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【実録】“超夜型人間”の1ヵ月 朝型生活チャレンジ

僕はもともと超夜型人間なのですが、実は、ここ1か月ほど朝型生活(5時起き生活)にチャレンジしていました。

その教科書として、早起きコミュニティ『朝渋』の主催者である、5時こーじさん(@kojijico)の以下の書籍を買いました。

「習慣化するには最低3週間は必要」ということもあり、とりあえず3週間だけ続けてみることに。(note書くタイミングで1ヵ月まで延びました)
毎日、実験的に記録を取っていたので、感想とともに公開していきたいと思います。

※外出自粛の影響で、かなり時間が空いてしまった独身男性の実験録として、ご笑読いただければと思います。

はじめに(今までの生活リズム)

もともと僕は “超夜型人間“ です。今までの生活リズムをざっくり言うと、
●9時:起床 
●9時半~23時:仕事 
●23時~27時:余暇
(ゲーム、サウナ、YouTube鑑賞など)
みたいな感じです。だいたい6-7時間寝てました。仕事は裁量労働制なので、厳密な時間は決まってません。もちろん休憩は入れています。

なお、上記リズムに「通勤」がないのは、僕が会社から徒歩3分のところに住んでいるからです(この2か月間、本当に意味なかったです)

さらに、飲み会に行く日だと、20時~23時が飲み会に変わるようなイメージです。金曜日は毎週のように飲み会(or サウナ)に行ってました。飲み会は余暇の時間をそのまま食うこともあります。いずれにせよ26-27時就寝です。

なぜ朝型生活をしようと思ったのか

これは外出自粛の影響が大きいです。「自粛期間は今までにできなかったことをやる期間」と(無理やり)考えるようにしていて、読書やウェビナー参加などのインプットを中心に行っていました。でもそれも途中から飽きてきます。そんなときに、今までは無理だったけど、今なら出来る「あること」に気付きました。

それが 「朝型生活への移行」です。

在宅勤務で、勤務時間の裁量はほぼ100%。パートナーに迷惑をかけなければ、何時に仕事をしていても良いような状態です。それに対面での飲み会も無い。オンライン飲み会は途中参加・途中退出OKみたいな雰囲気だし、遅くまでやることもない。

「よし、朝型生活チャレンジをやってみよう。これだけ障壁が無い中で朝型生活になれなければ、もう無理だと諦めよう。」

そんな都合の良い割り切りでスタートしました。

あともう1つ、毎日30分だけでもランニング/散歩がしたいという意図もありました。ランニング中にも「密」を避けなければならないので、強制的に5時台に走ることになりました。

こうして、4月23日より、5時起き生活にチャレンジし始めました。

前回のサウナの記事でも書いた通り、“やると決めたら、まず、その道のプロの言う通りにやってみる”という精神なので、なんとか5時起き(のために22時に寝る)を心がけることを決めました。

今から記録が続きますので、「メリット」「デメリット」のみを知りたい方は、飛ばしていただければと思います。ぜひ「メリット」の部分は読んでいただきたいです!

記録:1日目~10日目

けっこう失敗する(つくづく意思が弱い 泣)。22時に寝るとすると21時くらいまでには仕事を終わらせたいのだが、それが全くできない。無理やり22時に寝ることにしても、途中で目覚めたりして悪循環に入る。そういった失敗したときの罪悪感がつらくて、7日目くらいで諦めかける。

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1日目~10日目の気付き
・日中の眠気との戦い
・30分~1時間の仮眠をすると、なんとか気持ちを繋げる
・身体が慣れていないので、早期覚醒をしたり、すぐに寝付けないことも多々
・仕事で深めまで対応すると、絶対に起きれない
 ⇒ 業務の先回りをしておかないと22時に寝られない(1週目キツかった)
・失敗の罪悪感に苛まれがち

記録:11日目~20日目

平日は業務を日中に詰め込むことで集中が続き、ほぼ成功。朝の集中力の高さを実感し始める。一方で、休日はひどい有様。5時に起きることはできても、昼間が暇すぎると寝てしまってリズムが崩壊する、ということに気付く。(今回のゴールデンウィークは本当にしんどかった)

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11日目~20日目の学び
・朝7時~10時のゴールデンタイムを実感する(詳細は後述)
・「美味しい朝ごはん食べる」「面白い風景を探す」などの目的を別で用意すると、より起きやすくなる ※松屋のごろごろ煮込みチキンカレーほぼ毎日食べた。美味い。
・日中に予定を入れまくったほうがリズムが作れる
・自分が朝型になっていることが認知され始め、業務の時間調整が楽になる
・何も予定が無い休日はリズム崩壊の引き金になる。早寝(早起き)よりも日中の集中を続けさせる術がないことがネック。仮眠すると危険。

記録:21日目~30日目

1日を除いて、全日程で成功する。失敗した理由は「前日の就寝時間」だと明確に分かる。布団に入って数秒で眠れるようになるし、5時のアラームでパッと目が覚める。数分前に勝手に目が覚める日もあった。

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21日目~30日目の学び
・就寝時間が固定できれば、起きること自体はつらくない
・バッチリ目が覚めるので「二度寝」を1回もしなくなる
・日中も特に眠くなくなる
・夜ごはんの量が減る(後述)

という感じの1か月間でした。
20日目くらいからは、22時台に布団に入って、数分で眠れるようになりました。そうなってくると、全くストレスなく5時台に起きれるように。改めて、生活リズムが定着し始めているのは「3週間目」であるように見えます。

