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モヤモヤが『思わず 考えちゃう』に救われて、素直に我が身を振り返る

こんにちは。櫻子です。
中3男子、小1女子とともに育っている、ADHD要素ありのHSPです。

娘ちゃんがハマっているヨシタケシンスケ、立て続けに読んでいます。

『思わず考えちゃう』は絵本ではなくて、講演会で時間が余ったときのネタ、"普段、勝手に描いているイラスト(スケッチ)を何枚か見てだいて、そのイラストに対するコメント"を集めたものだそうです。

昨夜はちょっと引っかかることがあって、モヤモヤしていて、つられて昔の嫌なことを思い出したりして、すんなり【3つ よかったことを書く】ができなくて。

じゃあ、とりあえずモヤモヤを紙にダーっとバーっ吐き出してみようかと、コピー用紙に思うままに書いてたのです。

モヤモヤしてたのは突き詰めると「便利屋扱いがすごく嫌だ」でした。
例えば、

・家事で忙しそうにしているわたしに向かって、ゴロゴロしている息子くんが自分の方が近いのに「スマホとって」って当たり前に言う

・躍起になってご飯作っているのに「お茶ー」と娘ちゃんがいう

・ネットに弱くて、ネットで買い物や振り込みができないのをコンプレックスにしている旦那さんが「振り込みしといて」「申請しといて」「投資考えといて」とできないのを武器にしてわたしに丸投げする

とか。

いや、自分でやれよー って思う。
赤ちゃんじゃないんだからさーって思うんですが、交渉するのが面倒で、やりたくないけどの雰囲気をバリバリ出しながら対応するのが常なんですけど。

そんなモヤモヤした夜に。
パッと開いたページがこれ。

『思わず考えちゃう』ヨシタケシンスケさん

そしてこれ。

『思わず考えちゃう』ヨシタケシンスケさん

ヨシタケシンスケさんの絵本が刺さるのは、自分で経験して、その経験した自分のいろんな感情を否定しないでまるっと受け止めて、でもさ、しょーがないじゃん?どうしようか?こうだったらいいよねぇ、こうだったら面白いんじゃない?という温度だからなんだなと思いました。

"受け止める"がまずあるから落ち着く、というか。
上から目線の"ありがたいお話"じゃない、から反発しないというか。

「え?そんなのでイライラしてるの?そんなの自分でやらせればいいじゃん」みたいに言われるとガッカリして言葉を無くしますが、

 僕は、怒られるのがすごく嫌いなんですけど、怒るのも嫌いなんですよ。
 怒るのが嫌いだと、怒らなきゃいけない所で、怒れなかったりするわけです。 「いいよいいよ、それでいいよ」って、なっちゃったりする。

『思わず考えちゃう』ヨシタケシンスケさん

っていう人から、

全部、自分に返ってくるわけなんですね、最終的に。

『思わず考えちゃう』ヨシタケシンスケさん

と言われてしまうと、
そうか、わたしはわたしを甘やかしているということでもあるのか。
全部返ってくるのは嫌かもしれない、
おとなしく食べられる覚悟はないかもしれない、
と素直に我が身を振り返ってしまう。

で、振り返って結論は出ないまま、
もりもり書いているわたしのそばで「iCloudの契約なんだけど」と居座る息子くんをあしらったりしてさらに遅くなっちゃて、良かったことは書けないで寝たけれど、起きたら不思議に気分は変わっていて。
(しかも起きたのは4:30なのに)

この本のおかげかなと思いました。

本は昔から好きなんですが、最近は特に誰かからの差金なんじゃないかというくらい「はい、今の君はこれねー」という感じの出会いばかり。
ありがたいです。

というわけで、ヨシタケシンスケ、引き続きおすすめです。

読んでくださってありがとうございました。


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