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行きたい展覧会の一覧(終わる順)冬春編

 さーあ!2022年も半月、過ぎました!新型コロナウイルス・オミクロン株が感染を広げている中、美術館や博物館がどこまでふんばれるかわかりませんけれども、今年もはりきってアート鑑賞にお出かけしましょう!ここに挙げたのはあくまでも行きたい所であって、例によって全部は行けないので、またしても星の数で優先順位をつけていきます!Go!Go!Move!Move!✧◝(⁰▿⁰)◜✧
 ラーメンの画像は無関係さぁ〜!



■古代エジプト展 天地創造の神話★★★←行った

東京富士美術館 | 東京都

2021年9月19日(日)〜12月5日(日)→2022年1月16日まで延長

・昨年はエジプト展多かったですね。サッカラの大量発見もあり、いろいろな意味でエジプト考古学が熱い!ベルリン国立博物館群エジプト博物館のコレクションから、エジプト神話の天地創造、死生観に迫ります。



■収蔵作品による 小林清親展【増補】-サプリメント-★★☆←行った

練馬区立美術館|東京都

2021年11月23日(火)〜2022年1月30日(日)

「最後の浮世絵師」とも呼ばれる小林清親。しかし私は彼には「最後の」よりも「次代の」という枕詞こそがふさわしいと思っています。江戸から明治、大正と、移り変わる江戸東京を版画という形で記録した歴史的に貴重な面も見逃せません。



■イスラーム王朝とムスリムの世界★★☆←行った

東京国立博物館 | 東京都

2021年7月6日(火)〜2022年2月20日(日)

・世界第2位の信者数を誇るイスラム教。なにかと危険な原理主義が横行するイメージだが、本来は根をおろした地域の文化と融合し、豊かな文化、美術を育んできたのだ。特定の国家や地域によらない、世界規模のイスラーム美術の展示が実現。



■生誕160年記念 グランマ・モーゼス展  素敵な100年人生★★☆

世田谷美術館|東京都

2021年11月20日(土)〜2022年2月27日(日)

 本名アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス、通称グランマ・モーゼス(モーゼスおばあちゃん)はアメリカ人なら知らない人はいません。本格的に絵筆を握ったのはなんと76歳の時。リウマチのリハビリのために始めた油絵は、旧き良き時代の、優しく、懐かしい空気が、素朴なタッチで描き出されていきます。



■うつくしきひと~清方のまなざし~★★★←行った

鎌倉市鏑木清方記念美術館|神奈川県

2022年1月14日(金)〜2月27日(日)

 明治〜昭和の近代日本画家として、上村松園と美人画の双壁をなす鏑木清方。そのほとんどが人物画、美人画ということからも、特化型の画家であることがうかがえます。その筆致は優美にして繊細、透き通るような美しさを自在に描き出します。ちなみに名前の読みは「カブラギ」ではなく「カブラキ」。



■上村松園・松篁・淳之 三代展★★★

東京富士美術館|東京都

2022年2月11日(金)〜3月13日(日)

 近代日本画・美人画のもう一つの双璧、上村松園。「西の松園、東の清方」と並び称された技量は圧巻。二人の画風を見比べてみると、上村松園は女性の情念といったものを清濁問わず取り込んでいるように感じられ、女性ならではの描き方だな、と思います。彼女から3代続く画家の家系の軌跡やいかに。



■ハリー・ポッターと魔法の歴史展★★★

東京ステーションギャラリー | 東京都

2021年12月18日(土)〜2022年3月27日(日)

・優れた文芸作品の背後には、膨大な知識と綿密な取材・調査・裏取り、歴史や文化への精通が欠かせないと考える私には、ローリングは理想のお手本。私もいずれ、大傑作を世に問う!そのために今は色んな人から勉強する!そんな思いを新たにさせてくれそうな展覧会。パトローナスよ来たれ!



■祭 ~切手で魅せるふるさと~★☆☆

お札と切手の博物館 | 東京都

2022年1月18日(火)〜3月27日(日)

 私も切手やお札に詳しいわけではありません、だからこそ気になる切手の歴史。土地土地の習俗や風俗を絵として印刷した記念切手は、それ自体が小さな絵画のようなもの。小さな小さな窓から、日本全国をめぐる旅に出発しましょう!




■特別展 ポンペイ★★☆←行った

東京国立博物館|東京都

2022年1月14日(金)〜4月3日(日)

 ヴェスヴィオ火山の噴火により滅びた古代都市ポンペイ。しかし火山の猛威は他の都市にも伸びていた……!火山灰に埋もれたために良好な保存状態を保っていた遺物が、遠く日本にやってきた!まるで昨日まで使われていたかのような道具や美術品など、そこに生きて生活していた人々の息吹がつぶさにわかる展覧会です。富士山が大噴火したら、近隣都市はこうなるのかも……!



■はじまりから、いま。1952ー2022アーティゾン美術館の軌跡 ― 古代美術、印象派、そして現代へ★☆☆

アーティゾン美術館 | 東京都

2022年1月29日(土)〜4月10日(日)

 旧ブリヂストン美術館、現アーティゾン美術館のコレクション展です。一言で言えば「はんぱない」コレクションなので、いついっても見飽きることがありません。多岐にわたるだけに、すべてを理解しようとすると膨大な知識が必要になるという玄人向けの美術館でしたが、今回のコレクション展は、はたして。



■上村松園・松篁 美人画と花鳥画の世界★★★

山種美術館 | 東京都

2022年2月5日(土)〜4月17日(日)

 2回目の登場、上村松園です。松園は美人画を、息子の松篁は花鳥画を得意とし、その共演というわけですね。2人で合作とか、しなかったのかしら?山種美術館は日本画専門の美術館なので、これは期待大!



■日本画トライアングル★★☆

泉屋博古館東京 | 東京都

2022年3月19日(土)〜5月8日(日)

 今季の推しは日本画が続きます。泉屋博古館東京はこの春リニューアルオープン。記念展が春から秋まで3期に分けて公開されます。(だからトライアングルなんですね!)第1弾は、大阪・京都・東京の三都を中心にした画家の作品の展覧会。同時代で異なる地域でつくられた作品を見られる絶好の機会ですね!



■没後50年 鏑木清方展★★★

東京国立近代美術館 | 東京都

2022年3月18日(金)〜5月8日(日)

 こちらも2回目の登場、鏑木清方です。実は没後50年という節目の年なんですね。長きにわたり失われていた三部作のひとつ「築地明石町」が2018年に再発見され、今回三部作がそろってお披露目となります。場所は皇居のとなり、東京国立近代美術館です。レトロな雰囲気も同時に楽しめるといいな!






 以上、私が観たいと思う美術展覧会、冬春編でした!

 こうして並べてみると、2022年上半期は日本画に席巻されそうですね。ここぞとばかりに日本画の息吹を吸収してこようと思います。その他にも、こんなのもあるよ!というおすすめ展覧会がありましたら、教えてくださいねー!



 今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 それでは、ごきげんよう。

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