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リファラル入社4割のログラス 社員に聞くリファラル採用の“正攻法”④ 〜きっかけは「いいタイミング」での声かけ〜

ログラスでは、社員に人材を紹介してもらう「リファラル採用」を推進しており、実際に社員の約4割がリファラル採用で入社しています。

しかし、「どのように声かけしていいか分からない」という悩みはつきもの。
そもそも声かけには勇気がいったり、誰に声掛けすべきかわからない人も多い中で、リファラル採用に成功した社員はどんな動きをしていたのでしょうか。

この記事では、「リファラル入社をした社員」と「その紹介者」に話を聞き、リファラル採用を成功させるポイントを紐解いていきます。

株式会社ログラス エンジニア 千田 浩輝(右:リファラル入社した社員)
大学時代にベンチャー企業の立ち上げから参画し、テックリードとしてSaaSの開発に従事。その後、大手SIerにジョインし金融システムの開発からマネジメントまで幅広く携わり、2022年6月から株式会社ログラスにジョイン。

株式会社ログラス エンジニア 佐藤 有斗(左:紹介者)
新卒でビズリーチに入社。同社のHRテック領域の新規サービスのテックリードを務める。2021年12月から株式会社ログラスにジョイン。現在は経営データを柔軟に高速に分析できるレポート機能の開発を行なっている。

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きっかけは「ちょうどいいタイミング」での声かけ

ーー千田さんとはもともと、インターン時代に1年半同じ職場で働いたことがあったと聞いています。なぜログラスに千田さんを誘おうと思ったのでしょうか?

佐藤:千田さんは当時から “超優秀層” だったからです。
卒業後も新卒フリーランスとしてスタートアップのテックリードを勤めているほどで、当時から僕も教えを乞うていたレベルです。

千田さんとは仲が良かったし、能力的にもスタートアップ向けの方だったので、ログラスが採用を強化し始めたタイミングで真っ先に声をかけました。 

ーー「スタートアップ向け」とは具体的にどのようなスキルセットですか?

佐藤:専門分野を特定せず、好きな技術を都度学んで伸びていくジェネラリストという意味です。
千田さんは昔から、なにか課題があった時も、自力でなんとかできる力が強い方でした。

「そう思ってくれてたんだ」と千田さん

佐藤:僕が最初に送った言葉は「お久しぶり。そろそろスタートアップに転職したくなってない?」「ログラスという会社で、偉大なB to B SaaSをつくらないかい?」です。

千田:それに対して、僕が「お疲れ様です!次はスタートアップでDDD(※)できればと思っているので、ぜひ」と返したんですよね。

(※ドメイン駆動設計(Domain-Driven Design)という開発手法の略。ログラスの開発チームでは保守性を重視し、DDDを導入しています。)

――そもそも知人に声をかけるのは結構勇気がいると思います。「紹介したのに採用に至らなかったらどうしよう」とは思いませんでしたか?

佐藤:特に思いませんでした。千田さんとは関係値があったので、仮に断られても「しょうがない」と思うくらいでしたね。

ーー千田さんは、知り合いからの声掛けはどう思いましたか?

千田:転職を考え始めた矢先に佐藤さんからの声かけがあったので、「ちょうどいいタイミングで連絡が来たな」と思いました。

当時は、自分がこれまで経験した「スタートアップ」と「金融系の固いシステム」の間をとるような事業を探しており、BtoB SaaSのスタートアップが選択肢として上がっていました。今振り返ると、ログラスは条件にピッタリでしたね。

――もともと探していた要件にログラスがマッチしていたんですね。

千田:たまたまですね(笑)。

佐藤:そこまで要件ピッタリだったなんて。お誘いしても断られる方が多いので、驚きましたよ(笑)。

忙しくて面接できない、選考を勘違い・・意欲が下がってしまうようなハードルをどう乗り越えた?

――選考を進めていく上でハードルになるような出来事はありましたか?

佐藤:2つありました。

1つめは、前職の仕事がとても忙しかったようで、日程調整が全く進まないこと、連絡がとれなかったことです。結果的に特別対応として、夜9時や休日、時には1月1日に面談を組んだりしていました。忙しくてオフィスに来ていただく機会もなかったですし、その意味ではハードルを感じました。

ただ、連絡が取れなくてもログラスへの興味は持ち続けてくれていたので、「とりあえず話してみる?選考にはなっちゃうんだけど」といった伝え方で、一日でも早く社員に引き合わせることを心がけました。

佐藤:2つめは、千田さん自身が「(選考として)1ヶ月の業務委託期間がないと入れない」と勘違いしていたことです。「ログラスって業務委託で会社に入らないと駄目なんですよね?なので難しいです」と言っていた時があって。

千田:懐かしい(笑)。選考フローを勝手に勘違いしていて、応募に踏み切れなかった時期もありましたね。

佐藤:このように、思い込みで機会を逃している方がいると知った時は驚きました。これは千田さんに限らず起こりえることだと思うので、ご縁がありそうな方の不安は積極的に取り払っていきたいと思いました。

――千田さんに質問です。ログラスを知っていく中で、印象に残った点はありましたか?

千田:「技術に尖った人が集まっているんだな」と感じた一方、顧客の声を聞き、取り入れるための努力を重ねている組織なんだということが印象に残りました。ログラスへの興味が大きくそそられた点でしたね。

他にも、モチベーショングラフ(※)の選考で、当時は社員6人が面接官として出てきたことは印象的でした。今よりもずっと創業初期の話とはいえ、ここまで全社的に採用に協力的な会社も珍しいなと。

(※価値観やマインドの相互理解を目的としたログラス独自の選考)

苦楽をともにした仲間と再び働くことで、初心を思い出す

ーー佐藤さんに質問です。リファラル採用を振り返ってみて、「これが正攻法だ」といったナレッジはありますか?

佐藤:僕がおすすめするのは、本当に仲間になってほしい人こそ「次はいつ声をかけたらいいですか?」と締め切りを設けてしまうことです。たとえば半年後だとして、本当に半年後に声をかけると、記憶にも残ってもらいやすいです。

――知り合いと一緒に働くことで、何かモチベーションの変化などはありましたか?

佐藤:まず、選考中はとても不安でした。内定承諾からご入社までかなり間が空いたので、その間に気持ちが変わったりしないかとか、「最初に入ってからも楽しめるのか」と。千田さんは僕のエンジニアの原点にいた人なので、なおさらです。

――「エンジニアの原点にいた人」という表現、素敵ですね。

佐藤:千田さんは「エンジニア1年生」の時期に苦楽を共にした人なので、初心を思い出させてくれる存在なんです。千田さんと一緒に過ごしていたインターンで、社会人としての振る舞いや、プロとしてやっていく心構えを一緒に学んでいたからです。
なので、入社されてからは「千田さんに負けてられない」「適当なことをしてはいけない」と背筋が伸びています。

千田:そんな風に思っていてくれたなんて、嬉しいですね。これからも同じミッションに向かって頑張りましょう!


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