ここから、1か月間やってみたうえでのメリット/デメリットをまとめていきます。

朝型生活のメリット

あくまでも個人的な意見ですが、メリットは以下の6つです。(朝ランニングのメリットは除外)

①作業効率が上がる
②睡眠の質が上がる
③夜ごはんの量が減る
④肌の調子が良くなる
⑤他の人が活動していない(混んでいない)
⑥気持ちが前向きになる

①作業効率が上がる
⇒ 朝7時~10時の集中力の高さは本当でした。電話鳴らない、メール/チャットも来ないので、ゴールデンタイムすぎました。この朝の時間を、連載しているコラムの執筆活動に当てられたのは大きかったです。毎回ネタ集めから始めるのですが、かなり捗りました。あと、ずっと書きたかったサウナのnoteを書けました。もちろん本業であるアイデア出しや企画書制作もやりましたが、夜よりは集中力高くできました。Twitterもあまり更新されないので気にならないです。自分の集中を切らさないことが大事なのだなと思いました。

②睡眠の質が上がる
⇒ これはよく言われていることですが、人間のホルモンの都合上、22時~26時の睡眠の質は高いそうなので、同じ7時間睡眠でも、疲れが取れやすい分、かなりお得感がありました。最後のほうは起きて眠さを感じることが無く「二度寝」の概念を忘れていました。

③夜ごはんの量が減る
⇒ 夜22時に速やかに寝る場合、夜ごはんの量が減ります。すぐ寝るためにはあまり食べられないので、惣菜1品+プロテインくらいがちょうどよかったです。夜ご飯の量が減ったので、お金が溜まったし、ダイエットにも繋がった気がします。逆に朝ご飯をしっかり食べるのですが、朝はどれだけしっかり食べても1000円行かないですし(お酒飲めないですし)、太りにくいのかなと。

④肌の調子が良くなる
⇒ これは②と同じ理由です。22時に寝ると肌の調子が良くなるというのも本当でした。ちなみに僕は32歳ですが、肌質には定評があり、一回美顔器メーカーの方に肌年齢を計っていただいた際に「24歳」だったのですが、その時よりも今のほうが肌の状態は良い実感があります(何の話?)。

⑤他の人が活動していない(混んでいない)
⇒ これは密を避けるためのランニングで実感したことですが、人がいない時間は行動が制限されません。「混んでいない」ということに価値があります。僕は徒歩圏なので通勤関連のメリットは享受していませんが、満員電車もそうですね。また、サウナも5時台でなければ1人で入れませんでした。

⑥気持ちが前向きになる
⇒ これは朝の光をたくさん浴びると「セロトニン」という心に安定をもたらす脳内物質が出る、というやつです。確かに、2-3週目で朝5時に活動しているときは幸福度が高く感じました。(ただ、早起きがストレスになるうちは前向きになりきれないので、注意が必要です。)

朝型生活のデメリット

これは、デメリットではなくて、正確に言うと、「何を大事にするか」という選択の話になるのですが、「一緒に仕事しているメンバーが夜型だと、朝型がデメリットになりうる」ということはひしひしと感じました。書籍にも記載されていますが、「夜22時に寝る」ためには、強い信念が必要になってきます。

例えば、僕の場合で言うと、一緒に働いている人は夜型の人が多いので、20時以降も、信じられないくらい活発に働いています。まさに僕がそうだった通り、20時からが本番です。そこから腰を据えて企画書を書き始めます。また、業務都合だけではなく、これから仕事の飲み会が増えてくると、「仕事の飲み会に行くのか」「朝型を維持するのか(行かないのか)」という二者択一を迫られることになると思います。(というか、上記の記録の通り、僕は仕事優先で前者を選んでしまいそうです)

しかし、こうして、せっかく朝型生活の足掛かりを掴めたので、上手く両立できるような方法を模索していこうと思っています。書籍の中でも、月2回までの「シンデレラルール(24時に寝ればOK)」というオリジナルルールが紹介されています。

これから、そういうものを自分で見つけていこうと思います。

最後に:嬉しかったこと

とりあえず1ヵ月続いた朝型生活。
もちろん数多くのメリットを享受できたからですが、「知識」と「経験」の情報レベルは違うなぁと実感しています。何事もやってみたほうがいいし、誰かが強く薦めるものには、それ相応の理由があるものです。

あと、朝型生活を続けて、情報発信する楽しさを知りました。

Twitterもnoteもそうですが、情報発信は楽しいですね。前回のサウナのnoteを書いてから、「今度サウナ一緒に行きたいです!」と4,5人の方からDMでご連絡いただきました。本気で情報発信すると、仲間が出来るんだなって思いました。

でも深い情報発信には、どうしても時間がかかります。当然、業務中にやるのは難しい。これから外出自粛が解けた休日には、やりたいことがたくさんあります。

だからこそ、平日の朝に時間を作ることが大事なのだなと。

平日の朝5時に起きて、6時~9時を自分の時間として自由に使う。その後に仕事を始める。朝の自由な時間は、そういったアウトプット&そのためのインプットに当てたいなと思いました。(もちろん仕事も!!!)


以上です。

長文となってしまいましたが、最後までありがとうございました!ここまで読んでくださって本当に嬉しいです。

朝浦

【Twitter】
日々思うことをツイートしています。朝型生活の実験記録は無くなってしまいましたが、広告のこと・ゲームのこと・サウナのことを発信しています。

【YouTube】
eスポーツの大会での入賞を目指して、好きなゲームのプレイ動画を垂れ流すだけの実験的チャンネルです。朝5時くらいに『あつまれ どうぶつの森』をプレイしている動画も1本だけあります。


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