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love_is_my_life
2021年3月26日 12:51
最近ブックオフで買った本。宮尾登美子の朱夏。三部作の3冊目で、二部目まではだいぶ前に揃えていたのがなかなか3部目が見つからず、こないだ実家帰った時にブックオフ連れてって貰った時に見つけたので迷わず買った。家業が風俗業の家にわがまま放題に育ち、結婚して教師の夫と満州に渡った所。戦時中という何もかも我慢の連続の日々ににじみ出る綾子の我慢に弱い我儘な性格がそのままに描かれていて面白い。母娘や父娘
2020年3月24日 18:24
私の二冊目のゾラの本、『ナナ』を読み終わった。やっぱりすごい。最初一冊目に読んだ『居酒屋』の方が好きだなと思って読んでいたけど、後半の競馬場のくだりとか、次々にでてくるきらびやかな装飾の描写とか、読んでてうっとりする文章に没頭した。『居酒屋』の主人公の娘ナナは、高級娼婦になって暮らしていた。人々を魅了するその体と性格で、生まれた運命を報復する様に生き、死んでいった。ナナに翻弄されその財産を
2019年12月18日 13:19
今月頭に買ったゾラ著『居酒屋』読了しました。他に読みたい本あったのそっちのけで没頭。ずっと前どこかで推薦されてたので読みたいと思っていたら、札幌駅の三省堂で見つけたので買いました。さすが、名著ですね。一人の女の人生をこんなにも生々しく、鮮やかに描ききっている事に圧倒されました。あれもこれも言いたいのですが、ネタバレになりそう笑女の転落人生を描いた小説は、『嫌われ松子の一生』以来でしたが
2019年11月17日 12:31
読み溜まった本の感想。もうだいぶ前なので記憶曖昧ですが…ちなみに、こちら。私はやっぱり行き着く所、よしもとばななと江國香織なんですよね。よしもとばなな『アムリタ』冷静に考えてみれば不幸な筈なのに、そこには幸福の光景が溢れている。誰もが体験しない様な出来事の中に、誰もが経験し、心と体で覚えているような出来事がちりばめられている。あの日の夕焼けとか、熱が冷めた時のスッキリした感じとか
2019年5月4日 13:12
最近と言ってもこの冬読んだ本達。三浦綾子『塩狩峠』三浦綾子の本で初めて呼んだのは、『母』だったけど、それでクリスチャンなんだって知って、クリスチャンの実在の人物を取材して、ノンフィクションに近い小説を書いてるんだって知った。この小説も、クリスチャンの母に産まれて一度捨てられた事から葛藤を抱いて、それでも自身もクリスチャンになって布教したり、成長していく姿を描いた小説だった。自分の中の不純
2019年5月10日 14:19
昨日と打って変わって曇りです。掃除機をかけました。掃除機したら思ったより綺麗になったので雑巾がけはしない事に。益田ミリの『47都道府県女ひとりで行ってみよう』読破しました。益田さんの独特な感性で旅を味わってるのが、変わってるなぁと思った。だけどそれを堂々と文章にして、本当に47都道府県行ったのはすごい事だと思う。私は北海道から殆ど出た事がない。家族で行った沖縄と、一人で舞台を見に