお互いに牽制したりと、親なら普通にすることをしました。

気付く

 子どもの試合に応援に行って、帰りにふと思いました。子どもにかなり救われているんだなぁって・・・

なぜか。
 息子は、今日試合が終わったら私と一緒に帰ろうと言ってました。大勢の友達や先輩がいるのにです。そういう仲の良さに救われている事に気が付きました。
 息子は「友達みんなお父さんの事を渋いって言ってたよ!」「マジか?」(父はお腹が出ないようにとか色々頑張っているんよ・・・😅)これまで努力していた事が報われています。(笑)高1男子が友達より父を優先するって珍しいのではないかなと思います。中学までは「試合?別に来んくていいよー」って言われてましたが・・・

仲良く遊ぶ

 一緒に帰りながら、息子「何する?映画見ようよ?あの花で咲く丘ではどう?」
父「原作読んだし、そもそも邦画は見ないよ。」
「いいやんいいやん。映画行こう。カラオケでも古着屋もいいな!」
で、話し合って最終的にカラオケ行ってドーナツ買って帰宅しました。仲良しアピールではありません。

 ここで考えたのは、息子と一緒に過ごせる時間は当然大事ですが、それだけじゃなくて私自身のメンタルを保つ重要な要素になっているんだなーとと改めて思いました。私もさすがに何も考えずに仲良くしているわけではありません。色んなことがあり現在に至ってます。

実は子供に救われている

 そもそも昔から妻は平日休みで仕事の帰宅が遅く、ほぼ私がワンオペで保育園の迎えからお風呂や料理して一緒に食事をしたりと育児の面倒を見ていました。当時は幼い息子にどう接していけばいいのか分からず凄く悩みました。
 その時に河合隼雄先生の本を10冊以上読んだり、他の本も様々に読んで出した結論は、愛情を与え続ければ子供はいつか自然にしっかりと自立する。それまでは無理に自立を強制せず普通に接しようということでした。
 なので、媚びるわけでも親だからといってねじ伏せるわけでもなく、自然に接する様にしていました。試行錯誤した結果、現在のような友達みたいな親子関係が築けたのです。
 その事が副次効果として私自身を保つ効果が大きかったのです。息子とカラオケや買い物に行くことが、実は私のメンタルを保つ大きな役割を果たしています。息子がいなければ、メンタルはやられていたと思います。

 肩の力を抜いて自分も愉しむように子供と普接することで、自分を保つ事が出来やすくなるかもしれません。現在、妻が認知症になっても何とか自分を保ってこれている要素の1つだと思います。子供と楽しく遊ぶことが子供と私の双方にとっていい働きをしています。子供がいらっしゃる方はご参考までに。ただし、一人の時間はほぼなくなりますよ〜(泣)家でもドラマ一緒に見よ!とかこの曲知ってる?とか言われますから。

正直、妻の介護と高校と小学校の対応などワンオペはかなり大変ですよ。高校のコース脱落懸念や住宅ローン、将来の進学や塾など。でも、嘆いてばかりじゃ辛すぎるし悲しすぎる。介護してるからって暗く悲しく生きているわけではありません。24時間頭を抱えていませんよー 大変だけど、できるだけ楽しく過ごそうっと!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?