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#派遣社員

思ったことをつらつら書くよ~

「その女性社員のことを、”研究”したらいいんじゃないですか」
先日のカウンセリングでカウンセラーからいただいたアドバイスだ。
5回目のカウンセリングで初めてアドバイスというものをいただいた。
ちなみに私からアドバイスを求めたわけではない。

私はなんとなく、カウンセリングっていうのは、断定的なことは言わないで、受ける人はひたすら自分の心情を話し、カウンセラーに聞いてもらうことで、自分自身の中で色ん

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振り返らないための、振り返り

振り返らないための、振り返り

前回投稿から少し時間が空いたように思う。

今日は心療内科に行った。
すでに、診察といった体はなくなってきている。
診察室に入ってすぐ、前回処方してもらった薬の微調整をしてもらい、
少し全体の量を減らしてもらった。
そして、5分も経たないうちに診察室を出た。

明日はカウンセリングの予約を入れてある。
カウンセリングは基本的には、私が一方的に話をする。
たまに、カウンセラーが質問してきたり、所感を

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水中に解脱

水中に解脱

タイムループしてるのかもしれない。
そう冗談めかしてみる。

今日、昔に小学生の私がいた教室を思い出してしまった。

健やかにお互いを共有する同級生たち。
私はその場で、傍観者に徹した。

今日だって、そうだったとも言える。

ただ、ひとつ違うところがあるとすれば、
今は少し深く潜ってみることができる。

水面から水中へ、
潜った水中世界の視界は悪い。

捉えるものすべてが、判然としない。

あれ

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ピアノと子供の私

子供ころの話。
私は、4、5歳ごろから、ピアノが習いたいと母にねだっていた。
家にお金がなかったのだろう、家が狭かったせいもある。
なかなか承諾してもらえず、実現はしなかった。
半ば諦めていたある日、突然ピアノを買ってもらえることになった。
記憶の中では突然の出来事で、なぜ今更買ってくれることになったのか経緯は分からない。
私はそのとき小学三年生なっていたし、習い始めるにはとても遅い年齢だってこと

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実存していること

実存していること

普通に会社に通っているだけで、
私には足りないものが沢山ある、

そんなことより、美しい文章に触れたり、
本当の愛に触れたい、

私が愛と感じるものは、一般のそれとは限らない、

恋人同士の愛や、家族愛ではない、

もっと、しっかりこの手に握る占めるに耐えうる愛がある、

神様がいる、

判然としない神の存在を、掘り出すように生活を紡いでいく、

今こうしている時間の積み重ねて、老い死んでしまうと

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仕事が暇で菩薩になる

業務の中で、暇になる時間帯がある。
私の担当している業務はお客様次第なので、仕方がない。
最近とみに、暇と感じることが多くなった。
閑散期なのかもしれない。
そもそも自分がやっている業務がいつ閑散期で繁忙期なのか、よく知らない。
来月から人が増える。
きっとまた、暇になるのだろうと思う。

私は、暇を感じたとき、無になるようにしている。
ぼーとPC画面の少し下あたりを見つめて、静止している。
余計

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新年会での違和感

戸田真琴さんの著「あなたの孤独は美しい」を一先ず巻末まで読み終えて、先日の会社の飲み会で感じた違和感を思い出しました。

それは、私が今いる会社に入りたてのころに、その当時の女性マネージャーが仕事に対して大変厳しく、パワハラまがいの言動が怖かったという話になった時のことです。
おそらく誰かから人づてに聞いたのでしょう、その当時を知っている女性が、
「(私)さんだって、入ってすぐに、こんなところでは

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読みかけの本の感想を言うよ

帰宅して、タバコを吸い、夕食を作り、少し休憩しよとベッドに横になってしまったが最後、目覚めたときには午前0時を回っていました。

このまま朝まで眠ってしまえれば楽だなと思いつつ、すっかり冷えた夕食を温め直し食べました。
私はどうしても一度の食事で過食傾向にあり、しかもこんな時間に取る食事は罪悪感上乗せでの一種の賭けです。
でも眠気も覚めてしまったし、しょうがないじゃないかと言い訳をつけて食べるのは

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メンタルの病状と正月の過ごし方

メンタルの病状と正月の過ごし方

心療内科では病名が付くような診断は受けていないので、病状と書くのは違うと思うのですが、会社が28日から正月休みに入り、やるべきこともなくなり、ただ己と対話するような時間が増えて、メンタルが不安定期に入っています。
せっかくなので、その不安定さを観察してやろうと思い、今このように文章を起こしてみています。試しに。

私は年末年始感が苦手です。
そう思うようになったのは、去年ぐらいからなんだけれど、「

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電車にて、若者のこれから

電車にて、若者のこれから

「やっぱり教育が大事なんだよね。」
「うん、だね。」
「俺なんか子供のときに一通りの習い事やらせて貰ってたから、今思えば本当親に感謝しかない。」
「俺も同じ全く同意見。本当ありがたいわ」
「なんだかんだで、毎日何かしら、やってたからな~」
「なんかでも、練習とか、しんどかったなー」
「これ?(ピアノを弾くジェスチャー)」
「うん、あと水泳もやってたし」
「今になってさ、やっとわかったけど、将来その

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褒められた日

毎日、電話とメールの対応を繰り返す仕事をしている。
相手は企業なので、クレーマー的な人の対応をすることは少なく、嫌な思いをすることは、ほとんどない。
ただ粛々とメールをさばき、電話を取るのだ。
やってることは「〇〇(サービス)の使い方や操作で分からないことを教えてあげる」的なやつだ。

実際に使ってる人に会ったことはない。

定期的に講習会みたいなこともやっていて、その日は顧客が来訪してくる。

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もし殺してしまっていたら

もし殺してしまっていたら

深夜の3時ごろ、ふと目が覚めた。
耳の穴がかゆくて、体を起こす。
常夜灯の明かりの下で、耳かきを探した。
部屋は散らかっている。
脱ぎ捨てた洋服や毎朝使うヘアドライヤー、溜まっていた郵便物や診療所の領収書と処方された薬剤情報の紙、フローリングに敷いたカーペットのうえに散らばっている。

そういえば、診療所の領収書や薬剤情報は保存しておくのがいいのだろうか。

散らばった紙を、一枚づつ、一所に重ねて

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「男と女の観客」

デスクに女が座っている。
ノートパソコンを覗き込み、キーボードを走らせている。
上手から男が登場がしてきた。
彼も片手にはパソコン持ち、おもむろに女の右隣りのデスクに座る。
女は体をはすに動かし、少しだけ男の方に向いた形となる。
男は業務上の話をしに来たようだ。
不自然な間が観客に奇体を飲み込ませる。
男は女の右耳辺りに視線を向けてながら、彼女の変化に言及する。
「新しいピアス?」
「うん」
女の

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侵入者

侵入者

心療内科から処方された薬を飲むようになって、日中でもよく眠くなる。
仕事中であれば、耐えられる程度の眠気がなのだけど、休みの日に部屋で本を読んだり考え事にふけっているときは、気づくとベッドで寝てしまっている。
今日も散歩から帰ってきて、一息ついていたら寝てしまった。
足をベッドの枕側に向けたまま、眠りについて行った。

うつらうつらと、10分くらい経ったのだと思う。
私が頭を向けている先には、右手

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