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「うんち」はことばの発達の証し:児童発達支援&放課後等デイサービスの言語聴覚士の日常

2024/02/16
おはようございます^^

改めまして、
私は児童発達支援&放課後等デイサービスで働く言語聴覚士のルナです。

毎日の出来事の中で、「ハッとさせられる出来事」や「私が子供達に学ばせてもらってるなぁ」と思ったことを投稿していきたいなと思います。


先日、活動の一種で近所の図書館へ子供達と一緒に行きました。

「何の本を読もうかなぁ」と悩む子どもたち。


広い図書館に興奮して、棚と棚の間を走るヤンチャな女の子。

「はたらく乗り物」の本を開いて指を差して見て「これなぁに?」と聞く男の子。

図書館限定の大型絵本を床いっぱいに広げて見て楽しむ男の子。

パソコンの検索機で自分の好きな本を探す女の子。

手当たり次第、本を出しては「なんか違う」と言って、最後まで悩んで、結局読めなかった女の子。

「周りの音センサー」が強すぎて、少しでも走ったり、おしゃべりしてたら、注意しに行く男の子。

誰1人として、一緒に行動する子はいませんでした。

「みんな各々がやりたいことをやる」

個性があるなぁと思いました。

子どもたちに特に人気だった絵本は、はらぺこあおむし。

この絵本って英語バージョン、日本語バージョン、歌もあるんですね!

あとは、「うんち」や「おしっこ」などの排泄の絵本。

なぜか、子どもたちって「うんち」が大好きですよね。

なぜ興味を持つのかを色々調べてみました。

子供って、成長するにつれて、たくさんの好奇心が出てくるそうです。その中で、自分の体に興味を持ち、「うんち」は自分の身体から出てくるので、とっても面白いんでしょうね^^

「うんち」って言葉が言いやすいと思いませんか?
言葉の発達にもすごく必要な存在なのかもしれません。

あとは、トイレトレーニングをする時期でもあるので、特に「うんち」に対する意識が強くなります。

なので、「うんち!」と言っても、あまり怒らないようにした方が良いのかもしれませんね。

ちょうど、支援学校へ送迎に行った時に、支援学校のベテランの先生とお話をする機会がありました。

『「チクチク言葉」を言った時、先生はどのように対応されますか?』
と私が聞きました。

「例えば、「うんち!」を何回も何回も言っていたら『そんなにうんちが大好きなんだねぇ( ̄▽ ̄)』って言ってやりますよ!そしたら子供達の方が苦笑いしてあまり言わなくなりました」
とおっしゃっていました。

先生、恐るべし!!笑

放課後等デイサービス(放デイ)は病院の療育とは違います。
病院は数ヶ月に1回の療育であることが多いですが、放デイは毎日(または1週間に数回)会いながら子どもたちとの遊びを通してコミュニケーションに大切なことを学んでいきます。 とっても有意義な時間だと私は思います。

まだまだ成長段階の業界だからこそ頑張りたいです。

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