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【就活生必読】日本ロレアル社長語る新時代のキャリア選択

こんにちは。20卒日本ロレアル内定者です!
なんて突然名乗られても、「知らんがな!」という感じですよね。
この記事では、21卒就活生向けに、「業界やキャリアの考え方」に関するメッセージをお伝えします。

なぜ記事を書くことになったのか。
今回私たちは、10/16に就活生向けに開催された、日本ロレアルの代表取締役社長であるブリュア氏、CCOである前田氏の講演会に参加してきました。
その中で得られたキャリアや業界についての気付きを、参加できなかった皆さんにも伝えたい!と思い、内定者で記事を書くことになりました。

さて、皆さんに問います。
あなたが仕事をするうえで、最も大切にしたいものはなんでしょう。
裁量権?成長できる環境?社会へのインパクト?

そう言っている割に、今皆さんはなんとなく
「自分にとって身近な業界に行こうかな」
「ファーストキャリアは色々な業界を見られる会社やダイナミックだと思われる業界に行こうかな」
と思っていませんか?

正直言うと、内定者である私たちの中にも、同じことを思ってコンサルティングファームや有名企業を中心にエントリーしていた人はいました。決して、それが悪い、という話ではないのですが、意外と漠然と企業を選んでしまっていませんか?

でも。
今まさに変化している、面白い業界って?これから入るべき会社って?
本当に自分の強みを鍛えられるのは、どんな環境なの?

自分のキャリア感をしっかり持っている人、ダイナミックな世界の中で、もっと挑戦していきたい人。そんなあなたにこそ、ロレアルについて知ってほしいと思います。

①私たちのダイナミックな波に、君はついてこられるか。

「俺、化粧品使わないから、全然わからないし、興味もないんだよね」

そんな声をたまに耳にします。
でも、化粧品業界は、実はあなたが思っているよりもビジネスとして面白い業界ではないでしょうか? 
まずは、本当にダイナミックな市場がどんなものか、漠然と、ではなく、社長の言葉を借りてリアルにお伝えしていきます。

斜陽産業には行くな、成長市場に行け、変化していく時代の中で、なくならない仕事をしろ、汎用性の高い能力を身に付けろ。と言われています。
でも、それが本当に実現できるのって、どういう環境なんでしょう?
ここで、世界の動きを大きなスケールで見てみましょう。

ー予測不能な時代、VUCA World

2021卒の就活生のみなさんは、VUCA World (Volatile,Uncertain,Complex,Ambiguous World)について知っていますか?現代は世界的にVUCA(ブーカ)時代、つまり予測が困難な社会と表現されています。
ブリュア社長は就活生に向けて、VUCA worldと呼ばれるこれからの世界、マーケットの変化について語りました。

「2030年の話をします。2030年と言うと遠く聞こえますが、たった10年後の世界なのです。私たちは今後数年間で大きく4つの変化が起こると考えています。」

図1

1.カスタマーの劇的変化・多様化
15年間の間に、2.4億人もの中流階級が増加し、イスラム教徒の比率は4分の1に!? 団塊世代はシニア世代になり、私たちゼット世代とミレニアル世代が経済の主体になっていきます。
2.「持続可能性」はすべての業界において重要ポイントに
地球温暖化・水不足・汚染・化学物質といったものが、土地や自然、エコシステムに影響を与える中で、人々はより高品質なものを求めていきます。それと同時に、持続可能性を実現する技術が求められていきます。
3.競合他社の多様化
もはや大手企業だけが競合として注目される時代は終わりました。化粧品業界においては、過去に5社しかなかった競合企業は、今では1000社以上にまで増えました。例えば、Amazon Indiaには1000以上ものコスメブランドがあるんです。
4.テクノロジーによる革新
皆さんご存知のように、テクノロジーが社会に与える影響は広範囲かつ多様です。テクノロジーによる革新は、美容の概念にも変化を与えました。単に化粧品を提供するのみならず、デジタル化されたサービスを通して、カスタマーへの美の提供をサポートする役割を担うことが可能になりました。

このように、VUCA Worldにおいては、世界が、そして様々な市場がダイナミックに変化していきます。
これまでにないアイデアを試していけそう!新しいチャレンジができそう!という期待感が高まってきますね。講演会を聞きながら、私たちもこれからの世界が楽しみになりました。

ーVUCA Worldにおける、ロレアルの強みって?

では、このような変化が見られるVUCA Worldの中で、果たして化粧品市場は生き残っていけるのでしょうか?さらには、その中で、ロレアルってどうなんだろう?

と思っているあなたに。私たちがこの会社を最終的に志望し、選ぶに至った理由でもある、この時代だからこそロレアルに感じている魅力を教えちゃいます。

A.デジタルの力

時はデジタル。
ロレアルは最先端のトレンドを築く企業として、化粧品業界におけるデジタル分野の発展に最も注力している、と言っても過言でありません。

現在、ロレアルのソーシャルメディアは3億5千万人のフォロワーを有しています。消費者のニーズや欲求の把握をより強化し、また消費者との直接コミュニケーションを可能にしました。それだけではなく、このような消費者に対して、私たちはこれまで以上に戦略的にチャレンジしていかなければなりません。ロレアルの中で、このデジタル競争に乗っかっていきませんか?

