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リファラル入社4割のログラス 社員に聞くリファラル採用の“正攻法”⑦〜継続的に声をかけ、チャンスを逃さない〜

ログラスでは、社員に人材を紹介してもらう「リファラル採用」を推進しており、実際に社員の約4割がリファラル採用で入社しています。

しかし、「どのように声かけしていいか分からない」という悩みはつきもの。
そもそも声かけには勇気がいったり、誰に声かけすべきかわからない人も多い中で、リファラル採用に成功した社員はどんな動きをしていたのでしょうか。

この記事では、「リファラル入社をした社員」と「その紹介者」に話を聞き、リファラル採用を成功させるポイントを紐解いていきます。

株式会社ログラス マーケティング 折元 佳奈(右:リファラル入社をした社員)
京都大学卒業後、みずほ銀行に入行し法人営業に従事。その後、リクルートマーケティングパートナーズ(現 株式会社リクルート)に入社し結婚式場向けの営業を担当。2017年に株式会社ビズリーチに入社し、HRMOS事業のカスタマーサクセス、マーケティング等に関わったのち、2023年よりログラスのマーケティングチームに入社。

執筆記事:メガバンク、リクルート、ビズリーチを経てログラスに入社しました!

株式会社ログラス CTO 坂本龍太(左:紹介者)
鳥取県境港市出身。2013年初の新卒として当時60名程度であったビズリーチに入社。同社が1500人まで急成長する中で、求人検索エンジン、採用管理SaaS、新規SaaS事業の開発責任者など、新規事業を中心に経験。サイバーエージェントに移り、AIチャットボットサービスの基盤を担当。
2019年5月に株式会社ログラスを共同創業、CTOに就任。

執筆記事:CTOの私がログラスに熱狂している理由

リファラルしたい!とずっと思っていました

ーー折元さんとはもともと、同じ職場で働いたことがあったと聞いています。なぜ、ログラスに折元さんを誘おうと思ったのでしょうか?

坂本:折元さんとは約1年半、同じ企業で働いていました。当時は「HRMOS採用」という採用管理サービスに携わっていたのですが、チーム全体として「お客様に対して良いサービスを提供しよう」という気概に溢れた環境でした。その中でも折元さんは、際立って優秀で信頼しており、ログラスを創業してからはいつか折元さんをリファラルしたいと思っていました。

折元さんを信頼していたのは、お客様とプロダクト、両方に対する愛を強く持っていると感じていたからです。「お客様に提供できる価値は何か」という視点を持ちながらも、エンジニアと建設的な議論を展開し、セールスのメンバーの都合も含め、全てのステークホルダーと向き合いながら、ご自身の意見を出していける、そのような方です。

一方で、その様子を見てきたからこそ「転職のご予定はないだろうな」と思っていました。そもそも、これまでの会社でキャリアを積まれていて、それぞれの会社でのプロダクトに対する愛も強かったので、「私のつくった会社」そして「まだ未熟なプロダクト」では、声をかけるのは気が引けるという思いがありました。今となっては謙虚すぎたかもしれません。

熱狂的にのめり込める「愛せる」プロダクトを探して

折元:私の視点からお話すると、坂本さんが「ログラスという会社を起業した」とは周囲から聞いていました。Twitterなどを拝見していても、これからどんどん大きな企業に成長していくんだろうなと感じていて、雲の上のような、とても遠くに行ってしまった方だと感じていました。

確か3年ほど前だったのですが、そんな風に感じている中で、一度「お寿司を食べる会」に呼んでいただいたんです。坂本さんが私のことを覚えてくださっていたので、驚きました。その後、私が前職を退職した際に、Twitterで「退職しました」と発信したところ、すぐに声をかけていただいて、お会いすることになりました。

当時の私は、坂本さんのおっしゃる通り、前職でのプロダクトに対する愛が非常に強くありました。だからこそ、次の仕事についても「同じように熱狂的にのめり込める会社・プロダクトでなければ会社員として頑張れない」と自覚していました。幸いにも、副業やフリーランスとしてマーケティングの仕事をするという選択肢もあったので、しばらくはそういう形で働きながら、愛せる会社やプロダクトを探そうと考えていました。

でも結果的には、お声をかけていただいてからはあっという間にログラスへの入社が決まり、かなり早い段階で転職活動を終えることになりました。

――ログラスの人やカルチャーはどのように知っていきましたか?

