「教わる」と「学ぶ」プログラミング教育に必要なこと

おはようございます!
今日はどんよりとした曇りですが、雨は降らなそうなので自転車通勤しようと思います。

さて、久しぶりにプログラミングの話。

プログラミング教育が小学校で始まりましたが、どうしたらプログラミング能力が身につくのでしょうか。プログラミングができる人はどのような人なのでしょうか。

大学卒業後はSEとして働き、その後、Web系会社設立、数年後、パソコン教室を運営し、現在ロボットプログラミング教室を運営中と、約30年にわたってプログラミングに関わってきた私ですが、言語は変遷してもプログラミングが出来る人という条件は変わらないと思っています。

論理的思考って?

プログラミングで論理的思考を養えるということをよく言われますが、プログラミングそのものが論理的に考えていかないとできないので、そういう考え方が身につくということです。そして、その考え方を身につけるためには、どうしたらよいか。

プログラムをひたすら書くこと

プログラミング言語というくらいですから、プログラムは言語です。英語など外国語と一緒です。外国語を覚えるときはどうしますか?発音したり話したり書いたりと練習しますよね。そしてボキャブラリがたくさん増えてくると意味も理解できるし、表現が豊かになります。

プログラミングもまったく同じです。たくさんの命令を覚えて使ってみる。どのように組み立てていけば自分のやりたいことができるのか試してみる。これに尽きると思います。そしてやりたいことを考えることこそがプログラミング上達への近道だと思います。

「教わる」と「学ぶ」

そのためには、ただ教わるだけではいけません。教わるというのは、「教えてもらう」ということで、それが積極的かどうかがカギになります。授業だから教わる、必須になったから教わるではただの単位取りの教科にすぎません。
もちろん、最初は何も知らないのですから教わることから始めて構いません。しかし、そこから上達する人は「学ぶ」ことができるのです。

「学ぶ」というのは、
勉強学問をする。
教えを受け知識や技芸を身につける。
経験を通して知識や知恵を得る。理解する。
まねる。

といった意味があります。教わった後の行動が重要です。自分で試してみる、経験してみることができるかどうかが重要なのです。

まとめ

緊急事態宣言の影響で教室では4,5月にオンライン講座を実施しました。その中でプログラミングについて積極的に自分で学習した人は教室が再開した時の実際の授業でかなり理解が進んでいました。教わる段階はある程度終わり、自分で学ぶという形になっていたのです。これは、オンライン講座を行う前の十数年間の教室と比べてもはっきりとわかりました。

ということで、教室としての方針は、いかに積極的な「学び」を子供たちから引き出すかということに注力していくことにしました。
積極性を引き出すための仕掛けをいろいろと考えて実践していく予定です。

新たな学びのステージへの第一歩として進めていきます。
また、新たな進展があったらご報告しますね。


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