【読書レビュー】かくかく しかじか
おはようございます。リリーです。今日は日曜日、読書レビューをさせていただきます。
読書と言っても今日は漫画。
東村アキコさんの「かくかく しかじか」です。昨晩読みました。
「かくかく しかじか」には、東村アキコさんご自身の、美大受験〜社会人になり漫画家としてデビューするまでの人生が描かれています。全5巻。
東村さんは有名なのでご存知の方も多いと思いますが、有名な作品としてはドラマにもなった「東京タラレバ娘」辺りでしょうか?
結論 面白い!
面白すぎて、一晩で全5巻読み切ってしまいました。
クスっと笑えるシーン。
執筆現在(子育て中)と過去を行き来しながら描かれていくリアリティ溢れるストーリー展開。
10代、20代の若い層よりも、アラフォー以降世代が読むほうが、懐かしい気持ちになって楽しめるかもです。
印象に残ったこと①美大の様子
私自身美大に全然縁がなかったので知らなかったのですが、美大の卒業生は、結構な割合で皆さん大学院へ行くんですよね。
と、ここまでが漫画情報ですが、美大生の卒業後の進路ってどうなってるの?と個人的に気になり、東京藝大のホームページを調べてみました。
学部によって様々、また、イメージしていたよりも、大手一般企業への就職が多い!アーティストにみんななるわけじゃないのね、、、
美大生一般企業就職後の人生にも興味が湧いてしまいました。
印象に残ったこと②スパルタ教育
この漫画で一番焦点が当たっているのが、東村さんの地元、宮崎県で美術教室を開いている先生です。
この先生がめちゃめちゃスパルタなんですよね。
「描け」
と、どんなに辛くても、目の前の被写体をデッサンさせる。
やる気があるとかないとか関係なし。
とにかく生徒たちは、先生の叱咤激励のもと、描き続けるわけです。
私自身あまりスパルタ教育が好きではなかったのですが、スパルタ教育も悪くないのか、とはっと気づかされました。
やる気に頼らず、身体を動かす習慣をつけるのも時には大事だと思うからです。
例えば、仕事でも「やる気でない」と感じていても
、とりあえず手を動かすと何となくそのままスッと進むときってあるなと感じます。
うーん、教育について色々考えさせられました。
印象に残ったこと③宮崎の海
この美術教室が海の近くにあることから、この漫画では宮崎の海のシーンがたくさん出てくるんですが、まあこれがとても魅力的に描かれているんですね。私自身、宮崎に行ったことがありません。近々宮崎に旅行に行きたいなーとふと思ってワクワクしてしまいました。
この記事のアイキャッチ画像をその宮崎のイメージの写真にしておきます。海に行きたいなあ!
東村アキコさんの「かくかく しかじか」、5巻完結ですぐ読めるので、もしご興味持っていただけた方がいたら手に取ってみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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