B.左脳と右脳のバランス

ロジカル思考も、感性も大切にする。
これは、ロレアルの信念のひとつです。

時代はデジタル!と言いましたが、これからの時代に本当に求められるのは、左脳を扱える右脳タイプの人間なんじゃないでしょうか?ロジカルシンキング、もちろん大切なスキルです。しかし、AIに頼めばロジカルな答えは1秒で得られるようになります。そんな時代に、ロジカルだけ鍛えていくスタイルで、満足できますか?
左脳と右脳、どちらも使えちゃうバランス感覚のある人材こそ、これから本当に求められるリーダー像ではないでしょうか。

これからの世界や業界の変化、そしてロレアルの良さを感じてもらえたでしょうか。
ここからは、そんな時代の「キャリア観」について話していきます。

②ロレアルのグローバルキャリアに君はついてこられるか。

どんなにキャリアについて考えて会社を選んでいる、とは言っても、無意識のうちに「会社のイメージ」で判断しちゃっていませんか?

ロレアルは化粧品会社。「とっつきにくいわ!」「自分とは無縁だぜ!」なんて感じる方も多いかもしれません。また、「事業会社って、一つのマーケットしか経験できなくてつまらなさそう」という漠然としたイメージを持ってる人も多いかもしれません。

しかし!そのイメージ、考え方によって、実はせっかくのチャンスを逃しているかも。
ロレアルには、「自分の強みをきちんと持って、グローバルで多様なフィールドで成長できる環境」があるんです。

ー多様なフィールドで自分を試せる、4事業部制

①の4事業部制のところ候補2(MNM_1205)

講演会の中で、日本ロレアルのブリュア社長は

「これからの選択が多様化する日本の化粧品市場に対応するために、
日本ロレアルは4つの事業部によってポートフォリオを組んでいる」

と説明しています。

1.美容室などのプロ向けで、ロレアルの原点でもある、プロフェッショナルプロダクツ事業部(=PPD)
2.ドラッグストアなどに展開する、マスマーケット向けのコンシューマープロダクツ事業部(=CPD)
3.百貨店を主要チャネルとし、美容部員さんを介して販売を行うロレアル リュクス事業部(=Luxe)
4.敏感肌の消費者に特化して薬用コスメを提供するアクティブコスメ事業部(=ACD)

ロレアルでは、それぞれのブランドで扱う商品、流通経路や販売戦略、といった様々な要素を検討していかなくてはなりません。事業部によって、ターゲットも、競合も、ビジネス規模まで、全く違うのです。海外駐在になる可能性もあり、もちろん派遣された国により、マーケットも変化しえます。

どうですか?ワクワクしてきませんか?ひとつのモノを扱い続けるなんてつまらない、というイメージが、少し変わってきませんか?
化粧品を使わない皆さんも、商品としては身近でなくても、ビジネスで扱うモノとしてなら、意外と興味が持てるかも。

ー職種別採用を通して伸ばせる自分の強み

ロレアルは、Marketing、Sales、Financeなど、職種ごとに採用を行う数少ない会社のひとつ。配属のリスクがないので、将来歩みたいキャリアがはっきりと決まっている人にはとってもおすすめです。

とりあえず最初は幅広く学びたいし、基礎的な力を身に着けたいし……。
そんな思いから、コンサルや広告会社など”クライアント定期的に変わる系企業”を選ぶのって、様々な業界・業種の業務経験を得られることから、キャリアのリスクを抑えられる行動ではあります。
だけど、実は「浅く広くなんとなく」のリスクと表裏一体。

むしろ、若いうちからプロジェクトを任され、ひとつの分野をとことん突き詰めて、プロフェッショナルを目指せるロレアルこそ!理想的なキャリア環境のひとつかもしれません。
幅広い経験をしていく大切さも、勿論あります。でも、ひとつの職種を掘り下げる経験こそが、あなたを本当の意味で成長させ、どんな仕事でも自力で前へ前へと進められる能力を養うことにつながっていくのではないでしょうか。しかも、先ほども触れたように、ロレアルでの経験って、けっこう幅広くもあるんです。

講演の最後のQ&Aセッションの中で、「Frame & Trust」という言葉が出てきました。
ロレアルには、型に縛られすぎず、色々試しながら自分のやり方を模索していくことを善しとするカルチャーがあります。自分の選択した職種で、自分流のビジネスのやり方を確立していける。ロレアルには、そんな環境があるのです。

図4

思っていたよりも、成長できる環境であり、描きたいキャリアを歩める会社、というイメージが湧いてきたのではないでしょうか?

おわりに

「化粧品」「感性」という印象の強いロレアルですが、こうして読んでいくと、ビジネスをしていく上でこれからどんどん面白くなっていく環境であることが分かって頂けたと思います。

成長市場、ダイナミックな会社、ロジカル思考、アントレプレナーシップ……そんな言葉を軸に就活をしているあなた、是非ロレアルを視野に入れてみてください。
むしろ、是非、ロレアルのこれからの変化についきてください。
あなたなりのキャリアを、ロレアルで歩んでいきましょう。
Catch me if you can!

図5

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※本記事は、内定者独自で書いている記事です。記事内容も個人の感想をもとに作成したものであり、日本ロレアル株式会社の公式見解、採用活動の公式活動ではございません。

※選考・内定者に関するご質問等のコメントには対応致しかねます。

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