坂本:折元さんの「退職しました」というTwitter投稿を見て連絡した後、すぐにお会いして、最短スピードでNDAを結び、オフィスにも遊びに来ていただきましたし、CSチームのミーティング動画も見てただいたりしました。折元さんがログラスに入社してくれるかどうかは、この組織を愛せるかどうかの勝負だと思っていたので、とにかくメンバーに会って話してもらいました。

折元:次々とメンバーの方にお会いする中で、「ここだったらもう1回、前職ぐらいのめり込める、楽しい時間を過ごせるんじゃないか」と感じました。

Loglassに感じた「日本中の働く人を幸せにできる」可能性

ーー折元さんにとって、ログラスはどのようにして「愛せる会社」となっていったのでしょうか。

折元:ログラスの方々とお会いして組織の魅力を感じたものの、Loglassが取り組む「経営管理領域のペイン」については、入社前まで知識がありませんでした。ただ、幸いにも銀行員としてのキャリアがあるため、大枠のイメージを持つことはできていました。

また逆の視点で、マーケターの経験から「Loglassのようなプロダクトがあったら、マーケターとしてもっと仕事の意味を感じて働けていただろう」と、お話を伺う中で感じました。

というのも、大きい組織では役員レベルの方のみが経営データに触れており、「この予算でこれを実施する」と決まったことがトップダウンで流れてくることも多いです。
そうすると、マーケターはひたすら広告を入稿したり、セミナーを開催したりと、ロボットのように決まった作業をする担当になってしまいます。そこで、「Loglassが日本中の会社に導入されれば、一人ひとりが仕事の役割や使命を理解できて、いきいき働ける人が増えるのではないか」と考えました。

前職では、HRの切り口で働く人を幸せにしたいと思っていたのですが、「Loglassを普及させ、経営データの民主化をすることで働く人を幸せにできる」と気づいたとき、次に推すべき「新しいテーマ」として素敵だなと感じました。

「一緒に働きたい」と、きちんと声掛けすること

ーー坂本さんに質問です。リファラル採用を振り返ってみて、「これが正攻法だ」といったナレッジはありますか?

坂本:蓋を開けてみると、折元さんには3年ほどの期間を通して声をかけてきました。

冒頭で「お寿司を食べる会」の話が出てきましたが、その頃からです。折元さんは所属している会社とプロダクトを強く愛していたので、そこが魅力なのですが、でも転職をしてくれるとは思えませんでした。しかし、年月が経つと、キャリアを考え直すタイミングというのは誰しもやってくると思います。

折元さんの入社については、そういったタイミングでご縁がありましたし、仮にご縁が繋がらなかったとしても、「私はあなたと一緒に働きたいです」と声をかけられたら誰しも嬉しいと思います。

さらに、今日お話をする中で、折元さんが私に対して「遠くに行ってしまった」という印象を持っていたと聞きました。全くそんなつもりはなかったので、もしそう思われ続けていたらチャンスを逃していたと思います。なので、きちんとお声がけして良かったなと思います。

――折元さんは、実際にログラスで働いてみてどうですか?

折元:実際に入社してみると、ログラスには同じように坂本さんが大切にしているカルチャーやバリューを体現している方がたくさんおり、エンジニアサイド・ビジネスサイド問わずお客様に真摯に向き合っています。
ビジネスサイドとエンジニアサイドは距離が遠くなりがちですが、同じ価値観を共有できている仲間がたくさんいるというのは、プロダクトを作っていくにあたって一体感を感じられて良いと思います。

リファラル採用がもたらす幸せ

ーー最後に坂本さんに、これからリファラルする人に一言お願いします。

坂本:私の場合、長期的な目標に向けて日々燃えてはいるのですが、長くプロダクトと向き合うことで、良くも悪くも、あらゆることに動じなくなってきているんです。でも、昔一緒に働いていた人とまた働けるのは、純粋に「嬉しい」という感情が湧いてきます。

大企業の一社員として入社すると、どうしても一緒に働ける人を選べませんし、純粋に自分たちだけのミッションを掲げることは難しい面もあると思います。一方、ログラスでは、他の会社と同じように売上や目標を追いながらも、一緒に働きたいと思う人々と自分たちだけのミッションを追いかけるという「しみじみと感じられる日々の幸せ」があると思います。これは生き方としてすごく美しいことですよね。

そして、一人ひとりの影響力が大きいこのアーリーフェーズに、これを共有できる仲間が増えるというのは素晴らしいことです。私はこれからも、リファラル採用を頑張りたいと思っています。

【ログラスをもっと知りたい方へ】

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